【千葉ロッテ】平沢大河はその打撃と出塁を継続して「1軍に居残り」できるといいのだが(苦笑)

打つこと、出塁することの継続が重要になってくるロッテ・平沢大河(Baseball Ling)

「ベースボールキング」さんとこに平沢大河の記事が出てました。昨日もソフバンの和田投手、そしてオスナ氏からヒット打ってましたし、こういう打撃と四球とかでうまく出塁率をもっと高めていけば文句はないんすけどね…。

ロッテの平沢大河は、今与えられたチャンスを掴もうと自分の役割を全うしている。

 『7番・右翼』でスタメン出場した30日のソフトバンク戦、0-0の4回二死一塁の第2打席、先発・和田毅が1ボール2ストライクから投じた4球目のインコースのチェンジアップをライト前に弾き返すと、3-2の6回の第3打席には左の田浦文丸から四球を選び、荻野貴司の適時打につなげた。5-5の10回二死一塁の第5打席では、守護神・オスナのストレートを捉えライト前に安打を放ちチャンスを拡大。チームはサヨナラ負けで敗れたが、平沢は4打数2安打1四球と持ち味を発揮した。

◆ キャンプからここまでを振り返る

 「バッティングで打てないと話にならない。打つことと、どこでも守れるように全ポジションチャンスがあればと思ってやっています」。

 プロ8年目に向け春季キャンプでこのように意気込んでいた平沢は、オープン戦で打率.280、1本塁打、2打点とアピールしたが、開幕は二軍スタート。それでも、荻野貴司の故障で4月8日に今季初昇格を果たすと、同日の楽天戦で『9番・右翼』で先発出場し、3-4の8回二死一塁の第4打席、西口直人が3ボール2ストライクから投じた5球目の149キロストレートをライトスタンドへ放り込み、これが決勝の2ランとなった。

 4月18日の日本ハム戦では、4-1の9回一死一、二塁の第4打席、井口和朋に対して2球で追い込まれるも、そこからボールを見極め、ファウルで粘り10球目の147キロストレートを見送り四球を選ぶなど、4月8日の楽天戦から4月30日のオリックス戦にかけて17試合連続出塁。

 5月に入ってから状態を落とし、6月10日に一軍登録を抹消された。ファームでは6月13日の西武二軍戦で上間永遠から放った外角のスライダーを逆らわずに放った本塁打や、7月6日の巨人二軍戦で今村信貴のインコースのストレートをうまく肘をたたんで放ったライト前の安打は素晴らしかった。

 「一軍では打ちたすぎる気持ちがあって、自分からボールを追いかけていた感じはあった。二軍では自分のポイントで呼び込んで打つというのを意識してやっていました」。

 「内田さん、二軍監督、打撃コーチと一緒に“ここはこうした方がいいんじゃないの”という会話をしながら、どんどん良くなっていった感じなので、それを一軍で継続してやれればなと思います」。

 7月21日にZOZOマリンスタジアムで行われた自主練習から一軍に合流すると、翌22日に一軍再昇格。同日のソフトバンク戦で、「対左で打てたのは自信になります」と、左の大関友久から右中間に二塁打を放てば、2つの四球を選び“平沢らしさ”を見せた。

 「バッティングでは打率もそうですけど、塁に出たりとかピッチャーに球数投げさせたりとか、僕の中では大事。簡単にアウトにならなかったりとか、そういうことを心がけてやっています」。

 平沢を一軍のレギュラーとして活躍を期待するマリーンズファンは多い。“タ~イガ、タ~イガ”と熱い声援を送るファンの期待に結果という形で応え、この夏、一軍で活躍する姿を多く見せたい。

本人からすれば内心は内野手、特に遊撃手へのこだわりもたぶん少なくはないだろうに…とは思いつつも、それでも「外野手の守備もかなりうまい」のは凄いなあと思ってみてますね。下手したら本職の外野手よりもうまいんじゃないかと(苦笑)。確か今年の1軍で外野手のポジションでエラーはほとんどしてないんすよね。去年までは遊撃手で2軍のエラーがあまりにも多くて「大丈夫か、おい」と心配になるぐらいだったのに。

