・ロッテ、16安打8得点で大勝!14日勝てば51年ぶりの優勝マジック9点灯 引き分けでもM10点灯(スポニチ)
今日もオリックス戦でした。今朝こんな記事を書いてたんですけども、
しかしあんだけ打線の繋がりがなかったのに、ウソみたいにヒットが続いて最後にはトータルで先発全員安打を含む16安打で8得点も…。
◇パ・リーグ ロッテ8─2オリックス(2021年10月13日 京セラD)
ロッテはパ・リーグ優勝争いの天王山第2戦で先発全員安打となる16安打8得点でチームは連敗を3で止めて今季勝率5割以上を確定させた。この勝利で14日のオリックス戦に勝利すれば2位のまま優勝マジック「9」が点灯する。引き分けた場合でも2位のまま優勝マジック「10」が点灯する。
初回から1死二、三塁のチャンスでレアードの左前適時打で先制。1―0の3回には2死一、二塁でエチェバリアの左前適時打で1点追加し、さらに2死満塁で藤岡の左前適時打で加点。その後、押し出しで1点追加してこの回は打者一巡で4点を奪いリードを5点に広げた。その後も得点を重ねて先発全員安打となる16安打8得点で大勝した。
投げては今季5勝目を目指す先発マウンドに上がった石川。初回は3者凡退に抑えたが、2回は2死一、三塁のピンチを招くが伏見を二飛で打ち取ってピンチを切り抜けた。その後、3回と4回に1安打ずつ許したが5回以降は無安打投球を披露。9回に杉本に1発を浴びて2点を失ったが完投勝利で今季5勝目を飾った。
優勝争いの天王山第3戦となる14日のオリックス戦の予告先発は佐々木朗。高校日本代表候補と同僚だった左腕・宮城と初めての投げ合いとなるが「大事な試合を任されたので、それに期待に応えられるような投球をしたい」と意気込み、佐々木朗の好投でチームとして70年以来となる51年ぶりの優勝マジック点灯を決める。
そして喜ばしいのは、不調でなかなかヒットが出なかった佐々木朗希にも、怪我をおしてプレーしてくれているマーティン様にもヒットがでたこと、そして9貝にはレアード様に代わって一塁を守っていた元気者の三木亮にもタイムリーが出たのは本当にありがたい。五右衛門はどえらい省エネ投法(?)で9回2死からラオウ氏にホームラン打たれて完封は逃したものの、それでも完投勝利を達成してましたし。
・【和田一浩】ロッテ左腕攻略の基本徹底 直球は逆方向、変化球は強振せず(日刊スポーツ)
とにかく今日のロッテはホームランは出ずにヒットヒットの積み重ねで「とにかく冷静かつしたたかに、攻略ができていた」のがものすごく大きかったですね。日刊スポーツさんに興味深い記事が出てました。
<オリックス2-8ロッテ>◇13日◇京セラドーム大阪
逆転優勝に向けて負けられないロッテが、“左腕攻略”のお手本になるような打撃に徹して勝利を挙げた。前日の試合は終盤までリードしながら追いつかれての引き分け。残り試合を考えれば、直接対決2戦目の今試合は絶対に勝たなければいけない試合だった。オリックスの先発山崎福に対し、チーム一丸となって襲いかかった。
山崎福といえば、140キロ台中盤の真っすぐとスライダーのコンビネーションを使い、チェンジアップを決め球にする左腕。この手の投手はそれほどの球威もないだけに、打者はついつい長打を狙いたくなる。強振すれば“ゴロの山”を築くが、相手の術中にははまらなかった。
真っすぐは逆方向を狙い、変化球は強振しない打撃を徹底していた。初回、先頭打者の荻野はカーブをバットに乗せるように右前へ。続く中村奨はカウント2-1からヒットエンドランで左前。ゴロを打たせて取る投手に対し、ゴロを打たなければいけないヒットエンドランは有効な戦術で、アッという間にチャンスを作った。1死後、レアードも逆方向に押っつけるような打撃で1点を先制した。3回にも山崎福から3安打と1四球でノックアウト。2番手のK-鈴木からも2四球を選んで4点を奪った。
今試合の山崎福は真っすぐが高めに浮いたこともあるが、ゴロアウトは5個(併殺は含めず)。そのうち自由に打っていた外国人のマーティンが2個で、エチェバリアが1個(併殺)を記録。クリーンアップ以外の日本人打者は“左腕攻略”の基本を徹底したバッティングだった。
3番のマーティンと4番のレアードは、狙い球を絞ってくるタイプ。ツボにはまったときは怖いが、驚異的な打撃技術を持っている打者ではない。日本人打者で3割以上、打っているのは荻野だけ。個々の打者を見ると、それほど打てる打線のようには思えないが、今試合を含めて551得点はリーグトップ。派手さはないが、基本に忠実な打撃をチームで徹底する強さがある。首位オリックスとの直接対決は、残り1試合。連勝すれば、逆転優勝の可能性も膨らんでくる。
「勢い」も勿論必要だが、冷静に「攻略」できたことも非常に喜ばしいっす。しかし3回表のレアード様から藤岡裕大までのレフト方向への4連打はしびれましたねえ。そして山崎(福)投手をマウンドから引きずり下ろした後に、K-鈴木投手から連続四球で押し出しで更に1点取れたということも。特に昨日以前までは1点に泣かされる試合がずーっと続いてただけに。
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で「2位でもマジック点灯」の可能性、とは( ゚д゚)ポカーン
・ロッテが快勝、14日にオリックス戦で佐々木朗希にM点灯託す(日刊スポーツ)
そして明日のオリックス対ロッテ戦、勝った方にマジック点灯、ロッテは引き分けてもマジック点灯…と。しかし残り試合数の関係とは言え「2位でも」というのは正直言って珍しい。
<オリックス2-8ロッテ>◇13日◇京セラドーム大阪
2位ロッテが首位オリックスに快勝した。明日14日にオリックスに勝利すれば優勝マジック9が、引き分けでも同10が点灯する。いずれも順位が2位ながらのマジック点灯になる。
この日は先発石川歩投手(33)が9回2失点で完投。打線も24試合ぶりに2桁安打を放ち、オリックス山崎福を3回途中でKOした。先発全員安打もマークした。
大一番の14日は佐々木朗希投手(19)が1軍で初めて中6日で先発。高校日本代表のチームメートだった同世代のオリックス宮城と、マジック点灯をかけて投げ合う。
▼ロッテが勝ち、14日のオリックス戦に引き分け以上なら優勝マジックが点灯する。勝てばM9、引き分けはM10。1シーズン制でロッテにマジックが点灯すれば、70年以来51年ぶりとなる。今季のロッテは9月16日ソフトバンク戦からマジック点灯の可能性があった試合で6度点灯せず、7度目の挑戦。2位チームにマジックがつけば14年オリックス以来。
▼石川が97球で完投。ロッテの投手が100球未満で完投勝ちしたのは、11年6月11日広島戦の渡辺俊介(99球、1失点)以来。
もしかしたら日曜日の岡大海の同点弾、昨日の小島和哉の好投そして同点弾を喰らった後の涙…が、「何か」が変わったのか、それとも新たなスイッチが入ったのか。いずれにしてもこれでオリックスとは1.5ゲーム差。正直先週の段階では3連敗すら覚悟していたぐらいで現時点で1勝1分、というはっきりいって「望外な」展開になっているだけに…。だから明日はどーにか必死こいて佐々木朗希を打撃陣は早めにバックアップするようによろしく頼むです。
以上です。
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