千葉ロッテ(とオリックス)は常に「日替わりでいい仕事する選手」が出てくるのが好調の要因かも。

【ロッテ】後半戦開幕勝利 西野勇士7勝目 吉井監督は先発起用に応えた平沢大河を絶賛(日刊スポーツ)

昨日のソフバン戦の話の続きになりますが…。

千葉ロッテ5-2ソフバン。1軍に戻ってきた西野勇士(と平沢大河)が実にいい仕事をしてくれました。

2023年7月22日

日替わりでいい仕事をしてくれる選手が出てくる環境、もちろん1-2軍含めての激しいチーム内競争があるからなんでしょうが、ここらへんは凄いなと思いますです。なんつーか「ライバル店が多い繁華街でも、やっぱり日替わりランチがおいしい店が強いよねー」みたいな(笑)

<ロッテ5-2ソフトバンク>◇22日◇ZOZOマリン

 ロッテの西野勇士投手(32)が7安打を許しながらも無四球1失点。粘りの投球でチームの後半戦開幕勝利をもたらした。

 右肩違和感明けの中17日登板で、自身にとっては5月30日の巨人戦以来53日ぶり白星となる7勝目を挙げた。4回1死一、二塁から栗原の遊ゴロ併殺に続き、5回1死満塁のピンチも三森を投ゴロ併殺で脱した。今季は本拠地ZOZOマリン開幕、交流戦開幕も先発を任されて勝ち投手になっている。後半戦開幕も結果を出し、「チームにとって大事な試合というのは分かっていた。辛抱強く投げるだけと思っていましたが、いざ白星がつくとうれしいです」と表情が緩んだ。

 打線もグレゴリー・ポランコ外野手(31)が初回の二ゴロ併殺崩れの間の先制点に続き、3回2死二、三塁から左前2点適時打を放つなど2安打3打点の活躍だ。「何とか前に飛ばしさえすれば何か起こるだろうと思って必死にいきました。三振だけは避けようと食らいついた」。詰まりながらも追加点を導いた。

 6回には田村龍弘捕手(29)が「気合と根性で打ちました。あれ(適時打)は1人エンドラン状態でしたね。食らいつきました。西野さんを援護出来て良かったです」と低めのフォークをしぶとく右前適時打。さらに中村奨吾内野手(31)も「みんなでつないだチャンスで、追加点を取ることができて良かったです」と右前適時打で続いた。

 吉井理人監督(58)は「特例2023」で抹消中の藤原恭大外野手(23)の代替選手として、2軍で3割3分6厘3本塁打と結果を出し続けている平沢大河外野手(25)をこの日、昇格させた。平沢は「9番右翼」での先発起用に応え、3回先頭の第1打席で四球を選ぶと、本塁生還。4回先頭の第2打席には1軍では49打席ぶりの安打となる右中間二塁打。6回も四球を選び、1安打2四球1得点に、指揮官から「平沢が藤原の代わりに(1軍に)来てくれて9番でしっかり出塁して上位につないでくれたのが良かった」と絶賛された。

 チームはオールスター前の連敗を2で止め、首位オリックスを追う。

そうか、平沢大河は1軍では「49打席ぶりの安打」だったのか(^_^;)。何しろ4月の終わりまでは実に高い出塁率がいい仕事をしてたんですが、5月上旬から強烈なスランプに陥っちゃって、その49打席前の(?)ヒットは確かレフト方向に流し打ちした打球がぎりぎりファウルラインの真上に落ちてフェアゾーンに入って、という「技ありな」ヒットだったんでまさかあそこまで打てなくなるとは思わなかったんですが…(^_^;)

ちなみに今季の打率としては昨日タイムリーを打った田村龍弘とさして変わらない(実は共に.160前後)んで、ここからいざ起用されるんであれば常に準備万端で打率ないし出塁率を高めて「恐怖の下位打線」を構築できるように頑張って欲しいですね。無論、池田来翔や小川龍成、和田康士朗、石川慎吾、そして現在特例2023で離脱中の藤原恭大、そしてもしかしたら近いうちに1軍復帰もあるだろう荻野貴司、高部瑛斗などなどの実に多士済々なチーム内競争も加わって「うかうかできねー」って日が続いていくことを願いつつ。ま、藤原恭大はそれ以前にしっかり治すように。

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ソフバン10連敗、日ハム11連敗…は、なかなか信じがたい。

ソフトB 球団史上初10戦10敗 大関5失点KO「単純に力不足だと思います。四球から招いたピンチ」(スポニチ)

で、ソフバンは10連敗とのことですが…。

◇パ・リーグ ソフトバンク2―5ロッテ(2023年7月22日 ZOZOマリン)

 ソフトバンク・大関にとって昨季までは4試合2勝0敗、防御率0.52と相性のよかったZOZOマリンだが、今季は苦戦している。4回2失点で敗れた4月23日に続き、この日も5回2/3を投げ、5失点KOで5敗目。0―1の3回には先頭打者への四球から2点を失っており「単純に力不足だと思います。(3回は)自分の四球から招いたピンチ。絶対に点をやれない回だった」と悔やんでいた。

