・【ロッテ】前楽天・西巻の入団決定 平沢との仙台育英コンビ結成にも意欲(スポーツ報知)
しかし楽天球団も、まだ高卒2年目で戦力外通告→育成契約への打診って。まだ若いし可能性もあるのになんでこんな事をしたんだろうな。謎だ。
【 #ロッテ 】前楽天・西巻賢二を支配下選手で獲得へ https://t.co/RbcVCpMD9n #プロ野球 #野球 #baseball
— スポーツ報知 プロ野球取材班 (@hochi_baseball) November 13, 2019
ロッテの入団テストを受けていた前楽天の西巻賢二内野手(20)の合格が14日、正式決定した。支配下選手として契約する。年俸は480万円。167センチ、68キロと小柄な体格ながら、高卒1年目から1軍経験のあった有望株を獲得したことで、二遊間の強化に成功した。シート打撃は2打数1安打2四球と結果を残した。視察した松本球団本部長は「選球眼もいいし、実戦タイプ。高卒1年目から1軍の試合に出ていたし、いいものを持っている。うちとしては支配下でやれる」と評価した。
井口監督も「しっかり振れるし、自分の形を持っている。まだ2年目で伸びしろ満載。(内野陣の)いい刺激になれば」と今後に期待を寄せた。
西巻は新人だった18年には25試合で打率2割4分7厘をマークしたが、今季は2試合の出場にとどまり、シーズン後に楽天側から育成契約の打診を受け、「考える部分はあったけど勝負したいと思った」とロッテの入団テストを受けることを決断した。
合格の吉報を受けた小兵は「素直にうれしいです。気持ち新たに頑張りたい。とにかく、どんな形でもいいので出塁をして得点に絡める選手になりたいです。出塁することが自分の持ち味。四球もヒットと同じ。相手に嫌がられる選手だと思う。1軍の舞台で競争に入っていけたら」と、レギュラー獲りに意欲。
「憧れ」と語る仙台育英高の2歳上の先輩・平沢との共演にも期待が集まるが、「まずは自分がそのレベルに上がっていかないといけない」と成長を誓った。
そして仙台育英高校の平沢大河の2年後輩だったと。本来はロッテの伊東監督が惚れ込んでドラフトで半ば強行指名しなければ、楽天でチームメイトになったかもしれない両選手…と思うと、人の縁とは不思議なもんで。そして平沢大河もかわいい後輩がやってきてこれでより一層トレーニングに励むんだろうなあ。
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で、その大河は昨日、鳥越コーチから大説教を受けてたそうで…。
これはTwitterでたまたま見たんですが、
そうだったんですね、BGMと打球音と老化のせいで、内容は良く聞き取れませんでした。
聞き取れたのは、鳥越コーチが
「俺はいくら嫌われ(憎まれ?)たって、お前が上手くなればそれでいい」って、ところくらいでした。
井口監督も背中で聞いてたのかな?
根元コーチも大河の隣で聞いてましたね、、、— あめふりさあかす (@XcJCbujhppcUewD) November 13, 2019
鳥越コーチが大河に「親御さんから預かってる」って言ったというツイート見たけど、これ凄いことだよな
チームを勝たせる責任以外にも、親御さんから預かってるっていう、そこまでの責任感を持って指導してるんだもんな
ロッテの選手は恵まれてるなと思ったし、なんだか益々ロッテが好きになったよ— バロッテリーン (@balotterine) November 13, 2019
↑すみません、お借りしてきました(多謝)
ま、正直何があったのかは知らないんすけど、たぶん「練習中にたるんだプレー」が見られちゃったのかなあって感じがするんですけどね(で、これがもしプライベートに絡むことだったらこんなとこで説教もしないでしょう、フツー(苦笑))。と思うと、鳥越コーチが「俺は嫌われても構わん。でもお前を親御さんから預かってるんだからここまで言うんだ」…と、ここまで大説教したというのはそれだけ期待もしているし、あれだけの野球センスがあるのに…という事でもあると思うんすよね。
個人的には、この大説教が平沢大河にとって、ここから物凄い選手に成長して最後、すべてをやり遂げて現役を引退する頃に「やっぱり、あの時、鳥越さんに叱られたから今の自分がある」と言えるようになってほしいなと思いますね。大人になってから「親身になって」叱ってくれる人なんかやはりいなくなりますから。おそらく鳥越コーチも、中日・ダイエーでの現役時代にいろいろと叱ってくれたコーチや監督がいたから今があるんでしょう。もしかしたら中日なんかでは星野監督から鉄拳制裁受けてたかもしれないし(^_^;)
そしてこのタイミングで「高校の後輩」の西巻選手の加入ですわ。こりゃ燃えないハズはないでしょう。もしかしたら将来、二遊間または三遊間を守る名コンビになるかもしれないですし。今後も期待してます。
実は「プロテクト外し」だったんでは?と。
・楽天は西巻のプロテクト外しに失敗? 巨人・原監督は人的補償廃止を提言 FA交渉激化で議論再燃〈dot.〉(AERA)
ヤフーニュースにこんな記事が。へー。
楽天から戦力外通告を受けた西巻賢二内野手(20)が、千葉県鴨川市で行われているロッテの秋季キャンプで、入団テストに合格した。ロッテが14日に発表した。
西巻は楽天の地元・仙台育英高出身。高卒1年目の昨季は25試合に出場、打率.247の成績を残した。今季の高卒新人として注目された広島の小園海斗内野手(19)が、58試合出場で打率.213だったことを考えると、西巻の成績は決して悪かったわけではない。今季は、ショートの茂木栄五郎内野手(25)と、西武からFA移籍したセカンドの浅村栄斗内野手(28)がレギュラーとして固定されたため2試合の出場にとどまったが、2軍で106試合に出場していた。
