ヴァンフォーレ甲府、ACLグループステージ突破!!いやーめでたい(笑)

甲府がJ2勢史上初のGS突破!前半3点リードも後半2失点で薄氷逃げ切り勝ち【ACL2023-24】(超WORLDサッカー!)

いやーまさか我が甲府がグループステージを突破できるとは…しかもグループ首位で。

↑やはりJ2ってアジア屈指の「魔境」だったんだなと(^_^;)

ヴァンフォーレ甲府が12日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループH第6節でタイのブリーラム・ユナイテッドとアウェイで対戦し、3-2で勝利。また、他会場の結果と併せ、甲府のノックアウトステージ進出が決定した。

5試合を終えてグループ首位に立つのは甲府。2位のメルボルン・シティ(オーストラリア)とは同勝ち点で並び、対戦成績も2分けのため、1位通過へ向けてまずは3ポイントの積み上げを目指した。

第5節のメルボルン・シティ戦からは2週間ぶりとなる公式戦へ、篠田善之監督は先発を5人変更。[4-2-3-1]の右サイドハーフにはクリスティアーノが入り、守護神のGK河田晃兵が4カ月ぶりに実践復帰した。

一方、グループ3位のブリーラムも勝ち点「6」で首位通過の可能性を残すが、ケガ人に加え、前節終了後の乱闘騒ぎを受けてラミル・シェイダエフら3選手が出場停止に。5バックに近い[3-4-2-1]でスタートした。

序盤は甲府がボールを握り、7分にはクリスティアーノのクロスに長谷川元希が頭で合わせる。第2節の再現かと思われたが、わずかに左へ外れた。

12分にはピッチ中央での小気味よいパスワークから、長谷川の浮き球にピーター・ウタカが抜け出すが、GKに対応されてシュートまで持ち込めない。

20分を過ぎたところでブリーラムもようやく攻撃に人数を掛け、ゴラン・チャウシッチ、ピーラドル・チャムラサミーと続けざまのフィニッシュシーンを作る。だが、甲府はこれをしのいだ直後に先制点を奪う。

24分、最終ラインで保持したスポーン・ピナガタフォーのパスを長谷川が高い位置で引っ掛け、そのまま左ポケットへ侵入。右足での見事なコントロールショットを右隅へと流し込んだ。

さらに38分にも再び甲府がネットを揺らす。左サイドから三浦颯太がアーリークロスを送ると、若干長くなったパスに対してウタカはつま先でのコントロールを試みる。トラップは流れるも、ボールは競り合った相手に当たってウタカの足下へこぼれ、これを冷静に決め切った。

勢いの止まらない甲府は42分に飯島陸の右足が右ポストを直撃すると、直後の右CKからまたも追加点を奪取。長谷川のキックをニアで中村亮太朗が右足で合わせると、シュートはブロックされるも、こぼれ球が再びファーのウタカへ。百戦錬磨のストライカーはこれを難なく押し込んだ。

大きなリードを得て折り返した甲府だが、後半立ち上がりはシンプルさを追求したブリーラムの攻撃に後手を踏み、早々に失点を喫する。48分、ボランチで先発のティーラトン・ブンマタンの縦パス一本で裏返されると、後半頭から登場のアーティット・ブージンダーに抜け出され、ナツメグシュートを被弾した。

甲府は修正ままならぬまま、またも裏を狙われ、ピーラドルのシュートが井上詩音の手に当たってPKを献上。これをチャウシッチに右上隅に決められてしまう。

1点差まで詰め寄られた甲府は59分に三平和司と蓮川壮大を投入し、3バックにシステム変更。それでも、61分にピーラドルのドンピシャヘッドを許したが、ここはGK河田がスーパーセーブで難を逃れる。

ようやく落ち着きを取り戻した甲府は72分、松本凪生のスルーパスから三平に絶好機が訪れたが、GKのセーブに阻まれる。再びボールを握る時間を増やす中で、篠田監督は鳥海芳樹の投入で再び4バックへシフト。ブリーラムもフレッシュな面々を次々と送り出したことで、再び甲府が守勢の展開となるが、我慢に我慢を重ねてタイムアップ。

