なんつーかロッテ打線に11安打も打たれても、それでも完封しちゃった日ハム投手陣が凄いわ(笑)

・日本ハムが今季３度目の４連勝　新庄采配ズバリ、支配下復帰の王柏融が初打席で２点適時三塁打(デイリー)

今日も日ハム戦でした。角中パイセンのひょんなエラーがきっかけで大量失点したロッテと、なんやかんやで11安打も打たれても2回以降はほぼ散発で連打を許さずに完封しちゃった日ハムと…まさに得点以上の差がついたそんな試合でした(苦笑)

「北海道日本ハムファイターズ６－０千葉ロッテマリーンズ」（１６日、エスコンフィールド）
　日本ハムが完封リレーでロッテを下し、今季３度目の４連勝。６回無失点と好投したポンセが、待望の今季初勝利を手にした。
　二回、上川畑、王柏融、古川の３連打などで一気に４点を先制した。
　この回、先頭の清宮が四球で出塁。万波の左前打に左翼・角中の失策が絡んで一、三塁を作った。野村は浅い右飛に倒れたが、続く上川畑がしぶとく中前に運び、先制点を奪う。さらに打順は今季初出場、初スタメンの王に巡った。
　１ボールから２球目、１４８キロの直球をフルスイングすると、鋭い打球は左中間へ一直線。２人の走者が生還すると、王も一気に三塁まで進んだ。「すごく気持ちいい！うれしいです！。とても緊張しましたが、良いヒットを打つことができてよかったです」。続く古川も一塁線を破る適時二塁打を放ち、連勝中の日本ハムが４点の先制に成功した。
　投げては、先発のポンセが毎回のように走者を置きながら、要所を締める粘りの投球。今季５度目の登板で初勝利を手にした。

さすがに去年の井口監督政権下の時のように「スタメンだけ決めて、あとは選手にお任せでベンチで怖い顔して何もしない」みたいな監督以下首脳陣…では決して無いとは思うけども、まあ日ハムは相手のちょいとしたエラー・綻びからのチャンスを見逃すことなく2回裏の4得点で一気に試合を決めたなーという試合でしたね。

まさに蛇の生殺しのような(苦笑)

「悔やむ箇所」はそこじゃねえ(爆)

でまあ日ハム投手陣すごいなーと言いつつも、

・【ロッテ】今季12度目の完封負け　先発森遼大朗６回５失点「最少失点でもう少し粘れれば…」(日刊スポーツ)

と、吉井監督は森遼大朗の2回の大量失点を悔やんでますが、個人的には「そこじゃねえよ」と。

＜日本ハム6－0ロッテ＞◇16日◇エスコンフィールド
　ロッテは打線が11安打を放つも14残塁で、今季12度目の完封負けを喫した。
　初回1死満塁、4回1死二、三塁など6度も得点圏に走者を置いたが、好機をいかせず連敗。先発森遼大朗投手も6回10安打5失点で「2回がすべて。最少失点でもう少し粘れれば…」と下位への長短3連打などで大量失点した序盤を悔いた。

いや、森遼大朗は味方のエラーにも足を引っ張られたし、何より初回の藤岡裕大→角中パイセン→ポランコ様の3連打での1死満塁の大チャンスを中村奨吾キャプテンとブロッソー氏に潰されてますからね。むしろ悔やむんだったら森遼大朗が粘れなかったことではなく「キャプテンとブロッソー氏で点が取れなかったこと」なんじゃないんすかね。

ちなみに今日はスタメンでは中村奨吾キャプテンだけが5打数無安打(四死球もなし)で、他の8選手がみんな1安打以上打っていた試合でして、キャプテンが1安打でも打ってれば下手すりゃ「先発全員安打でも負けてた」というなかなか稀有な試合になるとこでした。まあ「たまに」打つからいくら疲れてても外せないんでしょうね、福浦ヘッドとかの野手を束ねる首脳陣は。しかしロッテ打線の方も繋がりがない打線はどーにかならんもんなのか。上諏訪温泉とか熱海温泉とかの「間欠泉」じゃねえんだから。

にしても去年までだったら「井口監督以下首脳陣の無為無策で手も足も出ず→それでいてお気に入りメンバーはムダにフル出場」みたいな負けパターンだったんでしょうが、今回は「ある程度安打数も記録してるのに、全く点には繋がらず」みたいな負けというのもなんかロッテ打線としては珍しい。よくJリーグなんかでは「一応、仕事してますよー」的な「アリバイ守備・アリバイサッカー」をする選手もたまに見かけますが「とりあえず安打は打ってチームには貢献してますよー、勝ちには繋がんないけど」という「アリバイ攻撃・アリバイ野球」をすることもあるんだな、と。

ま、日ハムさんもまだまたこれからでしょう。ロッテちゃんがこの体たらくであれば、うまく行けば西武さん・楽天さんと共にAクラス入りまでは行けるかもしれないし(パ・リーグの各球団が大連敗・大ブレーキを順番にしてきてるんで次はロッテちゃんでは?という予感も(苦笑))。それ以上については…とりあえずソフバンさんがオリックス氏を食い止めてもらいませうか(←えらく他力本願な(号泣))。

以上です。