富士通本社、まさか「ニューイヤー駅伝の優勝旗」を紛失するとは(大汗)

・富士通のニューイヤー駅伝優勝旗が所在不明　紛失や盗難の可能性含めて調査(日刊スポーツ)

確かに大昔、夏の高校野球の全国大会の優勝旗が学校から盗難に遭って、最終的には近所の中学校の床下から見つかったという逸話は聞いたことがありますが(→Wikipediaにありました(笑))、まさかニューイヤー駅伝、しかも富士通の本社で「紛失」するとは( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ

今年1月1日のニューイヤー駅伝（全日本実業団対抗駅伝）を制した富士通は16日、優勝旗が所在不明になっていると発表した。
次回大会に向けて返還準備を始めた先月下旬に判明した。都内の本社事務所内にケースに入れて保管していたという。広報担当者は日刊スポーツの取材に対し、「6月12日までは社内にあるのが確認できた」と説明。今月8日に陸上競技連合に報告。紛失や破棄、盗難の可能性も含めて調査しているが、発見されていない。
一方、大会を主催する日本実業団陸上競技連合は「特に大会参加への支障はありませんし、ペナルティーなどもありません。ただ表彰式で優勝チームへ渡せる旗がないということです」と回答した。新たに優勝旗を製作するには、刺繍（ししゅう）など精緻な作業が必要なため、3～4カ月はかかるという。それも踏まえて「来年以降はどうするのか、従来通りの旗でいいのか、それとも時代に合ったものにするのか、現時点では保留です。富士通さんの意向も含めて、今後の対応を考えたい」と話した。
ニューイヤー駅伝は1957年（昭32）に始まり、実業団男子の駅伝日本一を決める権威ある大会。1988年（昭63）から「ニューイヤー駅伝」として1月1日に群馬・前橋市を舞台に開催されており、元日の風物詩となっている。歴代最多優勝は旭化成の25回で、富士通は今年1月の大会で12年ぶり3度目の優勝を遂げている。
なお、富士通側は16日午後に日本実業団陸上競技連合を訪れ、謝罪と問題の経緯について報告する予定。

「6月12日までは」ってとこがなんともテキトーな。だったら富士通の本社の入り口のなにか社内外で顕彰すべき事案なものを飾るガラスケースみたいなのを作って、そこに誰でも見られるようにずーっと飾っときゃいいのに。たとえば両国国技館(確か名古屋・大阪・福岡の地方場所でも同様)で行われる大相撲の本場所で、お客さんにも見えるように優勝旗や天皇賜杯、その他諸々の顕彰モノなのをガラスケースに入れて飾ってるような感じで。社外のお客様にもいいアピールになるでしょう。そこは「よくやった。あんたらは我々の誇りだ」と返却する直前まで通年で飾ってやんなさいよ。

富士通本社、「まずはそういうとこ」だぞ(苦笑)

で、主催者の日本実業団陸上競技連合の広報担当氏(と思われる)のコメントを見て思ったのは、

「特に大会参加への支障はありませんし、ペナルティーなどもありません。ただ表彰式で優勝チームへ渡せる旗がないということです」

いやー、これはなかなか重い一言だね。となると、次の元日で優勝するチームには優勝旗が当日には手渡せない、となると他チームに迷惑もかかる。そうなると、

富士通、どーにか「連覇」してお詫びしなさい。

って事になりますな、こりゃ(苦笑)。

ちなみに記事にも書いてあるように富士通は今年の正月に「12年ぶりの」優勝を果たしてるわけですが、近年のニューイヤー駅伝はアンカー区間に入ってもまだまだ勝負がわからんという事も非常に多く、旭化成を筆頭に多士済々のライバルチームもいるわけでなかなか連覇のハードルは高いわけですが…。

上位3チームが2分差以内にひしめく大混戦でした。ま、ここらへんはニューイヤー駅伝の方は実際は1人あたりの距離がバラけていて、この翌日と翌々日に行われる「全区間まんべんなく長い(10区とも20キロ以上)」箱根駅伝に比べると例年、前後とのタイム差が思ってた以上にさほど開かないのがニューイヤー駅伝の特徴でもありますね。例えば箱根駅伝なんかだと青山学院がぶっちぎると、下手するとシード権争いをする10位ぐらいのとこまで繰り上げスタート(特に芦ノ湖の復路スタートの8時10分一斉スタート)を喰らうこともありますが、ニューイヤー駅伝はせいぜい首位チームが大会新記録級の走りをしても、20位台後半から30位台ぐらいじゃないと繰り上げスタートは喰らわなかったような記憶も。

元日の今日は、なんやかんやでずっと「ニューイヤー駅伝」の中継を見てました(苦笑)

2021年1月1日

↑去年の元日の記事。結局、TBSの中継のほとんどを見てしまい、LINEのグループ会話(クイズサークル岩Q槻の面々の)で大予想大会およびバカトークが繰り広げられてまして、えらいことになってました(笑)。

しかし富士通本社、そんな感じで飾りもせずに倉庫とか物置とかにしまって放置してるんだったらさっさと陸上部or駅伝部(一応調べたら「陸上競技部」になるんだそうです)の選手寮とかに返却して大事に飾っときゃいいのに。

ちなみに先程書いた大相撲の優勝旗なんかも、実際のとこは東京場所の時は千秋楽翌日に優勝力士の付け人が相撲協会の事務局(やはり両国国技館にあります)を訪れて返却しに来てるそうですし、そんなに大事に飾る気もないんだったらさっさと正月明けに日本実業団陸上競技連合に返しに行ったほうがいいかもね。まあこんなんで富士通の駅伝選手に動揺が走るとは思わないけども…。

しかしそこはまさに福利厚生の一環でもあり、企業アピールの場でもあるんだから、そういうとこは大事にしろよ、富士通本社(苦笑)。