・吉井ロッテ オリックスとの一騎打ち制す ドラフト１位・西川「夢がかなった」２時間半後に初対面果たす(デイリー)
昨日は去年はくじ昨年3連敗の吉井監督が、オーナー代行に託したおかげで(?)当たりくじを引いたわけですが、その吉井監督、ドラフト会議後に高輪→青山まで急行して西川選手に会いに行くとはさすが(笑)
「プロ野球ドラフト会議 ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ ｂｙ リポビタンＤ」（２４日、都内ホテル）
ロッテからドラフト１位指名を受けた西川史礁外野手（２１）＝青学大＝は大きな青写真を描いた。「誰もが知っているような日本の４番と言われるような選手になりたい」。学生時代に触れたトップレベルが、大きな飛躍の原動力だ。
２球団競合の末に決まった出発地点だった。「夢がかなった」と笑みを浮かべながらも見据えたのは、さらに大きな未来でもあった。今年３月に行われた侍ジャパンの欧州戦代表に４人の大学生が選出。その中の１人だった西川は間近でソフトバンク・近藤やヤクルト・村上の打撃などを見つめ、「経験できたからこそ春から伸びることができた」と糧にした。
選出してくれた井端監督に感謝すると同時に、「村上選手や近藤選手。このような選手になりたいと思ったのが一番。追い越せるような気持ちでやっていきたい」。近づいたことでより明確になった目標は、プロの厳しい世界を生き抜いていく指標にもなる。
会見から２時間半後、吉井監督と初対面を果たした。緊張の面持ちだったが、「こうやってクジを引いたので…」とクジ引き役ではなかった指揮官のいきなりのボケに笑顔。西川も決意を込めた。「この方のもとで日本一を取りたい。１年目から活躍できる選手になりたい」。夢見るスター選手へのスタートラインに立った。大きく第一歩目を踏み出す。
◆西川 史礁（にしかわ・みしょう）２００３年３月２５日生まれ、２１歳。和歌山県出身。１８２センチ、８８キロ。右投げ右打ち。内野手。龍谷大平安、青学大から２４年度ドラフトでロッテから１位指名。走・攻・守ともに高い可能性を感じさせる選手。大学球界を代表する右の長距離打者。
ちなみにドラフト会議は都内港区の「グランドプリンスホテル新高輪」で開催されてるそうで、青山学院大学は渋谷にあるんですね(なお野球部のグラウンドは相模原市の淵野辺にあるそうですが)。となると、たぶん青学の野球部の皆さんも昨日ばかりは渋谷の本部キャンパスに陣取ってたと思われますし、高輪→渋谷だとそんなに遠い距離ではないんで…しかし吉井監督が「じゃ、西川選手に挨拶しにいこうかな」ってわざわざ会いに行ったその機動力と行動力はやはりGJ!!だなーと思いますね。
で、考えてみれば近年のロッテの1位指名で競合になってくじを当てた選手で「会いに行ける距離の選手」だったのってほとんどいないんすよね。仙台育英の平沢大河も宮城県だったし、履正社の安田尚憲も大阪桐蔭も藤原恭大も大阪だったし、佐々木朗希に至っては大船渡だったら岩手県で当日移動も厳しい(苦笑)。強いて言えば佐々木千隼の桜美林大が都内でも町田市にあるそうで…、と考えると近年では珍しい光景だったんかもしれないですね(^_^;)
※ちなみに年齢としては松川虎生と同い年なんですが、学年では1個上になるそうです。
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で、同じ青学の佐々木選手を1位指名した広島の新井監督も(笑)
・「まさか」青学大・佐々木の広島１位指名の裏にライバルの存在(スポーツ報知)
で、西川選手の同級生の佐々木選手は広島の1位指名だったそうで…。
◆２０２４年 プロ野球ドラフト会議 ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ ｂｙ リポビタンＤ（２４日）
