【千葉ロッテ】2年ぶりにキャプテン制を復活させて、藤岡裕大が就任するらしい。

【ロッテ】キャプテン制が2年ぶりに復活、新主将は藤岡裕大「結果と姿で引っ張れたら」…吉井監督が明かす(スポーツ報知)

「へー、千葉ロッテのキャプテンか。前は楽天に移籍した鈴木大地とか、現在は選手会長の中村奨吾がやってたな、それ」って感じで実に久しぶりにその名称を聞いたなーって感じ(笑)


ロッテの藤岡裕大内野手が新主将に就任したことが31日、発表された。吉井監督が全体ミーティング後に明かした。指揮官は、今月上旬に電話で本人に伝えたといい、「(藤岡が)チームのために頑張るという気持ちが前向きに出てきてるので、この辺りである程度の責任を与えると、よりレベルが上がるんじゃないかなと思ってそうしました」と経緯を説明した。

 昨年はキャプテン制を廃止しており、2年ぶりの主将復活。藤岡は「責任感というよりは、この年齢なので引っ張っていかないといけない。後は結果と姿で引っ張れたら。口があんまり上手ではないので、そこでしっかり見せていって、しっかりグラウンド内で若い選手とコミュニケーションをとっていければいいチームになっていけると思う」と決意表明した。

 全体ミーティングでは、今季のチームスローガン「その全ては、勝つために。」を発表。石垣での春季キャンプは18年目で、今年からは宮崎・都城市でのキャンプと分かれて行われる。

まあ本人がキャプテンという自覚を持って頑張ってくれればいいんじゃないですかね。もっともその藤岡裕大は二塁で、三塁から再コンバートされた中村奨吾とポジションを競うらしいんで、まあそのあたりは去年あたりまでの決してレギュラー安泰とのうのうとせずに目の色を変えて「いくらなんでも易易とポジションは明け渡さねえ」って気持ちでやってくれれば幸いです、はい(笑)

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一応「キャプテン」と「選手会長」の違いってのも調べてみたら…。

で、なんとなくイメージとしては「キャプテン」と「選手会長」ってその違いはわからなくはないんですが、具体的に説明するとしたらどう説明するんだろうと念の為、検索してみましたら、いい記事を見つけました。

日本プロ野球における、選手会長とキャプテンの役割の違いとは?(Full-Count)

2023年11月26日付なのでもう11年ぐらい前の記事なのですが、これが実にわかりやすかったっす。

似ているようで大きく異なる役割

 シーズンオフに入り、選手会長が代わるチームが出てきている。中日は吉見一起投手(29)から大島洋平外野手(28)に。巨人も内海哲也投手(31)から村田修一内野手(33)に交代となるという。

 チームには選手会長という肩書きと、キャプテンという肩書きがある。球団によってはその方針によってキャプテンを置かないチームもあるが、この2つの役職は似ているようで役割は大きく異なる。

 まず、選手会長は必ずチームに1人いなくてはならない。選手たちは日本プロ野球選手会に属しており、選手会長はチームの代表として全員の意見を集約する役目を担う。最近ではポスティング問題やWBCの出場の是非に関する問題があった。少し前では球界再編、ストライキなどの問題の話し合いにも、チームの意見を持って参加しなくてはならなかった。一般社会に置き換えれば、労働組合の長のような存在。ある程度の実績、チーム内での地位がなければ、意見の集約や説得もできないため、各球団ともチームの主力選手が務めている。球団のフロントに選手の総意としての意見を持っていくこともある。

 一方、キャプテンは選手会長とは対照的にグラウンド内のリーダーであり、声や態度、プレーでチームを引っ張っていく存在だ。選手会長と兼務することはなく、時にはキャプテンが選手会長をチーム内でサポートすることもある。

 例えば、巨人は今年まで内海が選手会長を4年間、全うした。一方で阿部慎之助(34)がキャプテンマークをつけ、チームの士気を高めている。巨人はその関係性が上手く機能したといっていい。阿部は内海に対して「お前はどんな時でも下を向くな」と話し、その背中を見ている後輩がいることを意識してプレーすることを厳命した。だからこそ内海も、たとえ負けても前を向き、チームの士気が低下するのを防ぐことができた。キャプテンの阿部の一言が選手会長としての責務が多い内海をしっかりと支えていた。

 選手会長とキャプテンは役割こそ違うが、両者とも強いリーダー性が求められる役職であることは間違いない。お互いが助け合うことができれば、そのチームは強くまとまっていくはずだ。

この当時の巨人は、昨年末でロッテのコーチを退団した村田修一氏が選手会長だったんすね。なるほど「キャプテン」は必ず置かなくてもいい(去年のロッテみたいに)んだけど、「選手会長」は必ず1人は置かなきゃいけないのと「キャプテンと選手会長は兼任できない」…って決まりもあったんですねえ。それは知らなかったです(ただ選手会長がいないチームなんて、自治会長がいない町内会や、理事長がいないマンションの管理組合はやりづらいだろうなーとは思ったので、イメージはつかなかったんすけどね)。

ま、ゆくゆくは藤岡裕大もFAとかでロッテをでなければ、益田直也や中村奨吾のようなキャプテン→選手会長の流れになるんだろうね。

でもこういう「縁の下の力持ち」を大事にしなきゃいけないねよね。

あとは余談として「そういえば」で思い出したのが、今から20年ぐらい前に当時は強豪だった関東学院大のラグビー部で「キャプテン4人制」を設けたら、むしろ意見がてんでバラバラとチームにまとまりがつかなくなってしまったということがあったり、最近は羽生善治元名人が「会長」を努めている日本将棋連盟では「現役の名人が、日本将棋連盟のトップの「会長」にはなれない」という慣例があるんだそうで。

後者の方は、戦前から戦中にかけて「常勝将軍」と呼ばれるぐらい強かった木村義雄名人があまりにも権勢を誇るぐらいワンマンで(将棋連盟の収入の4割ぐらいが自身の収入になってたそうで)、関西の強豪棋士だった升田幸三八段(後の名人)あたりが「木村名人のワンマンは阻止しないとさすがにまずい」って事で言い始めたのが現在も慣例で続いてるそうですね。

かくいう私自身の話としては、今、参加・主宰(番頭役という肩書になってます)している「岩Q槻」というクイズサークルでは対外試合はしないとこなのであまり関係ないのですが、2016年まで参加・主宰してた(幹事長→後に広報担当幹事:通称「席亭(←寄席の責任者を指す言葉です)」という肩書でした(笑))別のクイズサークルでは、サークル対抗の大会にも出たことはあるんですが、プレイヤー的には「お前はクイズに弱いから補欠ね」ってキャプテンとは程遠い、選手会長という名の雑用係みたいなのをやってましたねえ(苦笑)。結構「クイズに弱い」ってことで裏方を蔑ろにする会員、幹部連中が私が辞めた時のトップの幹事長を筆頭に何人もいたのも事実です。

ま、事務雑務系のまとめ役や縁の下の力持ち的な役割は私自身は結構昔から好きなんでそれなりに楽しくやってましたが、私がいよいよいなくなって、下手に「クイズが強いやつが偉い」みたいな事を公言する連中が主導権争いで実権を握ったらそこのサークルも人が減って(平均20人超来てた会がわずか1年で3分の1以下になってしまったそう)、対外試合とかにも出なくなっちゃったらしいんですが…いややはりエースや実力者、更にスタープレイヤーも大事だけど、それ以上に縁の下の力持ちも大事だよねって話で。

藤岡裕大、キャプテン頑張ってね。以上です。

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