・【巨人】日本ハム・中田翔を獲得へ 暴行問題に揺れる主砲へ救いの手(スポーツ報知)
これにはちょっと驚いた。
まあ「マナー的には最も縁遠くそして厳しいチーム」であり、一方で「日ハムとは元々同じ東京ドームを本拠地にしてた」縁深いチームでもありますしね、日ハムって。
巨人が日本ハム・中田翔内野手(32)をトレードで獲得することが20日、分かった。この日のうちに正式に発表される予定という。
8月末のトレード期限を前に、巨人が中田獲得という大きな決断を下した。日本ハムで暴行問題を起こし、現在、同球団から1、2軍全試合出場停止処分を受けている中田に再起の手を差し伸べる形となった。
中田は4日のエキシビションマッチ・DeNA戦(函館)の試合前、アップ後のベンチ裏で複数の選手が居合わせる中で、同僚一人に突発的に腹を立てて手を出した。事態を重くみた日本ハム球団は即座に自宅謹慎を命じ、11日には1、2軍全試合の出場停止処分を科した。
その後、栗山監督は16日にこの問題について私見を披露。「彼の人生にとって野球はやるべきだと思っている」と再出発の機会を与えたい親心を見せつつも「何となく感じているのは、正直、このチーム(日本ハム)では難しいかなと、ちょっと思っていて」と日本ハムのユニホームを着てのプレー続行は難しいとも打ち明けていた。
中田は今季、不振や腰痛に悩まされて打率1割9分3厘、4本塁打の成績にとどまっているが、昨年はキャリアハイの31本塁打をマークしていた。
日ハム的には「うちのチームじゃ無理だけど、中田翔の今後のキャリアの事も考えてあげたい」と、巨人と水面下で相談してたのかもしれないね。考えてみれば以前、二岡智宏選手が不祥事やらかした時に巨人から拾ってくれたのは日ハムでしたし。
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ついでに小林誠司捕手とか陽岱鋼選手あたりを出してやればいいのに。
ただ、中田翔からすればこれは当然に「ラストチャンス」(NPBでプレーしていくにあたっては)だと思われ、こうでもしないともう復活の芽は無いんでしょうね。特に昨今のコンプライアンスに厳しいご時世だと特に。
しかし原監督、太っ腹。これが清原和博氏が現役の頃だったら生え抜きだ外様だ…と、異様に肩身が狭い思いをしかねないとこでしょうが、かつて小笠原道大氏が日ハムから巨人にやってきて、更に小久保裕紀氏がダイエーから巨人に(本人としてはチーム事情的に不本意な形とはいえ)やってきて、それぞれ大活躍してチームメイトにも慕われたおかげで、そこらへんの「壁」を取っ払ってくれたんで今ではパ・リーグからやってきたウィーラーさんとか何人も「外様」な選手が活躍してる現状もありますし、ある意味で「結果さえ出せばいくらでも」というチームになったのは、もしかしたら中田翔にとってはいいのかもしれないですね。
無論、逆に言えば「結果を出せなかったら」とんでもない事にもなるし、しばらくはマスコミ(特に夕刊紙系)は犯罪人のような扱いをしてきて煩わしいとこではありますが、それは本人しだいという事で32歳から心機一転できるか、またはただの「32才児」のままで終わってしまい現役引退後の末路が悲惨なことになるか…の分岐点になるんでしょうね、これ。
と同時に思うのは、
巨人は20日、北海道日本ハムファイターズと野球協約第105条に基づくトレードに合意し、中田翔選手が巨人に移籍することになったと正式発表
トレードの交換要員はなし— スポーツ報知 巨人取材班 (@hochi_giants) August 20, 2021
ここは無償トレードではなく、去年千葉ロッテにトレードされた澤村拓一投手のように、巨人で飼い殺しに遭っている小林誠司捕手とか、1-2軍を行ったり来たりしてる選手を中田翔のトレード相手で出してやれば?とは思いますね。元日ハムの陽岱鋼選手とかでもいいからさ。何せ去年はロッテ、今年はMLBで活躍している澤村投手みたいに「河岸を替えたら」何が起きるかわからんし。
でもまー、中田翔にとっちゃ「マナー等が一番ゆるいチーム」から「マナー等が一番厳しいチーム」に拾われてどうなるか、ですな。
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