・ロッテ6連勝!“五輪男”角中が千金打 16日にも51年ぶりM点灯(スポニチ)
昨日の記事の話の続きになります。つーか、角中勝也が夏季五輪開催年ごとに大活躍するジンクス…っつーのがあったのか。なんか「こち亀」で夏季五輪開催年ごとに登場する日暮巡査みたいな(苦笑)
決勝タイムリーを含む2安打2打点、本日のヒーロー #角中勝也 選手!!#chibalotte #広報 pic.twitter.com/PrXIwLKQ7H
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) September 15, 2021
◇パ・リーグ ロッテ5―4ソフトバンク(2021年9月15日 ペイペイD)
「五輪男」の本領発揮だ。4―4の7回1死二塁。ロッテ・角中のバットが、甲斐野の140キロフォークを捉えた。左中間への決勝二塁打。それでも、15年目のベテランは「個人的には打ち取られた当たり。ちょうどいい所に落ちてくれた感じ」と、ひょうひょうと振り返った。
3回にはスチュワートの152キロ直球を右前適時打。「真っすぐを引っ張ったのは久しぶり。自分でもビックリ」。ここ2試合で3打点を挙げ、51年ぶりのマジック点灯を引き寄せる活躍にも、独立リーグからNPB入りした苦労人は浮かれなかった。
五輪開催年には不思議な縁がある。ロンドン五輪の12年、リオデジャネイロ五輪の16年には、いずれも首位打者を獲得。1年延期で東京五輪が開催された今年も5月まで打率3割台をキープしたが、以降は成績は下降した。それだけに「今年は1カ月くらいしか仕事していない。終盤しんどいところで仕事できてよかった」と、胸をなで下ろした。
成長株としてチームの原動力となっていた藤原も左ふくらはぎの打撲で離脱しており、前日からはチームトップの25本塁打をマークしている主砲のマーティンが発熱で離脱。主力不在の危機を見事に救う活躍でチームは今季最長タイの6連勝(1分け挟む)とした。2位のオリックスを4ゲーム差に引き離し、きょう16日にも1シーズン制ではリーグ優勝した70年以来となるマジック「26」が点灯する。井口監督は「(角中は)状態がちょっとずつ上がってきた。マーティンもいないのでやってもらわないと困る」と期待を寄せた。
ポストシーズンを制して日本一まで駆け上がった10年は13試合の出場で1安打も記録できなかった角中は「自分としては優勝していない」とまで言う。反骨心と向上心で成り上がってきた男に、本当の意味での「優勝」という最高のタイトルが近づいてきた。
≪ロッテが○か△でM点灯≫首位・ロッテがソフトバンクに勝利、2位・オリックスは楽天に敗れた。この結果、16日にもロッテに優勝へのマジックナンバーが初点灯する。条件はロッテが○か△、オリックスが●ならM26が出る。1シーズン制でのロッテのM点灯は70年以来51年ぶりとなるがどうか。
▽70年9月5日のロッテM点灯 平和台で西鉄と対戦。3回までに0―7とリードされたが、山崎、江藤慎、池辺、アルトマンが本塁打するなど10得点で逆転勝ち。2位・南海が東映とのダブルヘッダーに連敗したためM24が点灯した。
▼ロッテ・中村奨(初回1死三塁で先制の中前適時打)初回からチャンスで回ってきたので先制できてよかった。チームが勝つことが一番。
ま、さすがに2012年・2016年の時に比べると、年齢的な問題(特に動体視力とか)や他球団の研究も進んで「2ストライクから粘りに粘るノーステップ打法」「角中の本領発揮は2ストライクから」のあれが年々できなくなっていて、更に外野手のポジション争いも激しくて時折スタメン起用されても常時3割を打っていた頃に比べるとなかなかチャンスで打てなくなってもいるんですが…。
それでも時折いい仕事をしてくれるなあとは思ってもいるんで、引き続きいい仕事をして、↑こんな感じで飄々とした表情で何をいうかわかんない(?)「角中語録」が聞けることを楽しみにしてますわ(笑)。まあそういう意味では角中とはほぼ同世代の荻野貴司が若い頃は怪我での長期離脱が少なくなかったのに、最近の30代半ばになってからずっと試合に出続けて打率3割前後もキープし続けてるのが「驚異」ではあるんですけどね(^_^;)。
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マジック点灯=「孔明の罠」ぐらいに思ってたほうが(苦笑)
・【オリックス】今季ワーストタイ4連敗16日にも自力V消滅危機…中嶋監督「勝つ時も、負ける時もある」(スポーツ報知)
で、オリックスが吉田正尚の離脱以降、パタッと勢いが止まるってのは正直予想外でしたな…。ま、ロッテで言えばそれこそ荻野貴司と角中勝也を足して2で割って長打力を加えたような存在だからなあ。
◆パ・リーグ 楽天7―0オリックス(15日・楽天生命パーク)
苦々しい敗戦で窮地に立たされた。「勝つ時も、負ける時もあるんで。それで別に、一喜一憂するわけじゃないんで」。今季ワーストタイ、3度目の4連敗。16日にも自力優勝の可能性が消滅するが、中嶋監督は前だけを見据えて言った。
連敗中はたった計2得点。この夜も貧打だった。初回2死一、三塁でT―岡田が見逃し三振。2回1死二、三塁もつぶすと、相手先発の滝中を7回までスイスイと泳がせた。6回はジョーンズ、T―岡田、モヤの中軸が計5球で3者凡退。沈黙は最後まで続き、ゼロ封負けも4度目となった。
「自分らの形を思い出してやるしかない」と中嶋監督は訴えかけた。吉田正の離脱後は2勝6敗1分け。主砲不在がモロに響き、首位をロッテに明け渡した8日から1週間で4ゲーム差にまで広げられた。2分けを挟んでカード5連敗の3位・楽天とも1差。踏ん張りを利かせられるかが重要だ。
ただし、中嶋監督の「勝つ時も、負ける時もあるんで。それで別に、一喜一憂するわけじゃないんで」のコメントはまさに同感で、千葉ロッテだっていつ何時、主力選手の離脱がきっかけでこういう事態に陥るかわかんないですしね(それこそ上記の角中の項目で欠いた荻野貴司とか。いくら怪我に対して常日頃のケアをしていても、それでも死球による骨折みたいに「どーしても防げない」のもありますから…)。
そのためにも「程よいチーム内競争で、選手層を厚くしておく」ことも大事で、去年のソフバンは周東選手とか栗原選手とかの「え、そこからブレイクしますか?」という物凄くいい意味での「伏兵」の台頭が大きかったわけで。…ま、オリックスもロッテも「抜群な投手陣」と「火がついたらもう手がつけられない打撃陣(逆に言うと着火するまでが一苦労と(泣))」という似た者同士ゆえに、まあこのまんまロッテが逃げ切れるとも思わないし、オリックスも勿論のこと、最下位からチーム立て直しを図る日ハムまでも含めてパ・リーグ6球団の壮絶な「食い合い」が続くんだろうなとも思っておりますです。
なので今日のソフバン戦次第ではロッテはマジック点灯か?と言われても、正直ピンと来ない上に、
「待てあわてるな、これは孔明の罠だ」と思ってるほうが実は精神衛生上いいのかもしれないですね(^_^;)
以上です。
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