・ロッテ 連勝ストップ…西野5回5失点、純日本人打線も不発(スポニチ)
今日もオリックス戦でした。西野勇士が5回に痛打されて勝ち越された後はロッテ打線は沈黙でした。
◇パ・リーグ ロッテ1―5オリックス(2024年8月3日 京セラドーム)
ロッテは先発の西野が5回9安打5失点、打線は相手先発の田嶋に6安打1点に抑えられて連勝が4で止まった。
初回1死二、三塁のピンチを西川の左犠飛による最少失点でしのいだ西野は、2回1死から紅林の打球が左すね内側を直撃するアクシデントがあり、1死満塁のピンチを招いたものの、無失点で切り抜けた。ところが、1―1の5回2死から森、西川に連打を許し、セデーニョに死球を与え、来田に左翼線へ2点二塁打。続く紅林に左前2点適時打を浴びて計4点を失った。
「1回、2回、3回とランナーを背負って力を入れたんで、3回り目はもたなかったですね」と持たなかったですね」と吉井監督。自身の連勝も4で止まった西野は「(打球直撃は)まあ、関係ないです。耐えるところけで耐えられなかった。そこだけしっかり、次は、ああいうことないように頑張りたい」と前を向いた。
打線はスタメンからソト、ポランコを外して日本人打線を組んだ。吉井監督は「過去の対戦がノー感じだったので、それよりも日本の子で打てる子が何人かいたので、そっちにかけた」と説明。結果は走者を得点圏に置きながら、3回2死二塁から藤岡の中前適時打による1点止まり。指揮官は「今日は真っすぐが思ったよりも強かった。また対策を考えて次はやっつけます」と話した。
でもまあ本当のことを言えば、スタメンからソト先生やポランコ様を外したというのはその記事最後の吉井監督の言ってるとおりだったんでしょうが、勝ち越された後も代打も代走も出さずに「9人野球」でそのまま終わらせてゲームセットって事は、「あ、今日はあかん」ということで吉井監督や首脳陣は「西野が打たれて時点で早々に諦めた」んだろうなーって感じの試合でしたね。実にわかりやすい。
勿論、NPBの場合、大抵は強いチームは80勝ぐらいして優勝するとしてもその一方で引き分けになる試合を除けば50-60敗ぐらいはするもんですから「そんな全部が全部、勝とうと思っても無理。」ってことで途中で「あ、もう今日の試合はいいや」って感じにもなっちゃうんでしょうね。
当然、そんな試合を安くないチケット、更にビジターですから安くない交通費等をかけて応援しにいってるファン・観客からすれば「いい面の皮」って感じなのは言うまでもありませんが…だったらどんなに調子が悪くても使っているような中村奨吾(今日もノーヒットでした)とかの、いつも使ってる選手を途中で引っ込めて、なかなか出場機会が多くないベンチで虎視眈々としている「俺を使ってくれ」的な選手に大いにチャレンジさせてやりゃいいのにね。どうせ明日も使うつもりなのにムダにわざわざ9人野球なんかさせて疲弊させなくったっていいだろうに。
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毎年、けが人・体調不良が続出する「ロッテの鬼門の9月」を前に…。
・ロッテ 角中が体調不良で登録抹消、高部も右膝検査のため離脱(スポニチ)
昼間に書いた記事で「え、パイセン登録抹消?」ってびっくりしたんですが、そんなに体調不良だったのか。それは仕方ない。
◇パ・リーグ ロッテ1―5オリックス(2024年8月3日 京セラドーム)
ロッテは試合前に外野手2人が離脱した。角中が体調不良のため、出場選手登録を抹消され、高部もベンチ入りメンバーを外れた。
吉井監督によると、角中は下痢の症状があり、吉井監督は「下痢をすると、体調が戻るのに1週間以上かかるので仕切り直し。最短の10日間で戻って来られると思います」と説明した。
高部は右膝の痛みを訴え、東京都内の病院で検査するため、チームを離れた。「膝が痛くなったので、念のために検査に行きました。東京に帰ってしまったので、明日は出られない。最短で火曜日(6日)から。何か不具合があったら抹消になるかなと思います」と話した。
角中は今季57試合に出場して打率・339。常時スタメン出場はしていないものの、1日の西武戦で先制2ランを放つなど勝負強さを発揮。代打の切り札としても存在感を発揮している。
高部は右肩の故障で昨季は1試合も1軍出場がなく、今季も開幕を2軍で迎えたが、5月18日に1軍昇格すると、ここまで54試合に出場して打率・337と活躍。守備範囲も広く、攻守でチームに貢献している。
高部瑛斗の膝はわからんなー。古傷が悪化したのか?と思ってたら。
しかしこれで吉井監督とか首脳陣が先ほども書いたような「チーム内競争を促進させるべく、今までチャンスが少なかった選手たちで競わせてみよう」…という感じにはほぼ1500%ならないのがなんとももどかしい。仮に2軍から今季初の1軍登録とかの選手を引っ張り上げてきても、どうせ代走とか守備固めでお茶を濁してまた使わなくなる…というのはここらへんは井口前監督と全然変わらないのは困ったもんだけどもだ。
ちなみにロッテ2軍は今、イースタン・リーグで7チーム中5位。ただし勝率5割前後のとこに3位から6位の間に巨人・ヤクルト・ロッテ・楽天がひしめき合っている状況のようです。で、イースタン・リーグの首位は西武なんすね。西武の方だって、だったら1軍があんだけえらい目に遭ってるんだし、活きの良い選手をもっと1軍で試してやればいいのにな、西武も。
で、1軍復帰したオリックスの紅林選手はさっそく打ってました。
・オリ・中嶋監督 連敗10でストップも「ホッとはしない」 復帰した紅林の姿勢は「普通じゃないですか」(スポニチ)
で、昼間に書いた記事(上記の角中パイセンの話のとこにリンク貼ったのと同じ記事です)に関連する話としては、
その懲罰交代→監督との話し合い→1軍復帰した紅林選手がさっそく勝ち越しタイムリーを打ってました。いやーそこはさすがだなと。
◇パ・リーグ オリックス5ー1ロッテ(2024年8月3日 京セラD)
連敗を10で止めたオリックス・中嶋監督は「誰もが勝ちたいと思ってなかなか結果につながらなかったですけども、こうやって結果になってよかった」とうなずいた。
1日の日本ハム戦の2回守備で相手のディレードスチールの際に遊撃から二塁ベースカバーに入らず、3回打席で代打を送って翌2日はベンチ外とした紅林も再合流し、5回に2点適時打を放つなど3安打猛打賞と躍動。指揮官は出直した若武者の姿勢に「普通じゃないですか。当たり前のようにやって。急に変わったわけでもないですし」と冷静な表情で評した。
7月16日の西武戦以来となる白星にも、指揮官は「ホッとはしないですよ。そりゃ、いつかは勝つでしょうから。全員で最善を尽くしてやっていくわけなんで。これで明日負けたりしたら意味がなくなるんで」と早くも次戦を見据えていた。
さすが去年の優勝監督。「ここでウカレてても仕方ねえ」って姿勢なのはやっぱしさすがだな、と。ほぼ半月間勝てなかった(オールスターブレイクと引き分けは挟んでたとは言え)のはものすごい「危機感」を感じてたでしょうし。いやーオリックスはたぶんまたここから這い上がってくるような気がします、はい。逆にロッテがそれこそ「けが人・不調者続出の鬼門の9月」を控えてて、正直選手のやりくりとか大丈夫なのか?って感じなんですけどね。
以上です。
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