前半のリードを守り切り、3-2で甲府が薄氷の逃げ切り勝ちを収めた。

また、同時刻キックオフで行われたグループHのもう1試合、メルボルン・シティvs浙江職業FCは1-1の引き分けに。この結果、勝ち点11の甲府のグループ首位が確定。甲府がクラブ史上初、J2勢としても史上初のグループステージ突破を決めた。

ブリーラム・ユナイテッド 2-3 ヴァンフォーレ甲府
【ブリーラム】
アーティット・ブージンダー(後3)
ゴラン・チャウシッチ(後10)【PK】
【甲府】
長谷川元希(前24)
ピーター・ウタカ(前38)
ピーター・ウタカ(前43)

あー、J2勢では史上初のGS突破でしたか(昔、東京VがJ2在籍時にACLに出た記憶はあったんですけどね)、しかし3点取った後に2点取り返されての薄氷を踏むような勝ち方、まったくJ2で、山形とか群馬とか金沢あたりと戦う甲府と変わってねえのが凄い、というかJ2のレベルが年々上がってて下手すりゃ他のチームも天皇杯を制してACLに出るチームももっと増えていくんじゃないのか?と思うぐらいに(苦笑)

※あと大怪我で離脱してたGK河田晃兵が「結果的にシーズンに間に合った」のは本当に何よりです。

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甲府サポもびっくりするぐらいにタイに行ってますです(^_^;)

ACL初挑戦の甲府、敵地タイでの甲府サポーター数に反響 「これだけ駆けつけるの普通にすごい」「声が逞しい」(Football Zone)

いやー年末の最も忙しいかきいれ時な本業の人が多いだろうに…よくぞタイまで(ノД`)シクシク

J2ヴァンフォーレ甲府は12月12日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ最終節でブリーラム・ユナイテッド(タイ)と対戦。タイの地まで駆けつけているサポーターの数が注目を集めている。

 初挑戦のACLで、グループH首位に立つ甲府。決勝トーナメント進出を懸けた最終節は、10月のホームゲームで勝利したブリーラムとのアウェーゲームとなった。

 際どいオフサイド判定だったもののFWピーター・ウタカが背後に抜け出すなどチャンスを作っていた甲府は前半24分、相手が最終ラインから前方につないでいこうという場面でMF長谷川元希がプレスをかけると、相手のパスを前方に弾いた。長谷川はそのルーズボールをそのままペナルティーエリア内まで持ち込んで、GKとの1対1で冷静に右足シュート。これがゴールに吸い込まれ、甲府が貴重な先制点を奪った。

 スポーツチャンネル「DAZN」公式X(旧ツイッター)で先制ゴールに沸くサポーターが映し出されると、ファンからは「タイにこんだけサポーター駆けつけとるの普通にめっちゃすごくない」「甲府サポーターめっちゃ行ってるな」「甲府サポの声が逞しい」といった驚きの声が上がっている。

 甲府は前半のうちにウタカが2つの追加点を奪い、3-0とリードを奪っている。

これは試合中の記事なんですが、まあ先も書いたとおりに3-0から2点取られて実に肝を冷やす思いをしたうえでの勝利の美酒は最高でしょう(笑)。こんなに数百人も遠征しに行くとは…アットホームな雰囲気が前々からいいなーとは思ってましたがまさに「家族」的なものを感じますね、ええ。

とにかく他のJ1チームに比べて規模が小さい甲府としては、グループステージは1勝で5万ドル、1分で1万ドルの賞金が出るそうで3勝2分1敗でこの時点で17万ドルの賞金ゲット…はこれは本当にありがたいですねえ。旅費も半端なくかかるだろうに(一応アウェイゲームでは遠征費の補助は出るそうです。1試合あたり6万ドルとのことです)。ちなみに今日時点の円相場は1ドル=約145円だそうで、単純換算すると17万ドル=2465万円(遠征費を含まず)。

で、ベスト16に出ると10万ドルがもらえるんだそうで、うーん、できるだけ多く勝ち残れるように。そしてベスト16の抽選でいきなり日本のチーム(川崎とか横浜Mとか)に当たらないことを心の底から祈りつつ(号泣)

以上です。

↑思えば「もうちっとだけ続くんじゃ」のあとにサイヤ人が出てきたりして、このコマの時点が話の全体の3分の1にも至ってなかったことになるわけですが(爆)

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