【VF甲府】甲府2-2大宮。「保坂の年イチ」ゴールが(;゚Д゚)

甲府2-2大宮(スパサカ)

スカパーで見てました。いやあ色んな意味で「濃い」試合でした(苦笑)

雨の中の山梨中銀スタジアムの中の試合。大宮は比較的好調でほぼJ1残留を決めて更に上の順位を目指したい一戦、一方で甲府はここまで今季初の2連勝、15位のギリギリ残留圏にいつつも、すぐ下の名古屋が監督が交代し闘莉王が復帰するなどグッドニュースが増えてきた中どうにか勝ち点を積み重ねてできれば勝ち点7の差をキープするか広げるか…という感じでの一戦でした。

ま、甲府の佐久間監督はもともと大宮で監督をやってた人で、大宮の渋谷監督は数年前まで甲府のコーチをやっていた、という意味ではいろいろと因縁、というか交流が深い(?)チーム同士の対決でもあったんですが…。

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いきなり保坂の「年イチゴール」が出て(;゚д゚)

序盤、甲府はFKを得たり、ドゥドゥが攻め込んでチャンスを作るも点には至らないまでもいい感じで試合に入れまして、前半19分にドゥドゥが右サイドを斬りこんでペナルティエリア付近まで進入しまして、そこから前に攻め込んでいたボランチの保坂一成にパスを送ると、保坂がそれを左足でシュートし、いきなり先制点をゲットしてしまいました(笑)。

↑この背番号30の選手が保坂選手です。手前のうつぶせになってるのがパスを出したドゥドゥ選手ですね。

実はこの保坂選手、J2にいた2012年以来、なぜかリーグ戦で必ずシーズンで1ゴールだけ、しかも物凄くいいところで決めるので、

「保坂の年イチゴールが出た」

と甲府サポとかからは言われる始末で。

でまあこの人はチームでもムードメーカーなんで選手やベンチの面々からももみくちゃにされるわ、スタンドも大盛り上がりでこれで勢いに乗った…と思ったんすけどね。

その後、甲府も良い感じでボールを持てて攻める時間もあったんですが、やや前のめりになった(そしてGKとDF陣の間がやや広くなった)甲府のフォーメーションを見逃さなかった大宮は、前半終了直前に、大宮の江坂がうまくペナルティエリアでボールをキープした後、ゴール前まで走り込んできた和田にパスが通り、そこから低いクロス気味のボールをゴール前に送り込んだところにドラガンムルジャがそのボールを押し込むことに成功し、大宮が同点に追いついて、ハーフタイムを迎えることになりました。

そして後半開始早々、大宮のPKのチャンスを…。

後半も本降りの雨の中の試合となりました。

試合はここでいきなり急展開を迎えることになります。後半2分に大宮のドラガンムルジャがペナルティエリア内で倒されたということで大宮にPKが与えられることになったんです。で、蹴るのはネイツペチュニク。

これを甲府のGK・河田が止めることに成功し、大宮は最大のチャンスを潰される結果に。

↑まさにこの気持ちでしたわ(泣)

そして大宮が逆転するも、ロスタイムに甲府が追いついて…。

その後、ファウルが多くなり主審も試合を制御するのが大変な状況に。互いに攻撃のチャンスは何度か作るも点には至らずゲームも終盤に。

すると大宮は後半36分に大宮の奥井が凄まじいクロスをゴール前に送り込み、甲府の選手たちも必死に守りボールを押し出そうとしてたんですが、3番目にボールを触った大宮のマテウスが頭で押し込みこれで大宮が逆転に成功、という事態に。

その後、甲府は堅守の5バックのフォーメーションを崩してでも同点に追いつこうと必死に攻めるんですが、大宮もセカンドボールをなかなか取らせずにこのまま2-1で逃げ切れるのか、と思ったロスタイムに入った直後に、

甲府は敵陣の最も深い位置でFKを得まして、このボールを橋爪がクロスを上げて、途中交代でわずか数分前に出てきたボランチの黒木聖仁が密集の中頭で合わせてそのボールがゴールに吸い込まれ、これで同点ということに。

ちなみにその後、ドゥドゥと途中交代で出てきたビリー・セレスキーが疲れが目立ってきた大宮の守備陣相手に一気に切り込んでゴール前まで進出して後は決めるだけ!!の展開まで行ったんですが、残念ながらドゥドゥがシュートを外して逆転ならず。

結果、長いロスタイムの末に、2-2という事で甲府は貴重な勝ち点1を手にすることができたのでした。まあドゥドゥがボールを外した瞬間、テレビの前のふとんに転がりつつ頭を抱えて「うわー」と悔しがる私もそこにいたわけですけど(をい)

で、他のチームはというと。

その後、スカパーの他のチャンネルも見てスコアチェックとか試合を見てました。甲府戦の後はすぐ上の順位(14位)の新潟が、アウェーで鳥栖との一戦の中継を見てましたが、見始めた1分後に鳥栖のエース・豊田が先制点を決めまして、その後はその虎の子を守りつつ2点目を狙う鳥栖と、どうにか同点に!!と必死にプレーする新潟のせめぎあいが。こちらも甲府対大宮戦同様、試合終了に近づくにつれて0ヒートアップするシーンが多くなり、審判はそれを制御するが大変そうでしたけどね。結果、このまま鳥栖が1-0で逃げ切り勝ちをおさめました。

それと、監督が交代し、闘莉王が戻ってきた(この試合はまだ出れなかったようですが)の名古屋はFC東京との一戦だったんすけど、どうも1-0でリードしてたところにロスタイムで同点に追いつかれてドローだったらしいんですね。この試合は甲府戦と同時刻だったんで結局見れなかったんですが…。

で、他の残留争いをしてる同士のチームの結果としては…。

で、勝ち点および順位はこんな感じになったようです。

新潟と甲府は勝ち点27で並んでるんですが得失点差的には新潟-8、甲府-19ですんで(苦笑)、新潟14位、甲府15位は変わらず。ただし、是が非でも勝たねばならない16位名古屋と、すぐ上の甲府との勝ち点差も前節の7差のまんまということに。いやあ残り7試合、ひとっつもうかうかできないですわ。一戦一戦必死こいて…って感じですね。

ちなみに次節は9/10(土)にアウェーで年間5位のガンバ大阪戦。うーん、またしても難敵が(泣)。他の試合は、14位の新潟と16位の名古屋が直接対決、17位の湘南は11位のFC東京、18位の福岡は首位の川崎フロンターレとの一戦。名古屋としてはこの新潟戦でどうなるか、なんでしょうが、願わくば甲府もガンバ大阪相手に勝ち点を持ち帰れるぐらいのいい試合を期待したいもんですわ…。