・ロッテ 4年ぶりの5連勝!井口政権下では初の大型連勝で首位堅守(スポニチ)
今日は対オリックス6連戦の3戦目でした。まさか初回に中村奨吾の満塁弾が出て、そのまま岩下→東條→石崎→タナヤス→中村稔と継投して完封するとは…。なお4年ぶりの5連勝および単独首位になったそうで(大汗)
◇パ・リーグ ロッテ5-0オリックス(2020年6月25日 ZOZOマリン)
ロッテがオリックスに5-0と完勝し、5連勝を達成した。16年6月の7連勝以来、4年ぶりの大型連勝で、井口政権下では初。開幕戦の黒星から一気に巻き返し、首位を守った。
ロッテは初回、オリックスのドラフト3位・村西の乱調に付け入った。プロ初登板初先発の緊張があったか、3連続四球などで1死満塁とすると、マーティンが押し出し四球。さらに続く中村奨が1号満塁弾を放って、一気に5点を先制した。
ロッテ先発の岩下は、昨季オリックス戦に5試合で1勝0敗、防御率1・52という好相性。その通りに、5回まで無失点でしのいだ。6回は2死一塁で降板したが、4安打無失点と先発としての役割を十分に果たした。7回には2死満塁のピンチを迎えるが、3番手の石崎がT-岡田を空振り三振に打ち取り、その後も田中、中村稔と継投して完封勝ち。危なげなく、逃げ切った。
井口監督は「しっかりと野手が点をとってくれたし、その後も岩下、リリーフ陣がゼロに抑えてくれた」と称え、満塁弾の中村奨には「今、6番という打順でバントしたり、長打も含めて、しっかりと役割を果たしてくれている」と評価した。一方で5連勝には「残り3つある。明日もしっかり戦いたい」と、勝ってかぶとの緒を締めた。
今日は殆どの時間を千葉テレビのマリーンズナイターで見てました。いやー今年初登場の「炎のストッパー」でおなじみの解説・倉持明氏の「負け試合の時の思い出話に花が咲く」例のトークはさすがになかったんですが(笑)
しかし不思議だったのはオリックス打線も合わせて8安打打って、それなりに塁を進めている…にも関わらず、去年までだったら比較的易易と点が取れた場面で、ロッテの投手陣がびしっと抑え込んでいるとこですかね。
実は解説の倉持氏いわく「こういう簡単にランナーを塁に出すピッチングはよろしくない」というシーンも結構あったんですけども、少なくても2017年の伊東勤監督最終年の「ぶっちぎりの最下位」だった年であれば本当に平気で3-4失点していてもおかしくない場面で、例えばセンター前に抜けるかな?というゴロを内野ゴロにびしっと抑えたり、右中間に抜けそうなライナーをセンターの荻野貴司やライトのマーティン様がフライとしてアウトにしたりと。それを「うまく芯を外して打たせている」のか「投手陣の調子および球速が上がってるから」なのか、はたまた去年以前と何が違うのか、は、正直、開幕して数試合目の今はいまいち判断ができねえなあ、って感じですかねえ。
とはいえ対戦相手のオリックスさんだってあの「主砲」だったT-岡田選手をなんと1番打者で起用してきてびっくりしたんですが、そのT-岡田選手の存在が、後で書きますロッテの「6番・中村奨吾」と同じぐらい「めちゃくちゃ効いている」だけに(実は今季のトータルの打率は.240ぐらいでさほどではないんですが、やはり打席での「威圧感」はマジで半端ないです。それでいていいとこで1試合に1回はほぼ確実に出塁してますしね)…たぶん長期戦になればなるほど、混沌とした対戦カードになっていくんでしょうね、これ。
しかしそれでも千葉ロッテ5連勝。最近ほとんど記憶にないと思ったらなんと4年ぶりだったそうです。そして楽天が日ハムに負けたのでなんと単独首位。こちらも2016年の伊東監督時代以来4年ぶりだったそうです…いやー4年も前なのか(苦笑)。
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まさか中村奨吾が満塁弾を打つとは…(;゚Д゚)