 ○…ソフトバンクは7日の楽天戦から10連敗。チームの2桁連敗は南海時代の85年10月に10連敗して以来38年ぶり5度目。過去4度は引き分けを挟んでおり、チームワーストの69年15連敗も9連敗→1分け→6連敗。10戦10敗は球団史上初。また8日楽天戦からの連続試合2得点以下は9試合に更新。43年の8試合を抜いて、球団初年度38年秋の11試合に次ぐ単独2番目の長さになった。

南海時代の最晩年、ダイエー時代の初期も結構シーズンは苦戦してた印象があるんですが、10連敗したのが38年ぶりってのは凄まじい。85年10月っていえばあのバース様の大活躍で阪神がリーグ優勝→日本一になったあたりの時期じゃないっすか…。

で、記事のコメントとかを見てると「ん、去年の千葉ロッテ?」みたいな雰囲気があるんですけども…投打ともに相変わらずの切れの良さは垣間見えるだけに、本当にチームスポーツは難しい。

オリックス・若月 サヨナラ弾で逆転快幕「めちゃくちゃうれしいです」 12球団最速50勝到達(デイリー)

いやーオリックスもなかなか負けねえ(苦笑)

「オリックス・バファローズ5-4北海道日本ハムファイターズ」(22日、ほっともっとフィールド神戸)

 神戸の夜空に劇的な花火を打ち上げた。右翼席ギリギリに白球が着弾すると、ドッと歓声が起こってオリックス・若月健矢捕手(27)はガッツポーズ。「素直にめちゃくちゃうれしいです」。中学生以来でプロ初のサヨナラ弾。祝福の水でビシャビシャにぬれた体で、中嶋監督に飛びついた。

 同点の九回1死。初球のファウルで足がつりかけた。「あぁ、ヤバい」。これが“けがの功名”となった。力が抜け、145キロ直球をきれいに流し打ち。今季初の猛打賞を今季2号ソロで決めた。

 球宴には補充選手として初出場。ロッテの佐々木朗や楽天の田中将らの女房役を務めた。その中でも衝撃を受けたのがソフトバンクの和田。「衝撃でした」。オール直球で三者凡退。ベテラン左腕のすごさを肌で感じ、野手からも打撃やスローイングなどの技術を吸収してきた。

 ブルペンデーで6投手をリード。「小木田に初勝利を届けたかった」とプロ初先発の後輩を思いやる言葉もあった。森の離脱後は11試合で先発マスクをかぶり、8勝3敗。「友哉の代わりにはならない」と言うが、十分頼もしい。

 チームは両リーグ最速で50勝に到達。後半戦開幕も白星の4連勝で今季最多の貯金18とした。「準備だけは怠らないように」。3連覇へ、勢いは増すばかりだ。

確か森友哉とは同い年だった記憶があるんですけどね、若月健矢。同い年で同ポジションの選手がFAで入ってきたら気持ち的に大いに動揺してもおかしくない(しかも前年・前々年とリーグ優勝して、特に前年は日本一に大いに貢献もしているのに)んでしょうが…、ここらへんはロッテの捕手陣(田村龍弘、佐藤都志也、柿沼友哉などなど)が、先発投手によってバッテリーの相方が代わりつつ激しいレギュラー争いをしつつも、しっかりと分析と研究と連携に関してはうまくやっているとこと似てるのかもしれないですね。

で、日ハムは11連敗か…考えてみればロッテの18連敗(1998年)の時もずーっとボロ負けしっぱなしだったわけではなくて、1点差負けの惜敗や、延長戦に入った末の競り負け・サヨナラ負けというのも何試合もあったうえでの「6月12日から7月9日までずっと勝てなかった」んで、意外に大連敗ってのはこういうことが多いんでしょうね。あ、ロッテ18連敗の時期は日本代表が本大会初出場を果たした1998年のFIFAワールドカップのフランス大会の開催時期とほぼかぶってまして、やはり調べたら6月10日から7月12日だったそうです。いやーほとんどかぶっとる(爆)。

そしてこの結果、パ・リーグの順位表を見てみますと、

6チームが6チームともビミョーにゲーム差が離れてきました。これ、お正月の箱根駅伝やニューイヤー駅伝でいえば「幹線道路の長い直線だとかろーじて前のランナーと中継者は見えるけど、カーブにさしかかったら見えなくなって気持ち的にちょっとダメージがあるかも」ぐらいになってきましたね。更に3-4位のゲーム差が9ゲームぐらいあったのがもう5ゲーム差ぐらいまで縮まってるのが。

小島和哉はこの数試合、打たれまくってるのが気になるとこだが…。

そして今日もロッテはソフバン戦です。

ソフバンはなんか風貌が平沢大河に似てるなーという印象がある板東湧梧ですか…(もともとき中継ぎなどの後ろの方でワンポイントでいい仕事をする印象が強いです)。で、ロッテは左のエース・小島和哉。ただしここ数試合は痛打されることが多しと。いやー今日はマジでわからんかもね。

以上です。

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