阪神がオープン戦9連敗→でも「まだあわてるような時間ではない」だろと(^_^;)

【阪神】ワースト「オープン戦9連敗」トレンド入りもファン「開幕から爆発へのカムフラージュ」(日刊スポーツ)

まあいずれもまだ「開幕前」だしな…開幕前にあまりに無双しすぎて開幕後に大低迷した2017年の千葉ロッテを見てるだけに(以下略)

<オープン戦:阪神4-5巨人>◇10日◇甲子園

 阪神はオープン戦開幕から9連敗。「開幕から」を除いても球団ワーストのオープン戦9連敗にX(旧ツイッター)では「オープン戦9連敗」がトレンド入りした。

 ファンは落胆かと思いきや「公式戦で勝てばいい」、「オープン戦でよかった」、「開幕から爆発するためのカムフラージュ」など前向きに捉えるファンの投稿も多く見られた。

 オープン戦開幕からの連敗は記録が残る65年以降では85年中日の13連敗が最長。3月中旬に入る中で早く白星をつかみたいところ。次戦は12日ロッテ戦(ZOZO)だ。

 ▼阪神がオープン戦開幕9連敗。開幕から9連敗は球団ワーストを更新中。球界でも記録の残る65年以降では85年中日13連敗、同年近鉄11連敗に次ぐワースト3位。

 ▼阪神のオープン戦9連敗は「開幕から」を除いても球団ワースト。8連敗時点で09年に並び球団ワーストタイだったが、この日敗れて単独で最長となった。

 ▼オープン戦9試合を消化して0勝9敗。阪神は現日程でオープン戦は残り10試合。次戦に敗れれば勝利数が敗戦数を上回る可能性がなくなるため、オープン戦負け越しにリーチがかかる状況となった。

これが夏場、たとえば夏の高校野球で甲子園が使えなくて昔の「死のロード」の真っ最中だったら「やばい」って思うべきなんでしょうが…まあ春も夏も今は阪神は京セラドームで試合ができるんで「死のロード」みたいなことはなくなったらしいんですけどね。

で、次が千葉ロッテ戦か…まあ阪神もここでひとつは勝つんじゃないっすか(←って千葉ロッテファンの俺がいうのもどうかと(爆))

確かロッテもそんなに調子が良いわけではないんですが、千葉ロッテファンの私としては以前記事にも書きましたが、

【千葉ロッテ】ひとまず開幕前は、(大相撲的に言えば)6勝9敗程度で行ければいいんじゃないすかね?

2024年2月15日

「とりあえず大相撲本場所(今日から大阪場所が始まりましたね)の15番勝負でいうとこの“6勝9敗”程度でいいんじゃねえの?」ぐらいの感じで…みたいな事を毎年のように書いてるんですが、実は今年のロッテは本当にそんなペースで来てまして(笑)。これは作家の色川武大(阿佐田哲也)先生が、親交のあった落語家の立川談志師匠のお弟子さんでやはり小説などを書いている立川談四楼師匠にしたアドバイスの受け売りなんですね。で、もともとは「9勝6敗を狙え。8勝7敗では寂しい。10勝を狙うと無理がでる」だったんですが、まだ30代半ばだった若き頃の談四楼師匠には「人生、7勝8敗。少し負け越しぐらいがいいんだよ」とも「結局は7勝8敗か6勝9敗でいいから、でもその1勝で大関か横綱をひとり倒しておくといい」ともアドバイスしてたそうですね。

そんな千葉ロッテも冒頭に書きましたが2017年はシーズン開幕前が異様なほど勝率が良くチーム状態も絶好調で、先発候補が10人ぐらいいて「先発ローテ、どうしよう」なんて当時の1軍投手コーチが嬉しい悲鳴をあげんばかりの感じだった…にもかかわらず、シーズンが始まった途端に全く勝てなくなって4月下旬に日ハムと最下位交代した後はずーっと最下位を独走してましてはい終了、という始末でした。何せロッテのフロントもふざけてまして「スラッガーを補強して欲しい」と当時の伊東勤監督が懇願したものの「カネがない」とか言ってキューバ代表の1番打者タイプの外国人を補強してましたので。まあそれを見ているので、基本的にはシーズン開幕前のチーム絶好調は全く信用しておらず「開幕前と開幕後は全く別物」と考えている今日この頃です。

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まだあわてるような時間ではない。

【阪神】岡田彰布監督がドラフト5位・石黒佑弥の1軍帯同継続を明言、オープン戦9戦9敗も収穫…一問一答(スポーツ報知)

ただ阪神サイドだって「ただ手をこまねいて負け続けているわけではない」のは当然でしょう。

◆オープン戦 阪神4―5巨人(10日・甲子園)

 阪神・岡田彰布監督が、ドラフト5位・石黒(JR西日本)の1軍帯同継続を決めた。この日、2点ビハインドの6回に“甲子園デビュー”。1イニングを無安打無失点に抑え、ハートをつかまれた。球団ワーストを更新するオープン戦9連敗と勝利は遠いが、大きな収穫を得た。