で、個人的には「あのスランプの大ンネルに入ってた5月の時はどう思ってたんだろう」とそこがえらい気になってたのですが、記事の中で「一軍では打ちたすぎる気持ちがあって、自分からボールを追いかけていた感じはあった。二軍では自分のポイントで呼び込んで打つというのを意識してやっていました」というのを拝読しまして「あー、なるほどなー」と合点がいく思いになったのがまた。

たぶん8月以降は新しい外国人選手も入ってくるし、そもそも大河が1軍再昇格するきっかけとなった「特例2023」(おそらく発熱を伴う体調不良)で抹消された藤原恭大も戻ってくるだろうしで、4-5月なみに気持ち的にはハードな感じになりそうですが、とにかくチャンスがあるかぎり、スタメン、途中交代、代打、代走、守備固め、ベンチでの盛り上げ役…どんな場面でも構わないんで全力で「居残れる」ように頑張ってほしいなと願ってますです。ま、その上で角中パイセンとかのようにホームランとか打てるチャンスがめぐってきてそれでやってくれれば、ロッテファンみんな喜んじゃいそうだしね(^_^;)

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今年のロッテのトレード戦略がピンポイントでしたな…。

プロ野球の今季中のトレードと新規契約可能な期間が終了、中日の新規支配下登録はメヒアら4選手(中日スポーツ)

で、今日をもってシーズン中のトレード期間が終了ということで。

 プロ野球の今季中のトレードと新規契約可能な期間が31日をもって終了となる。

 シーズン開幕以降では、トレード成立は5件あり、新規支配下登録は37件(うち外国人の途中加入は11人)。中日の新規支配下登録はウンベルト・メヒア投手、松山晋也投手、樋口正修内野手、マイケル・フェリス投手の4人。新規支配下登録の最多は巨人の8人(田中豊樹投手、高橋優貴投手、三上朋也投手、平内龍太投手、松井颯投手、中川皓太投手、アルベルト・バルドナード投手、高木京介投手)だった。

  ◇  ◇  ◇
◆シーズン開幕後のトレード(5件)
〈5月18日〉
・広岡大志内野手(巨人→オリックス)
・鈴木康平投手(オリックス→巨人)
〈6月21日〉
・山本拓実投手、郡司裕也捕手(中日→日本ハム)
・斎藤綱記投手、宇佐見真吾捕手(日本ハム→中日)
〈7月4日〉
・石川慎吾外野手(巨人→ロッテ)
・小沼健太投手(ロッテ→巨人)
〈7月20日〉
・高松渡内野手(中日→西武)
・川越誠司外野手(西武→中日)
〈7月28日〉
・阪口皓亮投手(DeNA→ヤクルト)
・西浦直亨内野手(ヤクルト→DeNA)

  ◇  ◇  ◇

 これとは別に、2月からシーズン開幕前までの新規支配下登録は10件あり、巨人の育成選手3人(堀岡隼人投手、横川凱投手、梶谷隆幸外野手)の支配下登録や、トレバー・バウアー投手のDeNA加入などがあった。

  ◇  ◇  ◇
◆2月以降、シーズン開幕前までのトレード(1件)
〈3月7日〉
・西村天裕投手(日本ハム→ロッテ)
・福田光輝内野手(ロッテ→日本ハム)

いやーロッテ的には、開幕前の日ハムからやってきた西村投手、そしてこないだ巨人からやってきた石川慎吾選手といい、ロッテのトレード戦略が「ピタリと当たってる」のがこりゃすげーな、おい、と。でも「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」じゃないですが、シーズンオフの時期なんかではもうちょっと飼い殺しも防ぐために1980年代以前のような複数人同士のトレードとかもあってもいいような気がしますね。

あとは下手に3軍・4軍で上に上がるチャンスがないんだったら、NPB以外の独立リーグへのレンタル移籍みたいな制度があっても人材交流の側面としては大いにありなような気がしますです。

↑いつも談志師匠の「居残り佐平次」が多かったんで、たまには三遊亭圓生師匠とかも(^_^;)

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