・【ロッテ】吉井理人監督が東條大樹の先発転向を明言「斎藤雅樹みたいになってほしい」(スポーツ報知)
吉井監督は今日が本年仕事納めの日。そこで明言したのが「中継ぎの東條大樹を先発に転向させてみたい」と「平沢大河は科学の目を使って分析してみたら?と助言した」との事で…。年齢差はありますが共にプロ入団の同期なんすよね、この両選手。
ロッテの吉井理人監督が26日、来季プロ9年目を迎える32歳右腕・東條大樹投手の先発転向を明言した。
指揮官は今季を振り返り「一番失敗したなと思ったのは、先発ローテーションのピッチャーを最後もたせられなかった」と反省。先発の枚数を増やすことを狙い唐川に加え、プロ通算206試合登板で先発経験がない東條にも先発起用を伝達したという。
先発転向を判断した理由を聞かれ「球強いですし、変化球もいいの持ってるので、もう1つ何か加えれば長いイニングを投げられるはず。あと彼も年齢重ねてきて、短いイニング投げられるのはもう分かってるので、先発調整してもらって違う刺激でどうなるか。長いイニング投げられたら、彼にとっても得だと思う。斎藤雅樹みたいになってほしいなと思います」。同じサイド右腕で、中継ぎ中心から一気に先発としてブレイクした大投手の名前を挙げ、期待を示していた。
そういえば東條大樹もこのプロ8年間でずっと中継ぎで投げてたんだよなーと今更ながらに気づきましたね。唐川侑己とかは先発から中継ぎになったり、西野勇士も先発から一時期抑えを投げてて最近再び先発に再転向してなかなかいい成績を残してますしね。
で、吉井監督が実際に名前をあげてたのがかつて巨人の先発三本柱として2年連続20勝などで大活躍した(東條大樹と同じタイプの)右サイドスローの斎藤雅樹投手の名前でした。私自身、大学生の頃までは大の巨人ファンでそれこそ中学から高校の頃は本当に頼りになる「巨人のエース」でしたね。あの江川卓投手が何年も連続して2桁勝利をあげてたのにいきなり引退してしまい、江川投手のライバルだった西本投手も中日にトレードされたりして非常に台所事情が苦しい中頑張ってくれてた印象が強い、今でも思い入れのあるプロ野球投手のひとりでもあるんですが…。
そして東條大樹もまずは5イニングぐらいから始めて行って、もし行けるようだったら6-7回まで投げてくれていわゆる「イニングイーター」になってくれれば実は意外に向いてるんじゃ?という新発見があるかもしれないですね。そこらへんの着目点がさすが投手出身の吉井監督だなあと。
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平沢大河へのアドバイスも、実に吉井監督らしい的確な。
・ロッテ・吉井監督、来季9年目の平沢大河にオフの過ごし方を助言「科学の目を入れて分析したら」(サンスポ)
そして考えて見れば、東條大樹の「プロ入団時の同期(2015年ドラフト会議時でロッテが指名した選手)」ってもう平沢大河と柿沼友哉しかいないんですね。その平沢大河への助言も「あー、なんかこれも吉井監督らしいな」と(^_^;)
ロッテ・吉井理人監督(58)が26日、ZOZOマリンスタジアムで年内最後の業務を終え、報道陣の取材に応じた。来季が9年目となる平沢大河内野手(26)へ、打撃に関して「科学の目を入れて、分析したらどうだというのはアドバイスしています」とオフの過ごし方について助言を送ったことを明かした。
平沢は宮城・仙台育英高から2016年にドラフト1位で入団。パンチ力のある打撃が持ち味で、18年には112試合に出場したが、その後は出場機会が減少した。20、21年は1軍出場がなく、昨年は13試合の出場にとどまった。
8年目の今季は、内野手登録ながら主に外野手で57試合に出場し、打率・170、3本塁打、8打点を記録したものの、指揮官は「平沢は2軍ではすごく打てるのに、1軍では打てないという部分がある。ここをしっかり、自分で何をしたらいいか、考えてオフを過ごしてくれというのは、言ってある。毎年、考えてはいると思うけど、そんなに詳しく分析してないと思うので」とアドバイスの意図を説明した。
てっきり平成生まれの新世代の選手の筆頭みたいな風貌してるんで、意外に大河は古風なタイプの選手だったんだなーとそこは軽くびっくりですな(苦笑)
どうも選手納会が終わってもZOZOマリンなどでトレーニングや練習をしてる選手も少なくなく、大河もその一人のようなんでむしろここは、
「せっかく2億円かけて作ったチーム戦略部の分析データなど」を「うまく使い倒して」むしろトレーニングの合間にその戦略部にも顔を出していろいろと情報交換や科学的な研究もやってみた方が次のステップに進めるかもしれないなあ、と。そして大河にとっては今までのやり方にプラスする形になればそこで意外に「そういう見方もあったのか」って今までの野球観が少しひっくり返ってもう一段階ブレイクするきっかけになるやもしれないですね。勿論、吉井監督も平沢大河が常日頃から生真面目なほどに練習やトレーニングを欠かしてないからこと、そこに「プラスα」の助言をしたんでしょうし。
ちなみに最近の将棋のプロ棋士は人工知能(AI)も使って研究もするそうですから(その筆頭が藤井聡太八冠だそうですが)、今までパソコンとかも使わずに将棋盤の上だけで過去の棋譜を中心に研究してたとこにそういう「文明の利器(?)」を取り入れて一気に強くなった中堅どころのプロ棋士の人たちもたぶん少なくないんだろうな…と(勿論、そういうAIとかを使わずに、昔ながらの棋譜研究とプロ仲間などとの研究会等をこなしてでめちゃ強い棋士の方も少なくないです)。
…で、もしひとりで行くのがアレだったら同じく今季肝心な場面でなかなか打ちあぐねてた同い年の佐藤都志也とか大下誠一郎、またはそれこそもうひとりの同期の(やっぱり高卒・大卒で多少の年齢差はありますが)柿沼友哉でも誘って「こんちわー」とちょくちょくチーム戦略部に顔を出してみるとかね。古典落語で暇つぶしにうんちくを語ってくれるご隠居の長屋に若い衆がちょくちょく顔を出すあのノリで(をい)
以上です。
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