・ロッテ益田直也 再生回数200万回に迫る「バズり投法」の真相を明かす(日刊スポーツ)
8月ぐらいに態勢を崩しそうになりつつもストライクなボール(しかもそこそこ速い速球)を放ってた益田選手会長…ってのがありましたが、
その時の裏話をされておりました。いやーあれがわざとだとしたら逆に大したもんだなと(笑)。もちろん、常日頃の体幹を鍛えたりしてるのもあるんでしょうけどね。
ロッテ益田直也投手(32)が球場とネット上をざわつかせた“あの1球”について真相を口にした。
8月24日の日本ハム戦(札幌ドーム)で同点の9回裏に登板した。2死後、打席には西川遥輝外野手(29)。1ストライクからの2球目だった。
投球動作に入って左足を上げた益田が、少し後ろによろけたようになり、さらに二塁側に体を傾けて、ようやく直球を投げた。146キロ、ストライク。追い込んで、最後は空振り三振で終わらせた。
純粋に足場が崩れただけだったのだろうか。益田は「意図して、でした。あそこまで崩れるつもりはなかったんですけど」と初めて明かした。
クイックも交え、1球ごとに間合いを工夫しながら最終回に臨んでいる。それでも「あそこまで大げさにやったのは遥輝が初めてです」という。「遥輝は選球眼がいいので。選球眼がいい打者はああいうのされると『あっ!』ってなるんで」。益田にとって、西川は和歌山・紀の川市での小学校、中学校の後輩にあたる。知り尽くした相手に秘技を出し、苦笑いさせた。
試合後は「わざと?」「面白かった」など反響も多かったという。パ・リーグ公式戦などを動画配信する「パ・リーグTV」でも「絶対に笑ってはいけない新投法」として特集され、再生回数は約4カ月間で198万回に達している。
「パリーグTVでも結構バズッたみたいなので。ああいうのがいいのかなと。野球界が少しでも盛り上がることはいいと思うので、よかったかなと」
その“バズり投法”は、来季も披露されるのだろうか。益田は「あれで打たれたら話にならないので」と気を引き締めつつも「何回か、誰かでやりたいなと思います」と予告した。
ちなみに私自身はこのシーンの時は、
たまたま北海道を旅行中でして、富良野の宿で「あれ、BS12で中継やってんじゃん」と思って見てたら、9回に3点取って追いついて、このまま引き分けで行ってくれー、益田会長頼みますぞーと思ったら、実況のイッツ・ゴーヌ氏が「BS12で御覧の皆様はここでお別れです」でプツッと中継が終わって( ゚д゚)ポカーンってシーンでした。なので益田選手会長のフラフラピッチング(?)は目撃した記憶も見てなかった記憶も…たぶん「おいっ」っ感じでツッコミの方に向かっちゃって覚えてなかったんですね。
※ゆえにこのシーンはたぶん翌朝あたりにスマホでTwitterを見て爆笑してた記憶が(苦笑)
と思ったら結局「中継が終わったその瞬間」だったようで。なるほどよく覚えてねえのも道理だ(苦笑)。ま、来年以降、またやるのかもしれませんが狙われる可能性もあるんでやる時はさりげなく打たれないようにどうぞよろしくです。
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吉井前コーチの格言にしびれる思いに(笑)
・ロッテ投手コーディネーター&侍J投手コーチ 吉井氏から教えてもらった「中継ぎは降格じゃない」(スポニチ)
確かに一昔前の先発完投型な投手やそのパターンは確実に減りましたね。それで中継ぎ投手の出番が増えてきたのは活性化するって意味では非常にありがたいことなのかもしれないね。
ロッテ・吉井理人投手コーチが、来季からフロント部門に新設されたピッチングコーディネーターに就任することになった。
吉井コーチが現役を引退し、08年から日本ハムで投手部門を担当したコーチ1年目から担当記者として接し、いろいろなことを教えてもらった。
記憶に残るのは、先発投手が調子上がらずに、中継ぎとしてブルペン待機することになったときのことだ。「なぜ、中継ぎ降格なのか」と聞くと、「先発が中継ぎより“えらい”わけではない。降格でなく、配置転換だよ」と教えてくれた。
当時も投手陣の先発、中継ぎ、抑えという分業はあったが、先発投手が完投することは今よりも多かった。世間的には、先発できない投手が、中継ぎをするといったイメージも強かったと思う。
ところがメジャーを経験し、吉井コーチ自身も先発、セットアッパー、クローザー、さらにはロングリリーフもこなしている。中継ぎの重要性、難しさ、さらには先発ができるから、中継ぎで結果を残せるわけでもないことを、丁寧に話してくれた。これまでの認識を改めるものとなった。
15年前に比べ、最近は中継ぎのスペシャリストも増え、一般的にもブルペンの重要性が認知されてきたが、当時はそんな先入観が強かっただけに、とても勉強になった。個人的にはそれ以来、投手の役割によって「降格」という言葉は使っていない。
これは打線にも当てはまる。打撃不調で4番から8番に替われば、確かに降格かもしれないが、「4番」から「3番」、「3番」から「2番」など役割が変わるだけのことも多い。
吉井コーチからは「先発投手は、その試合の王様」「1軍投手コーチはベビーシッターみたいなもの」というフレーズもよく聞いた。
この二つには似たような意味が隠されている。「王様」とは、その日の先発投手には、試合前から徹底的に気分よくなってもらうという作戦だ。
「先発には長い回を投げてもらわないと、チーム自体が一年間もたなくなる。だから、その日の先発には気分よくやってもらうのが一番」
では、「ベビーシッター」とは、どう意味か。
「2軍の若い選手には技術的指導も必要だが、1軍コーチは(試合に勝つために)選手の機嫌をとることが大事」
愚痴や悩みを聞いて、「そやな、そやな」と同意してあげる。選手の不安や不満を取り除くことで、マウンドでパフォーマンスを発揮してもらうのだ。
日本ハム、ソフトバンク、ロッテでコーチを務め、試合後には若手とミーティングすることが、日課だった。これまでダルビッシュ、大谷、千賀ら大物を見守ってきたが、ロッテでは佐々木朗、小島、佐々木千らを羽ばたかせた。
新たに侍ジャパンの投手コーチにも就任する。日本ハム時代にともに戦った栗山監督と、再びタッグを組む。新たな職で、今度はどんな手腕を発揮するのだろうか。また、じっくりと話を聞いてみたい。
とにかく千葉ロッテの1軍投手事情(?)は、前任のコバマサコーチが「現役時代、先発投手を失格扱いされて後ろに回されて、チームの守護神に」という経緯があっただけに投手を無茶使いし続けて、先発投手が好投しても後から中継ぎ・抑えが勝ちを消しちゃうとかそういう事があまりにも多かったんで、吉井コーチが井口監督と投手陣の間に入って厳格な「基本は3連投以上はさせない」とか、疲れをためさせないやりくりとかをしてくれたのがたぶん2年連続2位になれた要因なんだろうなと思っています。
それに加えて先発投手陣に「ベビーシッター役のようなもの」もやってくれてたんだねえ。来年からの投手コーチは大変かもしれないけどそこらへんは見習ってナイスやりくりをお願いしますです(笑)
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