・ロッテ中村奨吾が初回満塁弾「最高の形になった」(日刊スポーツ)
しかし「6番・中村奨吾」がこんなに「効く」とは正直思わんかった…(^_^;)
<ロッテ5-0オリックス>◇25日◇ZOZOマリン
ロッテ中村奨吾内野手が1回に満塁弾を放った。
オリックスの先発はドラフト3位ルーキー村西。制球が定まらず、先頭から3連続四球をもらって無死満塁。1死後、マーティンへの押し出し四球で1点を先取し、なおも満塁で打席が回ってきた。
1ボールから高め144キロの直球を完璧に捉え、左中間ホームランラグーンへ。今季2号に「みんなでつないだチャンスだったので、ファーストストライクから思いきって振っていこうと思っていました。最高の形になって良かったです」と喜んだ。
ロッテは初回、1安打で一挙5点を先行した。
で、例の「ホームランターゲット」はどーなった?と言うと、
ホームランラグーン、でした。それはそれで惜しい(をい)
こないだアジャ井上に満塁弾を喰らったソフバンの津森投手の話とか。
そういえばこないだ、アジャ井上に(先発投手が危険球退場で)プロ初登板で満塁弾を食らったソフバンのルーキー・津森投手は実は昨日、
・満塁被弾デビュー直後、母に電話で衝撃の一言 ソフトバンク津森は泣かせる家族思い(西日本スポーツ)
なんと「あの」西武打線相手にプロ初勝利を達成したそうで…。
昨日、初勝利‼️
嬉しかったです。
これからも思い切って強気で頑張っていきます。 pic.twitter.com/gQdzFRN4fY— 津森宥紀 (@Yuki_tsumori) June 25, 2020
◆西武6-9ソフトバンク(24日、メットライフドーム)
21日の初登板を終えた津森がすぐに電話をかけた相手は、母の悦子さん(49)だった。「プロで名前を残したったでー」。史上初めて初対戦の第1打者に満塁弾を浴びながらも、いつもと変わらない明るさだったという。「あの子のメンタル面は全然心配していないですよ」。父の正喜さん(46)は息子そっくりの笑顔を見せた。
マウンド上では内角を攻めまくる「ドS」の津森だが、野球を離れれば、家族思いの22歳だ。プロ入り後も2日に1回は欠かさず悦子さんに電話。契約金で両親と妹に1台ずつ乗用車をプレゼントした。和歌山に住む祖母から定期的に送られてくる自家製の梅干しは、体調管理の一助となっている。
初勝利のウイニングボールは、プロ入り前から尊敬の念を抱いていた守護神の森から手渡された。「家族が喜ぶと思うので、報告してから送ります」。マウンドでの勝負師の表情とは異なる孝行息子の笑顔だった。
ということは、今日、やはりプロ初登板(しかもプロ初先発でもあったようです)のオリックスのルーキー・村西投手も、マーティン様への押し出し四球と中村奨吾の満塁弾で、なんか次の試合あたりにこういう事になりそうな予感もするんですけどね。
いや、常人だったらそれこそイップスとかになってもおかしくないと思うんですけど、いずれも「出会い頭の事故」みたいなもんで見方を変えれば「もうなかなかこんな怖い経験もねえだろう」と開き直ることだって、ねえ?
これは対戦相手ながら村西投手の次の試合がある意味で楽しみですなー。例えば西村監督(←そういえばこの人も井口監督・伊東勤氏の前の監督さんでしたな、ロッテの…)の温情でしばし2軍で経験積んで1軍に戻ってきた後に千葉ロッテ打線、あっさりとやられんなよ?と(失笑)。
ま、これでホーム開幕6連戦でオリックスの負け越しはなくなったというわけで。しかしオリックスの投手陣、山岡泰輔・田嶋大樹・山本由伸…という「真打」級のエースが出てくるのはこれからですし。ロッテの方はおそらく五右衛門・種市・美馬が先発してくるとは思いますが…とりあえず今は喜びを噛み締めつつ、「勝って兜の緒を締めよ」ってことで。
以上です。
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