宗山の抽選に敗れた広島から外れ１位で指名された青学大・佐々木は「まさかこんなに高い評価をしていただけるとは…。ビックリが一番です」と声を弾ませた。
１年春に４本塁打の鮮烈デビューも２、３年時は不振。入れ替わるように台頭したのが同級生の西川だった。「（西川）史礁が出てきて、負けたくないと思ってまた頑張れた」と、ライバル心を燃やして奮起。４年時には主将としてチームをまとめ、今秋の東都大学リーグでは西川の故障離脱を乗り越えて４連覇に導いた。
西川と同席の会見が終わると、新井監督がドラフト会場から直行して、さっそく指名あいさつ。指揮官から「走攻守ともまだ伸びる。将来は侍ジャパンにも選ばれる選手に」と肩を抱かれた大砲候補は「選手との距離感が近い監督。早く１軍で一緒に野球をしたい」と活躍を誓った。
そして広島の新井監督も青学に会いに行ったと。やっぱしいいなあこの行動力と青学までの距離の近さが(笑)
しかしロッテが1-2位指名を共に野手にしたってのも非常に珍しい。
・【ドラフト】ヤマハ・宮崎竜成二塁手にロッテが２位指名「トリプルスリーとゴールデン・グラブを狙っていきたい」(スポーツ報知)
しかしロッテのドラフト会議、野手が上位1-2位ってのも珍しい…。
◆２０２４年 プロ野球ドラフト会議 ｓｕｐｐｏｒｔｅｄ ｂｙ リポビタンＤ（２４日）
プロ野球・ドラフト会議が２４日、都内で行われ、社会人野球のヤマハから宮崎竜成二塁手（２３）がロッテに２位で指名された。走攻守そろった大卒２年目は「トリプルスリーと、ゴールデン・グラブを狙っていきたい」と決意表明した。
ヤマハの宮崎はロッテから２位指名を受け「このような高い順位で選ばれるとは思っていなかった。びっくり」と笑顔を見せた。前日は就寝時間の午後１０時に寝つけず、バットを振り込んだ後、午前０時頃に寝たという。「人生で一番緊張した。死ぬまで忘れられない一日になった」と胸をなで下ろした。
ロッテの印象は「ベンチの盛り上がりがすごいチーム。若手の選手を試合に出して使っていく方針だと思っているので、１年目から活躍できるようになれれば」と意気込む。ロッテのスカウトからは、広角に長打が打てる打撃を含め、走攻守で評価を受けていたという。
来季の目標については「まず１軍で１年間戦うこと」とキッパリ。ただ、それだけにはとどまらない。「トリプルスリーを狙って、まだまだ守備力があがると思うので、ゴールデン・グラブを狙っていきたい。（日本ハムの）伊藤大海投手のようにパ・リーグを代表するエース級のピッチャーと対戦したい」と腕をまくった。
立命館大を経て、ヤマハに入社した大卒２年目だ。関西の社会人チームもあった中で、野球に専念するために静岡の地を選んだ。右肘クリーニング手術のリハビリにより、昨年こそ出場機会には恵まれなかった。だが、入社時は８３キロだった体重を９０キロまで増やすなど体づくりに専念。今季は「６番・二塁」でスタメンに定着した。申原直樹監督（４５）は夢を勝ち取った宮崎に「スピード、パワーでプロ野球に通用すると思っている。どんなプレーヤーになるのか楽しみ」と優しいまなざしを向けた。
現チームで最後の試合となる日本選手権（京セラドーム大阪）が２９日から開幕する。１回戦は１１月２日に明治安田（東京）と対戦するが「去年、都市対抗で準優勝してから初戦敗退が続いている。まず１勝を目指して、チームが勝つためにどんなプレーをすればいいのか考えたい」と意気込んでいた。
で、一応調べてみたら、2021年の時が1位が松川虎生、2位が池田来翔…と、3年ぶりだったようです。しかしその前は果たしてどんぐらいまで遡ることになるんだろう。
しかしヤマハに勤めてるだけあって写真がグランドピアノに座って…のが「いかにも、ヤマハらしい」んでなんか微笑ましい(笑)。
以上です。
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