スポニチさんの「ロッテ、水曜12連勝でしょう」の見出しが実に最高(笑)

ロッテ・吉井マジック!水曜12連勝でしょう 8年目の苦労人「4番・茶谷」起用実った先制V打(スポニチ)

いやー、連勝はいつか止まると思うからあまり意識はしないようにしてますが(というか知りませんでした(汗))、それはともかく個人的には「水曜どうでしょう」バカなわしとしてはなんつー嬉しい見出しか(笑)。

◇パ・リーグ ロッテ7-3オリックス(2023年5月17日 ZOZOマリン)

 采配も柔軟なら、会話も柔軟だ。ロッテ・吉井監督は「コーチ陣に反対されてきてようやく実現した」と笑い、プロ8年目で初めての「茶谷4番起用」プランを監督に就任した昨秋から温めていたことを明かした。

 通算本塁打はわずか1本だが打率・377を誇るつなぎの4番に託し「知らなかった」という4月29日以来の単独首位に浮上した。ソフトバンクを戦力外となり、ロッテに育成で入団した苦労人に、指揮官は「本当は長打でドカーンと還してくれる人がいいが、誰が一番ヒットを打つ確率が高いか考えたら茶谷だった」と期待。4回無死一、三塁で田嶋から中前適時打で先制。5回2死三塁は詰まった打球が三塁ベースに当たる適時二塁打だ。

 05年にサブロー(現2軍監督)をつなぎの4番として起用し、日本一に導いたバレンタイン監督の采配と似ている。36試合目で36通り目の打順と臨機応変だ。2人はメッツとロッテで計3年間、投手と監督という間柄だった。吉井監督はメジャー球団も渡り歩き、発想が柔軟。試合前練習は他球団の監督と違ってユニホームを着用せず、ハーフパンツでベンチから見つめる。一部の選手も半ズボンで打撃練習をする。日本では異例の光景だ。

 打順は「たまたま。どれが一番勝ちに近づけるか考えた」と組んだのが36通り。選手が準備しやすいように前夜に決め、伝えてから帰宅させる。選手の意見も聞く対話路線。茶谷は「ただ4番目というだけ。周りもふざけて(いじられて)リラックスできた」と振り返った。ファンからはSNSで「茶柱が立った」と称えられた。

 吉井マジック。水曜日の連勝が昨年8月から12に伸びたのもマジックだ。

確かにボビー監督の頃のサブロー選手ってこんな感じの4番打者ってことが多かったですね。その「土壌」もあったんで、意外に茶谷健太が緊張せずに4番打者でいい仕事ができて、更に次の5番打者の安田尚憲も一緒に乗っていけたような気がしますです。

まあそれでも吉井監督いわく「茶谷4番案」をコーチ陣が反対してた…ってのはある意味で諧謔(かいぎゃく。面白い気のきいた冗談。しゃれ。ユーモアという意味)も勿論含まれているとは思いますが、それでもコーチ陣とじっくり話し合って36試合目でついに「実現」できたってことは、決して吉井監督のカンピューター(?)だけで動いているわけではなく、しっかりと福浦ヘッドコーチを筆頭にコーチ陣ともちゃんとコミュニケーションは取りつつ、いわゆる「小田原評定(多くの人が集まって相談しても結論が出ず、決定を見ないことを指します)」にもならず…で、毎試合違うオーダーを組むってことは「それなりの意図とアイデアも含まれている」はずなので「なるほど、そう来ましたか」と野球ファンそしてプロ野球関係者を唸らせることができてるのは凄いことだなと思ってます。

それを思うと、去年以前の井口監督の場合は勿論2年連続2位という千葉ロッテという望外な(?)好成績も残してたので全面否定するのもそれも違うなとは思ってますが、強いて言えば采配が硬直化してた部分だけは監督(まあ現役引退即監督就任でしたからねえ…)としての経験不足は否めないとはいえ、あの人脈・政治力そして説得力は明らかに監督よりかはGM向きの井口サンを考えると、意外に「井口GM、吉井監督」のコンビで去年は見てみたかったかもしれないな、と。果たして去年の今頃のレアード様・マーティン様が絶不調だった時に仮に今の吉井監督だったらどう手を打ったのだろう、とかね。

ゆえにたぶん5年ぐらい後には次or次の次あたりのロッテの監督になってる可能性が高い福浦御大はぜひ吉井氏のやり方を傍目で見てて大いに参考にできるとこは参考にしてほしいです、はい。

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水曜どうでしょうとVF甲府の話も。あ、甲府も昨日勝ちました(笑)

で、「水曜どうでしょう」。

うちの車の後ろのとこにどうでしょうのステッカーと、千葉ロッテマリーンズ・ヴァンフォーレ甲府のマグネットステッカーと共に貼られてます(笑)。そして行くとこ行くとこ、このうちの白いミニバンと似たような色・形のクルマが多いので見分けをつける際には結構役に立ってます。

そして水曜どうでしょうも近いうちに「新作」が出るという話も。まさか大泉サンも「騙されて旅先に拉致されてた」北海道のローカルタレントから始まって約四半世紀で最近はNHKの紅白歌合戦の司会をするぐらいの「国民的大人気」を博すほどの大人物になるとはねえ(苦笑)。

そして昨日は千葉ロッテ同様ご贔屓にしているヴァンフォーレ甲府も試合がありまして、

奇しくもマスコットのヴァンくんの誕生日だったんですが、

苦しんで苦しみまくった結果、後半ロスタイムでPKを決めて1-0で秋田に勝利してました。そしてこの甲府の監督さんの「勝って兜の緒を締めよ」な姿勢がいいっすよねえ。シーズン後半にはACLも待っていてより苦しいシーズンにはなりそうですがこういう試合をモノにしていけば経験値と勢いは必ず秋あたりに踏ん張れる要因にもなってきますからね…今はとにかく昇格圏とは極端に離されず7-8位あたりをじっくりキープして上を伺うぐらいのポジションでいいと思いますです。

今日は「ブルペンデー」になるらしいです。

小島和哉”ブルペンデー”の18日につなげる8回2失点「どんどんストライク狙って投げられた」【ロッテ】(中日スポーツ)

そして今日は実はブルペンデーらしく、予告先発としては、

ロッテは本来は中継ぎで投げている廣畑投手が先発を予定しています(なおオリックスの山崎福也投手は先発もバリバリこなすタイプの投手です。この人もいい仕事するんですわ(苦笑))。

そういう意味では、

◇17日 ロッテ7-3オリックス(ZOZOマリン)

 ロッテの小島和哉投手が先発して8イニング2失点で4勝目をマーク。黒星だった開幕戦の後は4連勝で、3勝だった昨季の勝ち星を上回った。

 「めちゃめちゃ状態が良かったわけではなかったが、『長い回を頼む』と言われ、どんどんストライクを狙って投げることができた」。18日のオリックス戦(ZOZOマリン)は中継ぎが本職の広畑を先発で初起用し、小刻みに継投する予定の「ブルペンデー」。7回に2ランを浴びたものの、計算通りに救援陣を温存させることもできた。

昨日は先発の小島和哉が8回まで114球も投げて粘りに粘ってくれたおかげで9回に坂本光士郎を1イニング投げさせただけで「温存」できたのは非常に大きかったんですね。

↑本当に見てて安心するぐらいのいいピッチングでした。そして打線の援護点も…。

いやーできれば勝ちたいけども、果たして勝った際には誰が勝利投手になるんだろう。「あれ、あなたはプロ初勝利だったの?」ぐらいな意外な投手が粘ってナイスピッチングしてくれると嬉しいっすね。

以上です。

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