ところが楽天は10月18日、「編成上の都合」で西巻に戦力外通告。育成選手として再契約する提案をした。今後の成長が期待される地元選手だけに、驚きが広がった。
一方、西巻の戦力外には「プロテクト外しを狙ったのでは」との声も出ていた。
プロテクトとは、FA宣言によって選手を放出することになった球団が、移籍先の球団から28人のプロテクト枠選手のリストの提示を受け、リストに入っていない選手を「人的補償」として獲得できる制度だ。昨季のオフは、巨人にFA移籍した丸佳浩外野手(30)の人的補償として、広島が長野久義外野手(34)を獲得。同じく巨人にFA移籍した炭谷銀仁朗捕手(32)に対しては、西武が内海哲也投手(37)を指名した。両選手とも巨人の“顔”であるベテラン選手で、大きなニュースになった。
楽天は現在、ロッテからFA宣言をした鈴木大地内野手(30)との交渉を続けている。そのため、人的補償が発生した時の対策として西巻を一時的に戦力外にしたのでは、ということだ。
もちろん、プロテクト外しのための戦力外はリスクもある。自由契約になれば、選手はどの球団とも自由に交渉できる。支配下選手として契約したい球団があれば、西巻が移籍を選ぶのは当然のことだ。事実、昨季のシーズンオフに自由契約となり、FA交渉が終わった後に巨人と再契約したことで「プロテクト外し」が疑われた巨人の上原浩治氏(今季で引退)は、ブログで<自由契約になってから、他の球団から話は無かったですし、ここでもし話があれば、いろいろ考えることはあったでしょうね>と書いている。
結果的に、西巻はロッテに移籍する形になった。実際に楽天がプロテクト外しを狙っていたのかはわからない。今季は茂木と浅村が活躍したことから、西巻は「来季はじっくり育成する」というプランになったことも理解できるからだ。また、プロテクト外しを狙った戦力外には、前述のように他球団への移籍というリスクがあり、ルール上の問題もない。
ロッテにとっては、西巻は「欲しい選手」の一人だったはずだ。仮に鈴木大地が退団となれば、レギュラーの中村奨吾内野手(27)の控えセカンドが補強ポイントの一つとなる。ロッテには西巻の2学年先輩で、2015年夏の甲子園大会で仙台育英が準優勝したときのチームメートである平沢大河内野手(21)もいる。平沢と西巻が二遊間でコンビを組めば、仙台で話題になることは確実。地元・楽天のお株を奪う人気になる可能性も秘めている。その西巻がロッテに入団したことは、プロテクト外しは一時的な“目くらまし”にしかならないことを明らかにした。
それでも、FAで選手を獲得したい球団にとって、人的補償制度は悩みの種だ。一時的な戦力外という手段を使ってでも、1人でも多くの選手を残したいと思うのも当然だろう。
巨人の原辰徳監督(61)は11月4日、FAで選手を獲得したことで強制的に移籍させられる選手がいることに「そのこと(人的補償)になった途端、(FA移籍が)暗いニュースになる」と指摘。人的補償制度の廃止を訴えた。
しかし、一部の球団に実力のある選手がFAで集中してしまえば、戦力の均衡が崩れ、2軍にいる将来有望な選手が、1軍での出場機会が減ってしまうという問題もおきる。
そこで労組プロ野球選手会は、2軍選手の「飼い殺し」を防ぐため「現役ドラフト」の導入を訴えている。通常のドラフトは、アマチュアの選手を指名するが、現役ドラフトでは各球団で「実力はあるけど出場機会に恵まれていない」選手が対象になる。
米国や韓国ではすでに導入されていて、米国ではヨハン・サンタナ投手が移籍後にサイ・ヤング賞を獲得したこともある。日本野球機構(NPB)も導入に向けて前向きだ。
仮に現役ドラフトが実現すれば、人的補償制度を廃止しても「戦力の不均衡」や「若手の飼い殺し」を軽減できる。FAで選手を放出した球団には、現役ドラフトで他球団より優先的に選手を指名できる制度などの優遇措置があれば、FA獲得競争に参加しない球団の理解も得られるかもしれない。
現役ドラフトについては、入団から何年以上の選手を対象にするのかなど細部で議論すべきことは多い。しかし、どのような制度にも欠点はあるもの。人的補償問題の議論も、現役ドラフトと関連させて議論する必要もあるのではないか。
ま、実際は「プロテクト外し」かどうかはさだかではない…んですけど、ifの話として、もし鈴木大地がこれから楽天にFA移籍したとして、ロッテが誰を補償で獲るか…で、西巻を狙ってたら「それはそれで凄い」と唸りますけどね。ただ、楽天の選手たち、特にドラフト指名されて入ってきた選手とかからすると、あまりにFA戦略のカネの使い方が大雑把な上に、「最下位からAクラスに順位を上げた新監督を1年でクビにする」などの契約にドライすぎて、石井GMやフロントのやり方に興ざめされる可能性もあるのは他人事とはいえ、
「なんか”形骸化”された巨人軍みたい」
…と失笑も禁じえない。だったらソフバンみたいに3軍作って育成枠でバンバン取って自前で育てたほうが何年か後の事を考えたほうがいいと思うのだが?
BBMベースボールカードセット2019 16 西巻賢二 楽天 (レギュラーカード) ICONS TEENAGE MEMORIES
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