 以下、一問一答。

―岡留はよかった。

「おーん。まあ、あんなもんやろ」

―投げるたびに評価も。

「まあ、きょうは桐敷が投げられへんかったからな。球数増えたからな。だから2イニングいかしたけど、まあ、よかったんちゃう」

―シーズンの回またぎのテストができたのでは。

「テストいうて、それはないよ。おーん。まあ、そりゃシーズン入ったら分からへんけどな。まずは1イニングやから。やっぱり」

―ポジションも上がっていく。

「いや、ポジションて順番は決めてないよ。まあ、ゲラ、岩崎は最後の方になると思うけど、それまでは決めてない、決めてない。そんなまだ決められへんよ、まだ10試合以上残ってるのに。そんな順番とかやるのは、もっと後よ」

―岩崎は緩いボールも。どのように見ていた。

「どのようにって、普通やろ」

―新人も2人投げた。石黒は好投。

「投げさせて良かったよ。そんなん、ええ悪いもクソも明日から連れて行くよ、千葉に。そんなん当たり前やん。今そういう段階やって、言うてるんやん。誰か行かれへんようになるわけやからな。ある程度、絞っていかなあかんから。時期的にそういうことやからな。先頭にフォアボールとかな、昨日も言うてるやんか。だからその通りよ。ブルペンの投球と、その通りやって」

―石黒は開幕1軍に近づいた。

「いやいや、まあ、ああいうの見せてもらったらのお、やっぱり、おーん。木浪がエグいフォークです言うとったわ最後は。だからそんな見てなかったからな、結局。紅白とかでも、あれしかな、おーん。投げさせて良かったよ、ほんまに」

―これだけ観客が入った中で投げる経験は彼らも少ない。

「そら、みんなやで。そんなんみんなやで(笑)彼らっていうか、そら、みんなよ、新人なんかはな、おーん。だからどんなピッチングでも、石黒良かったし、津田にしても、なんであの武器のカーブを使わへんの、途中言うた、最後に言うたんや。武器はカーブやのにな。キャッチャー何してんや言うておまえ、1球ボールになったらもう使わへんやん、だからアカンねん、はっきり言うて。最後なんかベンチから言うたんやで、カーブ投げいうて。何を、分かるやろと思うけどな。ピッチャーつぶしたらアカンよ、ほんまに」

―そのへんのキャッチャーの課題は口酸っぱく言っても直らない。

 「いやだから、なんて言うのか、そらパ・リーグの分からんバッターとかな、おーん、やっぱりあのクラスはもっとお前ゲーム入る時から、巨人のバッターなんか分かっとるわけやからな、ましてスコアラーも入っとんのに、やっぱりもうちょっとお前準備せなあかんと思うで俺は。おーん、だから、そらパリーグの分からん選手やったらそらなあ、ピッチャーのええ球、ピッチャーのええ球言っても、ええ球がカーブやのに、なんでカーブ投げへんねやろってお前。言うまで1球しか投げへんやん、それも高めボールなったらもう使わへんやろ。キャッチャーがストライクとれるリードやないんや、ピッチャーのいい球を引き出してやらなあかんねんからな。それがストライクボールになるか、それはボールなる時もあるやんか。それで消してしもたらあかんわなあ」

―オープン戦2試合だが、巨人の印象は。

「まあでも、この寒うてなあ、半分しか出てないなあ、そら分からへんわ、はっきり言うて」

―オドーアも2打席だけ。

 「まあ2打席、こっちもそら見てるからなあ、おーん。だから今日はいろんななあ、もうあれやん、京セラでは低めのストレートをうまいことライト打っとったから、低めが強いんちゃうかとか、そういうまだ探っている状況やんか。まだスコアラーから報告きてないよ。特徴というか。きてないきてない。そんなん何にも関係なしで、こっちでゲームの中で探るということやからな。おーん」

―中野の死球。

「大丈夫やろ」

―甲子園で大入り。

「営業の話やん。俺らになんにも返ってけーへん」

―最後勝って終わりたかった。

「これ1ヶ月甲子園帰ってけーへんからな。クリーンアップだけは最後残しとこうとな。お客さん用にな」

―済んだことは仕方ない。

「別にそんな…(笑)」

―8回に佐藤のエラー。

「エラーはそら送球ミスやんか。それだけやん」

きっちり「使う側」の岡田監督以下首脳陣も当然のことながら、「使われている」選手側も当然試合ごとに反省や課題はしっかりと考えている時間を設けてるハズでしょうし。

まあ一昔前の阪神だったら、一度きりの優勝・日本一で在阪のタニマチやマスコミにチヤホヤされて慢心でトレーニングにも気が入らずにとんでもない事になってる選手とかもいたでしょうし、チームじたいもOBもフロントも巻き込んで、やれ吉田派だ・村山派だ…と派閥抗争も大好きなチームだった時代もありましたが…ここまでの高レベルなNPBの野球界、しかも侍ジャパンなどでも他球団の選手との交流も多くて「阪神球団だけのお山の大将…になってる程度だったら今年は俺、やばいかも」と危機感を覚えるような選手も物凄く多いと思うので、とりあえず今のうちにもがき苦しんでおいて、シーズン始まったらスパッと切り替えるだけの技量はチームも選手も当然然るべきだから…とりあえず開幕後に「こうなったら」心配すりゃいいんじゃないでしょうかね。

※ただしパ・リーグもそうですが、セ・リーグもそれほど6球団の間に総合的な実力差は「さほどない」とも思うので、数年前の最下位→優勝したヤクルトみたいな6球団が団子状態で僅差で最下位というのはあるかもしれないですけどね。阪神も他球団も。

以上です。

 

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