・ロッテ・朗希 鷹斬り4勝!2戦33点強力打線を119球7回1失点 初回に捕まるも修正(スポニチ)
昨日のソフバン戦の話の続きになります。
しかし昨日は正直言って1回表の先制打を食らった後の2死満塁からの大量失点も覚悟してたのですがよくぞ佐々木朗希があそこから踏ん張ってくれました。本当にありがたい。
◇パ・リーグ ロッテ3-1ソフトバンク(2024年5月24日 ZOZOマリン)
「令和の怪物」が、過去2戦33得点の強力ソフトバンク打線を力でねじ伏せた。逆転した直後の3回。味方の失策で1死二塁を招いたが、ここでロッテ・佐々木がギアを一段上げた。山川を161キロで遊飛。続く近藤は159キロで二ゴロに仕留めて切り抜けた。
「なるべく力勝負に持っていって、その中で自分のペースになるように意識しながら投げました。真っすぐは強さがあったので、それを生かしながら投げられたかな」
初回に1点の先制を許し、35球を要する苦しい立ち上がり。だが、冷静に自分の調子を見極めつつ、相手がどうアプローチしてくるかを探りながら修正。5回1死一塁でも力のある直球で柳田を二ゴロ併殺に打ち取った。
カブスなどメジャー6球団のスカウトも見守る中、今季最速タイの162キロをマークし、今季2番目に多い119球で7回を5安打1失点。160キロ超えを12球数えるなど直球の平均球速158・0キロは今季平均を2・3キロ上回り、4月30日オリックス戦以来の4勝目を挙げた。8つ加えた奪三振は今季61としリーグ単独トップとなり、4月23日に今季初黒星を喫したソフトバンクへのリベンジにも成功。チームを今季最長の6連勝に導き、今季最多の貯金4とした。
この日、2026年WBCの開催地が決定した。「まだ先なので。今シーズンを頑張りたいなと思います」と語るにとどめたが、昨春WBCで同僚だった巨人・戸郷の快挙には「凄くタフだし、僕の1歳上だけどチームの中心的存在で見習うことが多い」と尊敬の思いを口にした。次回登板は交流戦。お立ち台では「打席にも立つので頑張ります」と話し、スタンドを沸かせた。
以前は豪速球とフォークボール一辺倒で「力でねじ伏せるだけ」のピッチングでしたが、リードしてる時、ランナーを背負ってない時はいいんだけども、いざランナーを背負ったピンチの際にどう自身で立ち回ればいいかなどのクレバーなとこが、この試合では垣間見れたのが「あー、こないだの日ハム戦でKO食らった後に反省・改良したんだろうな」と思いましたね。無論、調子の良い・悪いの違いもあるんでしょうが(本当に調子が悪い時はどうしようもないときもあるんでしょうね)。
あのピッチングが毎試合…はさすがに厳しいかもしれないけど、コンスタントにできるようになれば本人が希望するMLB行きもそう遠くない日に実現するんじゃないでしょうか。無論、ロッテ球団がそれを何年後にOK出すかは親会社のビジネスの話なのでこれはまた別の問題としても(^_^;)。しかしロッテの左右両エースの、小島和哉・種市篤暉、ベテランの西野勇士、別格かつ怪物の佐々木朗希…が揃い踏みで活躍してくれれば本当に頼もしい限りです。さて次は今日のメルセデス先生に勝ち星を(ノД`)シクシク
・【ソフトバンク】小久保監督が語った〝剛球回帰〟のロッテ・佐々木朗希「前回と全然違った」(東スポ)
世界の東スポさんにソフバン・小久保監督のコメントが出てました。なるほど、対戦相手からはこう見えたのね、と。
剛球スタイルに回帰した「令和の怪物」はやはり難攻不落だ。首位ソフトバンクは24日のロッテ戦(ZOZOマリン)に1―3で敗れ、連勝が6でストップ。直近2試合で33得点を奪った好調打線が、最速165キロを誇る相手エース・佐々木朗希投手(22)に7回1失点に封じられた。
この日も初回から160キロ超えの真っすぐを連発してきた。それでも立ち上がりを攻めると今宮、山川が速球を狙い打ってチャンスメーク。5番・近藤は浮いたフォークを見逃さず、左越えの適時二塁打で先制点をたたき出した。その後、二死満塁として追加点の絶好機をつくるも、リチャードが3球三振に倒れて1点止まり。結果的に2点目を奪えなかったことが、尾を引く形となった。
早ければ今オフのメジャー挑戦もささやかれる佐々木。今季序盤は将来を見据えた投球スタイルを模索するように変化球主体の組み立てが目立ち、あえて出力を抑えるなど試行錯誤する中で、微調整やフォームのズレなどに苦しんだ。不慣れな投球スタイルだけに思うようにアジャストできず、前回18日の日本ハム戦(ZOZOマリン)から「剛球スタイル」への回帰傾向が見られていた。
絶好調の鷹打線も「良い時の朗希」を打ち崩すのは容易ではない。試合後、小久保監督は「真っすぐが前回対戦と全然違ったじゃないですか。そら、そんなに打てないですよ」。黒星を付けた4月23日の直接対決からの変貌ぶりを言及した上で、敗戦を潔く受け入れた。
山川が「最初からたまたま、つながったけど球自体は160キロ台がバンバン出ていた」と語れば、今宮も「なかなか簡単には2点、3点取れる投手じゃない。こういう時もあります」と切り替えを強調。
相手は球界屈指の剛腕だ。首位をひた走る鷹を止めるため今後も立ちはだかるに違いない。ただ、今季の強力鷹打線は佐々木が相手でも2回続けてやられるほど、やわではない。次戦も両者による最高峰の戦いが繰り広げられるはずだ。
しかし今や160キロを平気で打ち返す選手も少なくない時代になってきたのが実に凄まじい。だからこそ「変化球、そして緩急の使い方」とかも大事になってくるわけですね。あとは佐々木朗希は自身のポテンシャルに身体がおいついていないのが去年までの課題だったので今年はいかにして1年間、先発ローテでフル稼働に近いとこで頑張れるかでしょうね。むしろMLB行きを目指すにはそこが最大の課題なんでしょうが…。
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更に足を絡めた攻撃ができるようになれば。あとは中村奨吾の打率がな…。
・ロッテ・岡&高部 朗希を援護!ソフトバンク・モイネロ攻略打(スポニチ)
昨日も書きましたがようやく足を絡めた攻撃ができ始めたなーと。
◇パ・リーグ ロッテ3-1ソフトバンク(2024年5月24日 ZOZOマリン)
ロッテがモイネロを攻略した。同点に追いついた2回は、なお2死三塁から岡の中前適時打で勝ち越し。5回は高部の中前適時打でリードを広げた。
ZOZOマリンで3戦連続のお立ち台となった岡は「何回ここに立っても最高」と笑顔。復帰後初打点の高部は「朗希が“もう1点ほしいな”とつぶやいていたので何とか取れて良かった。僕が復帰してから連勝しているので、この流れでいきたい」と胸を張った。
あとは石川慎吾の守備が結構危ういのと、「2アウト、ランナーあり」のある意味で得点のチャンスで中村奨吾が3回もイニングのラストバッターになった件は反省課題かなと。ま、そこは日替わりヒーローじゃないけど調子が良い選手がカバーしていくしかないんでしょうけどね。
そして今日はデーゲームでのソフバン戦です。
ソフバンの大津投手には先月は抑えられちゃいましたが…どーにかメルセデス先生に援護してやってください(号泣)。
以上です。
投げない怪物 佐々木朗希と高校野球の新時代/小学館/柳川悠二
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