・朗希ボールは「痛い!」 ロッテドラ4横山が驚異の球質体感(スポニチ)
実は今年の新人選手で、高卒ルーキーは佐々木朗希とこの横山陸人の両投手しかいないんすね。その横山投手をしてキャッチボールの球を受け止めて「痛い」と言わしめるとはなあ…。
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— 千葉ロッテマリーンズ公式アカウント (@Chiba_Lotte) January 17, 2020
↑手元で「更に伸びてる」のが凄いわ…。
ロッテのドラフト4位・横山陸人投手(18=専大松戸)が17日、ZOZOマリンの新人合同自主トレでドラフト1位・佐々木朗とキャッチボールを行い、驚異の球質を体感した。
マウンドと捕手の距離で、最速163キロ右腕の投球を受けると、「痛い!」を声を上げた。「(佐々木朗は)腕の振りに比べて、重い球がずっしりと来る」とボールを受けた者にしか分からない独特な感触を打ち明けた。
育成選手を含め、同期入団の中で高卒ルーキーは2人だけ。やはり、普段から雑談する姿も多い。「今日の練習は疲れたなとか、好きな歌の話とかをします。自分が好きなのは“GReeeeN”です。(佐々木朗が好きなのは)“あいみょん”と言っていました」と笑う。横山にとって怪物右腕は「いずれは追いつき、追い越したい」という存在だ。
で、スポニチさんではもうひとつ記事が出てました。
・ロッテ・ドラ1朗希 キャッチボールで163キロ片りん!相手ドラ4・横山悲鳴「こんなに重い球初めて」(スポニチ)
上記の記事が昨日の夕方、こちらの記事が今朝方にアップされてた記事でして。
ロッテのドラフト1位・佐々木朗(大船渡)がZOZOマリンで行われた新人合同自主トレで、最速163キロの片りんを見せつけた。キャッチボールは最長40メートルで「いい感触で来ている。無理せずに少しずつ上げていきたい」と手応え。最後はマウンドから本塁までの距離に設定した18・44メートルで力を入れた。相手を務めた4位・横山(専大松戸)は「こんなにズッシリと重い球は初めて。手が痛い」と悲鳴を上げた。
前日、U18高校日本代表で同僚だったヤクルト・奥川が右肘炎症で投球禁止となったことをネットニュースで知った。「夏の大会(甲子園)頑張っていたので疲労が出たのかな。お互いに焦る時期ではないので、段階を踏んで頑張ってほしい」と気遣った。
自身も昨夏のU18W杯では右手中指のマメに苦しんだ。「マメができたのは一度だけ。指先が弱いと思っていないので、ケアはしていない」。春季キャンプは1軍スタートの方向で、ブルペン投球はキャンプ地の石垣島に入ってからとなる。朗希流のマイペース調整は、ここまで順調だ。
数日前は、ドラフト2位の佐藤捕手が似たようなことを言ってましたね。
しかし共に「プロの卵」の段階とは言え、そこまで言わしめる球をキャッチボールで投げるとは…。予想以上に凄い投手なのかもしれないね、佐々木朗希は。と同時に「大船渡高校の時の捕手や一塁手は大変だったろうな」と(苦笑)
それと同時に思い出したのが、かつて巨人のエースだった桑田真澄投手がピッチャーゴロとかバントの処理で「一塁に全力投球」をするシーンをたびたびテレビで見かけてたんですが、あれを捕る一塁手もなかなか大変だったでしょう。私がその当時覚えてるのは、大概は駒田選手か落合選手が一塁だったような(笑)。
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3年前のルーキーも高卒がたったの二人だった時期が。
・支配下選手登録を目指すロッテ育成・森「やるしかない」(ベースボールキング)
で、この森投手は安田尚憲と同期で3年目の投手なんですが、この年は高卒ルーキーがこの二人しかいなかったという珍しい次第でして。つまりは同期の同い年の投手ってのがいないんすね。
