・【千葉魂】岡田幸文の魂受け継ぐ男 和田、贈呈グラブ今も愛用(千葉日報)
いつもいい記事を書いてる広報・梶原氏の文章がやっぱし泣かせるわあ。確かに左投げ左打ちの快速外野手という意味ではタイプが似てるなと思ってたら、現役最終年とルーキーイヤーで丁度かぶってましたか…。
千葉日報のコラムが更新されました。 / 【千葉魂】岡田幸文の魂受け継ぐ男 和田、贈呈グラブ今も愛用 https://t.co/K16KIRF4XS #chibalotte
— 千葉ロッテマリーンズ (@Chiba_Lotte) September 1, 2020
今も大切に使っているグラブがある。今季、育成から支配下登録されると開幕1軍入り。その後も足を中心にチームの勝利に貢献し続けている和田康士朗外野手が使っているグラブは憧れの大先輩から2年前にプレゼントされたものだ。
□ ■ □
それは現在、独立リーグの栃木ゴールデンブレーブスで守備走塁コーチを務める岡田幸文氏が現役時代に使用していたもの。あれは岡田氏が引退した2018年。シーズン途中で2軍落ちした同氏は細身の新人外野手と一緒に練習をする機会が増えた。守備練習をしていた時に和田の使い古されたグラブが目に留まった。「ちょっとグラブを見せてみろよ」。若き育成選手の商売道具をジッと見つめた。練習が終わり、ロッカーに戻るとまた声を掛けた。「一つグラブが余っているから使ってみるか?」。和田はあまりのうれしさに大声を上げて即答した。育成で入団したばかりの若者にとって岡田氏は境遇も似ている憧れの大先輩。その人からグラブをもらえたことがうれしくて仕方がなかった。手にはめてみるとピッタリだった。そしてなんとも使いやすそうだった。和田はこの時、プロの1軍外野手のグラブを知った。
「同じ育成出身でクラブチームを経験されている。左バッターで左投げ。すごく共通項があってずっと憧れていました」と和田は当時の事を振り返る。
それからも一緒に練習をする機会が多かった。足には自信があったが守備は苦手だった。同氏の守備を近くで見ながらいろいろと教えてもらった。その時に掛けられた言葉を、今も大切にしている。
「守備は苦手で緊張していつもミスしたらいけないと思ってガチガチになっていた。そんな時に岡田さんに『全然、ミスしてもいいから思い切ってやれ』と言ってもらえた。それからリラックスして守れるようになった」と和田。
引退が決まった時に今までの感謝の気持ちを述べると「頑張れよ」と励ましてくれた。今年開幕前に支配下登録が決まると1軍スタッフを通じて「おめでとう」と祝福された。
現在、岡田氏は栃木にいる。もちろん古巣の試合は気になってテレビでチェックする。ある時、和田のグラブが目に留まった。あの時のグラブだった。なんとも言えないうれしさがこみ上げてきた。
「いつも気になってみていますよ。グラブをあげた時、すごくうれしそうだったのは今でも鮮明に覚えています。ボクも育成出身なので、待遇面の厳しさも分かっている。だから彼にプレゼントした。そのグラブを支配下選手になって1軍にいる今でも使ってくれているのはうれしい。彼の実直な性格を表していると思う」(岡田氏)。
□ ■ □
岡田氏は09年に支配下登録をされると翌10年6月2日、本拠地でのジャイアンツ戦で1軍先発デビューをする。プロ初安打、プロ初打点、2盗塁を記録する衝撃的なデビューを飾ると翌年からはレギュラーに定着。プロ10年間、通算910試合に出場した。和田は5月31日に支配下登録をされると8月16日のファイターズ戦(ZOZOマリンスタジアム)でプロ初スタメン。3安打3盗塁3得点でヒーローとなった。
「ボクはあの時、間違いなく1軍で活躍する選手になると思っていた。足があるし肩も強い。守備範囲も広い。でもまだスタートライン。ボクも育成からはい上がってきた。これからが勝負なので自分の持ち味を生かして活躍してほしいと思う」と岡田氏は後輩にエールを送る。
岡田氏の守備範囲の広さをファンは背番号「66」とかけて、エリア66と呼び称された。背番号「63」もまた憧れの大先輩のように、これからは攻撃だけではなく守備で存在感を見せつけていく。2軍のグラウンドで共にした時間を忘れない。
本当にいい記事だな…(ノД`)シクシク
スポンサーリンク
「エリア66」から「エリア63」へ。
で、改めてYouTubeで調べたら凄い動画を見つけまして。
いや、本当に守備がすごいすごい。ダイビングキャッチしてるシーンでもよくよく見ると体はすでに間に合っていて決してギリギリではなく多少の余裕を持ってキャッチしてる…ってのが「凄まじい」の一言に突きますもの。
で、もっとびっくりしたのが2011年の東京ドームでの巨人戦、
岡田選手ファインプレー3連発、ルーキーだった伊志嶺選手の逆転2ラン…ってのもびっくりなんですが、その岡田選手のファインプレーにスタンドの巨人ファンも拍手して、日テレのアナウンサーも(たまたま解説の江川卓氏が岡田選手の高校の先輩だったってこともここで知るわけですが)で大興奮…というのは、ものすごい試合だったんだなあと。
ちなみにこの年は前年日本一になってからの最下位…という別の意味でとんでもない一年でもあったんすけども(^_^;)
で、最近の和田選手の守備の動画もありました。
つーか、岡田選手に負けず劣らず足が速すぎる(苦笑)。
個人的にはできればこのまま走攻守全てのレベルを高めて、右の荻野貴司と共にリードオフマンとしてロッテの1-2番打者で牽引してくれるようなすごい選手になるといいなーと思いますね。共に3割超の打率で、青天井に近い(笑)出塁率を誇ってバンバン盗塁もしてくれれば…。
そこらへんはルーキーイヤーから怪我との戦いで今年も盗塁の時に太ももを痛めてしまい現在離脱中の荻野貴司のように怪我がちな選手にならんように(とはいえ荻野貴司も近年は食生活を変えたりして怪我が減ってきたんすけどね…一昨年は死球、今年は盗塁の時の怪我だったんで防ぎようがない怪我ではあったんすけど)、今からでもしっかりとストレッチやケアもしっかりして、千葉ロッテはおろか、パ・リーグを代表するリードオフマン、守備の名手になってほしいと思いますです。
あ、「エリア63」も勿論いいけど、その気になったら何年か活躍した後に福浦御大の9番を継いでも(以下略)
▼ランキングに参加してます。クリックよろしくおねがいします。