・右足甲骨折のロッテ・マーティン 来週5日の西武戦から復帰、驚異的回復力(スポニチ)
昨日、オリックスが首位奪還したというニュースから「さあロッテはここからが本番」と思ってたんですが…、ちゃんとそれなりの先進医療を受けてればいいんだけど、気合いだけで強制復帰ってのは勘弁な。
右足甲骨折で離脱中のロッテ・マーティンが、5日の西武戦(ZOZOマリン)から復帰する。1日の楽天戦は悪天候で中止となったが、井口監督は明るい表情で「来週の火曜日(5日)から合流する」と明言した。
2日にシート打撃を行い、3日の2軍・楽天戦(ロッテ浦和)にDHで出場する方針。マーティンは9月19日の日本ハム戦で自打球を当て、翌日に「右足中間楔状(けつじょう)骨骨折」と診断され、出場選手登録を抹消されていた。
25本塁打の主砲を欠いたチームは3勝6敗と失速し、優勝マジック点灯目前で足踏み。指揮官は「1人抜けたところで(打線は)ガクッときた。いるといないとでは大違い」と復帰を大歓迎した。
離脱直後から「右翼を守って優勝を決めたい」とレギュラーシーズン中の復帰を予告していたマーティン。CSでの復帰を想定していた指揮官も驚きの前倒しだ。47年ぶりの勝率1位でのリーグ優勝に向け、頼もしい男が帰ってくる。
おそらくメーカーさんにその箇所を守る専用のプロテクターみたいなのも発注するんでしょうし、何より2週間のブランクを埋めるだけの(気持ちの部分も含めて)調整も必死にしてくるんだろうなあ、マーティン様。
ちなみに一応調べたら、たとえば骨折に関しては、
というのがありました。しかもこちらは11年前の記事なんで、ひょっとしたら医学や治療・リハビリのノウハウが今はもうちょっと進化してる可能性もありますね。しかも健康保険の保険適用もされるらしいです(とはいえ、たぶん球団としてはスポーツ保険から自費で出してるんでしょうが)。
さらに今回はたぶん怪我が「骨折」なんで使ってないと思うんですけども、
こちらは順天堂病院のサイトにあったんですが靭帯損傷とかにはこういう治療法もあります。自分の血液から特殊な機械(遠心機など)を使って血小板だけを抽出してそれを患部に注射すると治りが早いというものですね。こちらはゴルフのタイガー・ウッズ選手が実際に早期回復した際に使った治療法だったそうですが。実は保険適用が効かない自費治療となるようです。
ただし、こういう治療法もせずに、ぶっちゃけていえば回復もしてないのに無理くりに使い出すのだけは勘弁な。それはマーティン様の気持ちは買いたいけど、彼の今後の現役人生に影響を及ぼすことになるのはナンセンスなんで。「そういう時のために」浦安の順天堂病院と千葉ロッテ球団が提携してるんだ、という事は信じさせてほしいですね。無論、その前に野手陣のテコ入れも必要でしょうし、何より死球から調子を崩した藤原恭大とかもなんとかしなきゃ…。
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むしろオリックスが首位奪還してからが「スタート」だな、と。
・オリックス 5連勝で9月7日以来の首位!宮城「初回から飛ばした」20歳初勝利で今季12勝目(スポニチ)
さて、ここからが千葉ロッテにとっては大勝負のスタートですな、と(苦笑)
◇パ・リーグ オリックス2-1ソフトバンク(2021年10月1日 京セラD)
再奪首の立役者は、20歳左腕だった。オリックス・宮城が7回1失点で“ハタチ1勝”となる12勝目を挙げ、チームを9月7日以来の首位に浮上させた。
「初回から飛ばした。いい投球ができず悔しい思いをしていたのでホッとしています」
毎回のように走者を背負っても勝負どころを間違えない。2回無死一塁でデスパイネの胸元をえぐる強烈なクロスファイアで見逃し三振。続く牧原はスライダーで二ゴロ併殺。6回無死一塁では栗原を低め143キロ直球で二ゴロ併殺に仕留め、最後は柳田をスライダーで空振り三振だ。
8月21日西武戦で11勝目も、同25日に誕生日を迎えて以降、泥沼にはまり込んだ。「自分がチームの勢いを止めちゃってるって勝手に背負った部分があって…」。芽生えた大人の責任感が逆に重圧を招いたが、「中嶋監督や先輩から“背負う必要はない”と言ってもらえて」。迷いを振り切るように腕を振り、つかんだ白星だった。
これで勝率・800とし、2位の山本(・750)をリード。勝率第1位投手の条件を満たす13勝以上にも王手をかけた。高卒2年目までに勝率第1位投手タイトル獲得となれば、オリックスが優勝した95年の平井正史以来で、吉兆と言える。
チームは1分けを挟んで今季3度目の5連勝。最短7日に優勝マジック「9」が点灯する可能性がある。中嶋監督は「結局ダンゴ。1日ごとに首位が変わることもある」と表情を引き締めるが、確実に追い風は吹きつつある。
まあ個人的には、ロッテに関してはなまじっかマジック点灯した方が妙なプレッシャーがかかってやってらんねえと思うんで、ずっとロッテ・オリックス・楽天・ソフトバンクあたりが競りに競りまくって、「優勝マジックが点灯→実はマジック1でした」ぐらいの方が正直ありがたい。
で、今朝の時点でどーなってるのか、と言いますと、
《最短7日にマジック点灯》オリックスが試合のなかったロッテを逆転し、9月7日以来となる首位に返り咲いた。オリックスには最短で7日にマジック9点灯の可能性があるがどうか。一方、2位に転落したロッテだが、最短マジック点灯日は3日となっており、オリックスよりも早い。条件は、ロッテが2日と3日の楽天戦で連勝か1勝1分け。その間、オリックスが連敗するとM16が出る。
…ややこしい(爆)。
とりあえず私としては、
勝負はこうでなくちゃ面白くねえ。長かったなあ。さあこい、これからが男のスタートだ -1971年、参院選で最後の議席で初当選して
— 立川談志の名言・格言_bot (@dannshi_bot) September 30, 2021
こちらは千葉ロッテよりもヴァンフォーレ甲府の方でピンチになった際によく引用するツイートなんですが、立川談志師匠のこの名言を抱きしめながら(?)、まあここからが「男のスタート」なんでしょうね。さて今日の楽天戦はどうなんだろう。そもそも台風の影響は?
以上です。
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