・貴景勝が照ノ富士との優勝決定戦の末、涙の大関初優勝 来場所初の綱取りへ「強ければ勝てるし、弱ければ負ける」(スポーツ報知)
2横綱2大関が休場するわである意味で盛り上がり的に大変そうだった大相撲も、これで来年からまた楽しみになってきた感じで(笑)
◆大相撲11月場所千秋楽(22日・両国国技館)
大関・貴景勝(24)=千賀ノ浦=が2敗同士の優勝決定戦で、小結・照ノ富士(28)=伊勢ケ浜=を下し、自身2度目の優勝を飾った。
本割で敗れ優勝決定戦でつかんだ賜杯は大関としては初めて。出場番付最高位としての意地を見せた。
昇進を諮問する横綱審議委員会には「大関で2場所連続優勝あるいはそれに準ずる成績」との内規がある。大関昇進後は初めて賜杯を抱いた貴景勝は、来年初場所(来年1月10日初日、両国国技館)で初の綱取りに挑む。
今場所は、2場所連続で初日から白鵬(宮城野)、鶴竜(陸奥)の両横綱が休場。大関・朝乃山(高砂)が3日目、新大関・正代(時津風)も5日目から休場し、2横綱2大関が不在の異常事態となった。一人大関となった貴景勝は、連勝で逆転Vを狙う照ノ富士の挑戦を退けた。
涙ぐんで土俵下でのインタビューを受けた貴景勝は、綱取りについて聞かれると「小学校から相撲やってきて毎日強くなりたいと思ってやってきました。強ければ勝てるし、弱ければ負ける、自分と向き合ってやっていきたい」と話した。
個人的には照ノ富士が本割で貴景勝に土をつけてくれて、優勝決定戦まで行ってくれたのは嬉しかったですね…これで1強にならんで済んだな、と。できれば照ノ富士も早いうちに大関に戻って、正代や朝乃山と競り合ってどーにか休みがちの横綱の白鵬・鶴竜に引導を渡すような力士にならないとねえ…とねえ。
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理事長、横審対策は任せた(苦笑)
・八角理事長「本当にいい大関だね」1人大関の責任を果たした貴景勝を称賛(スポニチ)
個人的には貴景勝を見ていると、風貌とか相撲の中身とかがかつての八角理事長…元横綱の北勝海を彷彿とさせるんすよねえ。決して器用ではないタイプとかも。
◇大相撲11月場所千秋楽(2020年11月22日 両国国技館)
大関・貴景勝が優勝決定戦で小結・照ノ富士を下し、2018年九州場所以来、2度目の賜杯を抱いた。
本割は立ち合いの当たりに威力がなく、途中で相手を見るような形になって照ノ富士にもろ差しを許す。そのまま押し込まれ最後は浴びせ倒された。
八角理事長(元横綱・北勝海)は「照ノ富士が踏み込んでいるから後手後手になった。(照ノ富士の立ち合いの変化を警戒して)踏み込めなかった」と指摘した。
しかし、決定戦では貴景勝が鋭い立ち合いから一気に前に出た。下から相手を押し上げ、棒立ちのようにさせせ、そのまま押し切った。
八角理事長は「貴景勝はやっぱり、かけたね。照ノ富士が立ち合いで変わってこないことに。最後、開き直れた。1人大関で立派ですよ。コロナ禍の中、国技館に来てくれたお客さんのために、これだけの相撲を取ってくれた。本当にいい大関だね」と大関の頑張りを称えた。そして「照ノ富士も頑張ってくれた。2人ともよくやってくれた」と満足そうに話していた。
なので照ノ富士の大関復帰のかかった場所と、貴景勝の綱取りがかかった場所は、プレッシャーをかけずに温かい目で見守ってあげたいなあと思いますね。せめて優勝を飾った際に「12勝3敗じゃレベルが低すぎる」とか「白鵬と鶴竜がいない低レベルな優勝争い」とか無茶苦茶なことを言いそうな横綱審議委員会をなだめる役をどーにかよろしくです(苦笑)。
大相撲史入門(1) (角川ソフィア文庫) [ 池田 雅雄 ]
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