・暴行の北青鵬「卑劣極まりない」「ロールスロイスで場所入り」日本相撲協会が強い言葉で糾弾 引退勧告相当の事案(デイリー)
相撲部屋内での暴力行為や盗癖等々で引退勧告を受けてた北青鵬関は結局引退届を出してしまったんですが…いやーやってた事が昭和時代だな、おい。
日本相撲協会は２３日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、後輩力士への暴行を働いていた北青鵬の引退届を受理したことを発表した。
同協会は「理事会前に提出された引退届を踏まえ、北青鵬については自主引退を認めてこれを受理するものの、懲戒処分とした場合は引退勧告相当の事案であったことを確認した」と文書で説明。さらに暴行についても「顔面、背中及び睾丸（こうがん）への平手打ち等の暴行」「殺虫剤スプレーに点火してバーナー状にした炎を体へ近づける暴行」と詳細を明らかにした。
「痛がる反応を見て面白がっていたことも認められ、暴行の動機の面についても卑劣極まりない」と強い言葉で糾弾し、「令和６年１月場所中には、以前にも宮城野親方から同様のことで注意を受けていたにもかかわらず、ロールスロイスで場所入りするなど、まったく反省の態度が見られない」と指摘した。
２２歳の北青鵬はモンゴル生まれの札幌市育ち。身長２０４センチの大器で、昨年秋場所では千秋楽まで優勝を争った。１月の初場所では右膝のケガを理由に６日目から途中休場。同時に暴力疑惑が浮上し、師匠や宮城野部屋の力士が相撲協会のコンプライアンス委員会の調査を受けていた。
また師匠の宮城野親方には２階級降格と報酬減額（２０％×３カ月）の処分を決定し、本人に通知したと発表した。
たぶんこの人、学生時代の相撲部の頃から後輩とかへの「弱いものいじめ」をやるのが好きだったんだろうね。通常の精神だったら「殺虫剤スプレーに点火してバーナー状にした炎を体へ近づける暴行」を実行しようとも思わないし、そもそもそんな事をやろうとも思わないでしょう。まあロールスロイスで場所入りは「あー、太いタニマチがいて良かったね」としか思わないなども。
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で、白鵬の宮城野親方は2階級降格および師匠としての再教育をと。
・元横綱白鵬の宮城野親方 ２階級降格で平年寄に「師匠としての素養、自覚が大きく欠如」異例の処分案も発表(デイリー)
同じくデイリーさんの記事より。まあ白鵬の宮城野親方も現役横綱時代はまさに「やりたい放題」やってただけに執行部には睨まれてたしな…と。
日本相撲協会は２３日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、宮城野親方（元横綱白鵬）に２階級降格と減俸３カ月２０％の処分を課すことを決めた。弟子の幕内北青鵬が日常的に後輩力士への暴力行為を働いていたことが判明し、監督責任を問われた。委員から最下位の年寄（再雇用者の参与を除く）への降格となる。協会の処分は７段階あり、降格は解雇、引退（退職）勧告に次いで３番目に重い。
また同協会は文書で「師匠としての素養、自覚が大きく欠如していることが理事会で確認されたため、その対処として、３月場所は所属する伊勢ケ浜一門で宮城野部屋の師匠代行を任命し、師匠代行が宮城野部屋の監督を行うこと、４月以降は、伊勢ケ浜一門が宮城野部屋を預かり、師匠・親方としての指導・教育を行う（期間未定）ことを伊勢ケ浜一門と協会執行部とで検討、３月場所後の理事会で報告することを決定し、その旨、宮城野に通知した」と発表。異例の処分案となった。
芝田山広報部長（元横綱大乃国）によると、宮城野親方は処分通達の場で「２人の弟子を守ることができず、師匠として深く反省しています」と謝罪したという。
引退届を提出していた北青鵬は自主引退を認めて受理したが、引退勧告相当の事案であったことを理事会で確認した。
モンゴル出身の宮城野親方は史上最多の優勝４５度。２０２１年９月に現役を引退し、２２年７月に部屋を継承した。
２２歳の北青鵬はモンゴル生まれの札幌市育ち。身長２０４センチの大器で、昨年秋場所では千秋楽まで優勝を争った。１月の初場所では右膝のケガを理由に６日目から途中休場。同時に暴力疑惑が浮上し、師匠や宮城野部屋の力士が相撲協会のコンプライアンス委員会の調査を受けていた。
たぶん八角理事長の執行部としては「リメンバー貴乃花」ってとこなんでしょうね。勝手に一門を割って新しいグループ作ってそこから理事になって、更に理事長めざす段階で「好き勝手放題はやらせねえぞ」って意味でもあるんでしょう。
で、昨日も書きましたがこの2階級降格だって見方によれば「ま、俺は次の2026年の役員改選で理事選に出るつもりだし、ここで当選したら一気に平年寄から理事に昇格だ」って宮城野親方がたかをくくってる可能性もなくはないわけで。現役の頃の自分の影響力を考えれば、自分に投票してついてくる連中は少なくないだろうと。そこはかつての貴乃花親方が理事選に当選する際に必要だったのはおおよそ10-11票程度だったんでともすれば自分の後輩・内弟子、更にモンゴル人脈などで行けば、「あの」貴乃花に比べれば現役時代の実績も抜群で、更に引退相撲ではっきりした「太い」タニマチからの資金提供も問題ないし…と。
で、更に言えば北勝海の八角理事長、大乃国の芝田山理事、栃乃和歌の春日野理事あたりの執行部が65歳になって理事を退任するのがあと数年でそのタイミングで大きな世代交代があるからそこがチャンスだ、と。まあそこらへんの「思惑」も含めてのこの宮城野親方への処分も含まれてるのかなと勝手に勘ぐっている次第だったり(苦笑)。しかし歴史にifはないとは言いますが、もし貴乃花親方がうまく踏ん張って今も相撲協会の執行部に残ってたら白鵬との関係はどうなってたんだろう。まあ「改革を進めたい同志」というよりかは「偏屈な貴乃花と、上昇志向だけは一人前の白鵬が、やりたい放題やってる者同士の近親憎悪」になってるだけかもしれないね。まあ貴乃花理事の意向が強すぎて「休場してばっか」だった白鵬の現役引退がちょっと早まったかもしれないし(^_^;)
さて北青鵬は次どこに行くんだろう。
さて北青鵬、あのガタイで現役辞めたら次は何やるんだろう、プロレスやら総合格闘技とかに行くとしたも、あの肥満体のままだったらかなり厳しいんだろうね。何しろ「横綱として一時代を築いた」曙でもボブ・サップに瞬殺されたり、後にプロレスなどでも大苦戦してただけに甘い考えのままで次行ってもねえ…そもそも大相撲でちょっと出世が早かった程度でちやほやされて調子ぶっこいてた程度のヤツが、他の格闘技でもっと環境が厳しいとこで耐えられるのかどうか。ま、その前に「盗癖」をどーにかしないと、あっさり警察沙汰になって全てがパーになるだけなんで果たしてそこもどーするのか。
たぶん「公益財団法人」で国から少なからず庇護を受けてる”国技”の大相撲だったらこれで済んだという見方もあるわけで、プロレスや総合格闘技みたいなとこで盗癖かましたり「殺虫剤スプレーに点火してバーナー状にした炎を体へ近づける暴行」なんかしたらすぐに警察沙汰になってるだろうに(失笑)
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