【千葉ロッテ】特に平沢大河と茶谷健太は小坂コーチに「ノック2万本」ぐらいを(以下略)

ロッテ、97年世代が内野でノック 平沢と茶谷は練習後にロングティー(Baseball King)

宮崎のフェニックスリーグが終わり、今年は秋季キャンプがないので幕張か浦和で秋季練習ってことになってますが…いやー平沢大河と茶谷健太、小坂コーチにめちゃくちゃ鍛えてもらってもっと守備うまくしてもらいな?とか(笑)

ロッテの秋季練習が5日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。

 打撃練習では茶谷健太がセンターから右方向の打球を中心に打ち、平沢大河はレフト、センター、ライトと広角に打ち分け、最後はライトスタンドに放り込み打撃練習を終えた。和田康士朗は左の打撃投手のときに広角に打っていたが、右の打撃投手のときは反対方向の打球を中心に打った。打撃練習中には安田尚憲とバッティングについて話し合っている場面も。

 安田は白木のバットだけでなく、時折茶色のバットで打っているときもあった。打球方向は序盤センターからレフト方への当たりもあったが、ライト方向に引っ張った打球が多かった時間も。これまでは若手らしく声を出して盛り上げることが多かったが、練習中に谷川唯人、山本大斗など年下の若手選手たちに声をかけるなど、この秋季練習では全体を見渡し、若手選手たちを引っ張っている印象を受ける。

 松川虎生は黒茶のバットで左の打撃投手のときに最初はひたすら反対方向で、途中から引っ張りの打球も増えた。右の打撃投手の時は引っ張った打球が多かった。松川は打撃練習が終わったあと、キャッチャーミットに持ち替えて金澤岳コーチとマンツーマンの守備練習で汗を流した。

 山口航輝はレフトで打球捕を行った後、三塁方向からレフトスタンド方向に向かってロングティー。納得がいかない打球もあったのか、「あ~」と悔しがる場面も。山口に限らず他の選手たちも自分がロングティーを終えた後、スタッフとともに外野やスタンドにいきボールを拾うが、山口はレフトポール際の三塁内野スタンド2階席に飛ばした打球を自らボールを集めにいっていた。わざわざ記事に載せるほどのことではないと言われるかもしれないが、スタッフのみなさんがロングティーのティーあげや特守の際、選手が一塁スローする場合にファーストに入るなど業務が多岐にわたり忙しいということをわかったうえで山口自ら一番遠い三塁側の2階席に自らボールを拾いにいったように見え、筆者個人的に印象に残ったので記載した。山本大斗も山口が終わったあとにロングティーを行った。

 守備練習では“97年世代”の平沢大河、茶谷健太、佐藤都志也の3人は、小坂誠コーチのノックを受けた。佐藤はサード、平沢と茶谷はショートとセカンドを交互に入り、終盤は平沢、茶谷ともにショートのポジションに入った。ノックが終了したあとには佐藤が、小坂コーチからマンツーマンで指導を受けていた。打撃練習中の守備練習では、髙部瑛斗も内野陣とまじって内野のポジションでノックを受けた。

 平沢と茶谷の2人は守備練習の後、少し時間を空けてからバットをもって再びグラウンドへ。ティー打撃を行った後、ホームベースからレフトスタンド方向に向かってロングティー。2人でボールケース約2箱分打った。

 投手陣はキャッチボールを行ったがこの日も全員で行わず。小島和哉、小野郁はウォーミングアップが終わったあとすぐに行い、他の投手陣は野手の打撃練習が始まる前に行っていた。

で、高部瑛斗も97年世代のひとりなので実に興味深い。

なんか思うに、佐藤都志也をサードで守らせて…ってのも興味深いが、今年数多のライバルを押しのけて1軍スタメンが多かった茶谷健太と、今年はなんやかんやで春先に開幕1軍を掴んだものの最終的には2軍暮らしが多かった反面、その2軍のイースタン・リーグの首位打者と最高出塁率を獲得した平沢大河を、ショートとセカンドで交互にノックしたり、共にショートに入ったり…と、いい意味で「競わせている」のは吉井監督以下コーチ陣もいろいろと考えてんだなあと(笑)。

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特に平沢大河と茶谷健太には「シュート2万本」ならぬ「シートノック2万本」で(をい)

もっとも守備に関してはまだまだ不安が多い点もあるので、この秋季キャンプの間だけでも小坂コーチは平沢大河と茶谷健太には特に、

スラムダンクの安西先生の「シュート2万本です」よろしく「君等にはシートノック2万本な」ぐらいの事を言っちゃってもいいと思うけどね。

で、当然、平沢大河は桜木花道よろしく(?)「2万で足りるのか?」って返さねえと(をい)。

いやマジな話、この平沢大河や茶谷健太あたりの今年来年で24-5歳ぐらいになっていよいよ若手から中堅にさしかかっている世代の選手たちがどんなことをしてもチーム内だけでなくオープン戦・公式戦を含めても「ブレイク・スルー」してこないと後から伸びる選手も伸びてこないような気がするんですね。いずれにしてもそろそろ結果を出せないとクビを切られてもおかしくねえだろぐらいの危機感を持たねえと、と(特に茶谷選手の方はソフバンで一度それを経験してテスト入団でロッテに来た経験があるだけに「よーくわかっている」のは言うまでもないんでしょうね)。

そしてここ数年、投手陣の方はとりあえず、高卒入団の二木康太・岩下大輝・種市篤暉がどーにか伸びてきてそこに「令和の怪物」佐々木朗希が追いつけ追い越せで成長してきて…で、吉井コーチ→ピッチングコーディネーター→そして新監督の差配によるやりくりや育成プランが「当たってきた」だけに。そうなりゃ次は「なかなか井口監督が手を付けかねていた」野手陣だろうと。たぶん来季早々にはショートの藤岡裕大も怪我が完全に癒えて復活するだろうし、セカンドの中村奨吾のバックアップも含めて「どこを守るにしてもしっかり鍛えてもらえよ?」と(^_^;)。

その上で、現役時代の小坂コーチのような名手っぷりな、そこまでに至るのは難しいかもしれないけど何が来ても全くびびらないぐらいの強心臓を持てるぐらいにその小坂コーチのわずかな片鱗(?)でもを見せるようになってくれると嬉しいんだけどねえ。とりあえず(選手もそしてノッカーをやるコーチの方も)壊れない程度にどうぞよろしくです。

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