右肘は問題なし
支配下登録を目指すロッテの育成3年目・森遼大朗は、投球フォームの見直しを行っている。
2年目の昨季を振り返ると、5月が終了した時点で防御率11.81だったが、“シンプル”に考えて投球するようになった6月は3試合・5回を投げて、防御率1.80。7月は3試合・11回1/3を投げて、防御率0.79と安定した投球を見せた。
8月に入ると4日の楽天との二軍戦で4回4失点、11日の日本ハムとの二軍戦が1回2/3を3失点、16日のDeNAとの二軍戦が1回2/3を2失点と打ち込まれた。さらに自身の肘の故障も重なり、8月16日を最後に登板することなく、シーズンを終えた。ロッテ浦和球場で行われた秋季練習では、室内練習場でネットスロー、軽いキャッチボール、ノックなどで汗を流していた。
年が明けて現在は「ほとんど問題ないです」と右肘に痛みはないという。
「フォームがあまりよくなくて怪我をしました。投げているときのタイミングとかが、あまりよくなかったのかなと思います」と自己分析。そのためこのオフは、「フォームにうまく繋げるような動作とか、柔軟性とかを出したりやっています」と肘に負担のかからない投球フォームに着手している。
また森は、「筋力アップなどをしっかりやりながら、いろんな人にフォームをどうしたら良いか聞いて、やっていきたいと思います」と、ロッテ浦和球場で練習しているチームメイトにもアドバイスをもらいながら、より良い投球フォームを求めていく。。
支配下を目指すライバルが増える
支配下登録選手を目指す森だが今季を迎えるにあたって、育成選手が昨季の4人から10人に増えた。支配下登録を争うライバルが増えたが、森は「厳しい現状ですけど、そういう中で生き残っていかないといけない。やるしかないかなと思います」とキッパリ。昨年のシーズンオフは、『アジアウインターリーグ・ベースボール』に参加し、実戦で腕を磨いたが、このオフは「自分で考える時間はすごく多かったかなと思います。どうしたら怪我しないのかというのを一番に考えていました」と自分自身の考える時間に充てた。
年末年始は地元・宮崎に帰って「オフだからといって怠けないで、しっかり体を動かしました」と休まずにトレーニングを積んだ。背番号2桁を勝ち取るため、今季に懸ける思い、そして危機感がより一層生まれたからだろう。
「1日に万全な状態でいけるように今からしっかり準備してやっていきたいと思います」。2月1日の春季キャンプに、しっかりとアピールしてみせる。
この年の同期は、1位が履正社高校の安田尚憲だったんですが、それ以降が2位がトヨタ自動車の藤岡裕大、3位が三菱自動車岡崎の山本大貴、4位が日立製作所の菅野剛士、5位がNTT東日本の渡辺啓太、6位がホンダの永野将司…で、育成1位が独立リーグの富山の和田康士朗で、最後の育成2位がこの森遼大朗が都城商業高校出身…と、高卒同期が安田尚憲「だけ」という、今年の佐々木朗希と横山陸人の状況と結構「似てる」んですね。ただし安田が打者で森が投手、というポジションの違いはあるんですけど。
ただ、何度も書いてますが、近年の「ドラフトの下位指名で入ってきた選手を徹底的に鍛え上げて、二軍で結果が出たら一軍にも抜擢する」という、二木・岩下・種市の3投手の成功パターンができてから、意外に地道にトレーニングを続けて結果が出たら一気にブレイクする…ということもあるでしょうし。ここは怪我した右肘のケアに気をつけて頑張ってほしいですね、はい。それと逆に、即戦力として指名されてきた大卒・社会人出身の投手たちも、まあ年齢の壁…にぶつかるにはまだ早いでしょうし、いつでもスタンバイOKと、虎視眈々と狙えるようにこちらも頑張って欲しいです。
以上です。
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