毎年恒例(?)の「談志まつり2017」を観てきました。

ここ数年、妻からの誕生日プレゼントとして11月21日の立川談志師匠のご命日前後に行われる一門の落語会「談志まつり」のチケットを貰うことが多くなったんですが、今年も貰いまして、昨日、さっそく行ってきました。

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少し早めに東京駅に着いてお茶を。

本来は最寄り駅から青梅特快で一本、東京駅へ…という予定だったんですが、一本前の電車に乗れまして、更に立川駅で中央特快に乗り換えて予定よりも20分早く東京駅に着きました。

丸の内南口、昔の東京中央郵便局、今のKITTEの前からぽくぽくと有楽町方面へ。

開演が17時で、たぶん終わるのが20時を過ぎるだろうと読んでひとまず何かお腹の中に入れておこうと、

たまたま通りかかった「VIRON」というベーカリーカフェへ。

ジンジャーエールに、ハムとチーズが挟まっているフランスパンを食しました。

できれば少々ゆっくり滞在したかったで、硬いフランスパンをもぐもぐしながらおいしくいただきました。ちなみにここはフランスのお店のようで、店内のBGMはフランス語が氾濫(?)していて「いやあ7月のCSのツール・ド・フランスの生中継っぽくていいな、ここ」ってごきげんでした。

※そういえば大学5年目まで残してしまった一般教養の第二外国語、最後はフランス語を2科目取ってなぜか優が取れてしまい「なんで君、こんなに成績良かったのに留年したの?」ってフランス語の先生に不思議そうに言われたのが懐かしい(泣)

東京国際フォーラム前を抜けまして。

そのまんま突っ切って行きますと、

昨年の大晦日、さだまさしのカウントダウンコンサートを見に来た東京国際フォーラムが(以前はここに東京都庁がありました)。ここを突っ切ります。

途中、外から不思議なブツが建物内にあるんでちょっと中に入って覗いてみたら、

再来年のラグビーW杯のオブジェでした。でっかいラグビーボール(笑)

その横には、江戸城を建立した太田道灌の銅像と説明書きが。

そういえば10数年前、結婚する前に今の妻と2年間付き合ってた頃は、東京駅界隈が土日は閑散としてたのでこの界隈でよくデートをしてました。今はいろんな建物ができちゃったんでそれどころではないんですけど…。

おや、立川談四楼師匠が座っておられた(汗)

で、その東京国際フォーラムを突っ切りますと、

ここはもう有楽町駅前なんですがこのビッグカメラの建物、昔は「有楽町そごう」、更に昔は報知新聞の本社があった建物なんですが戦時中に報知新聞が読売新聞に買収された結果、昭和30年代に「読売会館」という今ここにあるビルが建てられました。

このビルの7階に「よみうりホール」というのがありまして、

ここが「談志まつり」の会場でした。

すると入口入ってすぐのとこにいろんな売り物が出てたんですが、去年は、

「談志が死んだ」という御本の文庫版(もともとは通常版をもってたんですが、成田の親父が借りて持ってっちゃったんで…)を購入した際に、立川談四楼師匠が直々にサインをしてくださったことがありました。

※ま、私がこの談四楼師匠の大ファンなのを知ってるんで妻が師匠の登場日を狙ってチケットを取ってくれてるんですけどね、毎回。

ただこの時はトリ(落語会の最後に出てくる格上の落語家さん)の談四楼師匠でしたので、確か中入りと呼ばれた休憩時間中に書いて頂いたんで、「いやあ開演前に師匠はいねえだろう」と思ってたら、

いらっしゃいまして「ファイティング寿限無」という小説の文庫版を買わせていただきまして、サインもしてくださいました(大汗)。

ついでに書くと、今年は2回に分けて持っていた蔵書類のほとんどをスキャナーにかけてiPadに「自炊」してしまったんですが、昨年いただいた「談志は死んだ」の談四楼師匠のサインはちゃんとクリアファイルに入れてそこのページは大事に保存してます(笑)。

とてもいい落語会でした。

ちなみに今年も2階席でしたが、

こんな角度から。

トリの前の「ヒザガワリ」という落語家以外の芸人さん(「色物」と呼ばれてます)が出るんですが、去年は東京ボーイズ、今年はなんと爆笑問題でした(汗)。

で、一門挨拶にたまたま日本に帰国されていた(いつもはタイに住んでるんだそうです)、ミッキー・カーチス氏、立川流ではBコース真打ちになっているのでミッキー亭カーチス師匠も飛び入りで参加されたり、トリの談四楼師匠以外の方々が皆さんちょいちょいと軽く毒舌をぶちこんできてたのがおもしろかったですねー。日馬富士とビール瓶の単語、10数回ぐらい聞いたけどいずれもお客さんバカウケでしたしw

あとは「時代だなあ」と思ったのが、開口一番の談吉さんもそうなんですが、真打ちの談慶・談笑・キウイ・志らく・談四楼の各師匠も皆さんツイッターをやっておられるんですね。昨日の昼の時点で談笑師匠以外の方々はフォローしていつも拝読してたんで、「あ、これは談笑師匠のアカウントも探さねば」と思ったら検索で0.5秒で見つかった、と(爆)。

翌日は昼夜2公演でそれぞれ別々の一門の方々が出られるんですが、この日もほぼ満員の入りでしたし、「あのー、この談志まつり、いつまでやるんでしょうかねー?」と何人かの方はまくらでそうおっしゃってましたが、まあしばらく続くんでしょうねきっと(笑)

図らずとも「予習」になって嬉しかった話。

あとは、この日のたまたまお昼ごはん(家でチャーハン作って食べてました)食いながら、iPadに入れてた先ほどの談四楼師匠の「談志が死んだ」を読んでたんですが、本の中では、談四楼師匠が若い頃にあまりにも談志師匠の口調に似てしまったために、どこに行っても「談志のコピー」みたいな感じで思われるようになったことから、ある時から談志師匠が日頃やらない噺をあえて探してそれをやるようになったんだそうです。

で、ある時、高座で演じていた「柳田格之進」という噺を、たまたま次の出番の談志師匠が舞台の袖で聞いていて、

「うーん、お前にはこういう話が向いている。でもなんかもっといい、わかりやすいオチはねえのか」

…と、いきなり舞台の袖で話し合いになって、そこで談志師匠とふたりで決めたオリジナルのオチ…というのが、実はこの日のトリの談四楼師匠がやってくれてました(なので上記の「本日の演目」のとこの談四楼師匠の演目は「柳田格之進」になってるんですね)。

「いやあ図らずともいい予習になったなあ。これもまた談志師匠のご命日だなあ」と、実にほかほかした気持ちで閉演後、よみうりホールを出て、階段で7階から1階まで下りてきたのでした。

図らずとも「いきなりステーキ」デビューを(苦笑)

落語会が終わったのは20時10分ぐらい。乗る予定だった「青梅ライナー」の時間を調べたら、20時のあとは21時半ということがわかったので「じゃあ、東京駅まで歩いて、八重の地下街で晩飯喰って帰るか」ということにしました。

で、当初は八重洲北口にあったとんかつの和幸でも行こうかなーと、ぽくぽくと歩いてたんですが、店があったらしき場所が思いっきり替わっていて「あれ?」と。

結局、八重の地下街を歩き回って「うーん、最悪、おにぎり屋でおにぎり行って青梅ライナーで喰うかなあ」と考え始めた時に、

おや、こんなとこに「いきなりステーキ」が。最近、立川駅北口のフロム中武とか、日の出町のイオンモールで見かけるようになったんですが、なかなか入る機会がなく、これが初めての「いきなりステーキ」ということに。

ワイルドステーキの300gというのにしました。450gも勧められたんですが…いやあ300gで抑えて大正解でした(苦笑)。以前は4-500gのハンバーグとかも平気だったんだけどなー、やはり歳はとりたくないものよのー(泣)

帰りは青梅ライナーで。

立ち食いでしたがゆっくり食べることができまして、のんびり歩いて東京駅の中央線ホームへ。

ホームのライナー券売り場で指定券を買いました。

ま、「あずさ」「かいじ」と同じ特急車両なんですけど。で、おおよそ1時間ほど揺られて拝島で下車し、次の青梅線で帰宅したのでした。

とりあえず土曜日の新潟戦、今日の「談志まつり」と、息抜きをさせてもらいまして、かなりリフレッシュすることができました。なかなか所用やら育児やら介護やらを抱えてると身動きがとれないもんですので(妻と交互に出かけるようにしています)…。

ちなみに妻は明日、八王子で行われるさだまさしのコンサートに行く予定です。

以上です。

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