・ロッテがヤンキースの救援右腕・コルデロを獲得 最速167キロのフォーシームが武器(中日スポーツ)
おそらくペルドモ先生の代わりのセットアッパーあたりで獲得したんだろうな、と。しかしロッテの編成とかも意外な掘り出し物を引っ張ってくるだけにこれはこれでかなり楽しみな投手かもしれない(笑)
ロッテは6日、ホワイトソックス、ヤンキースなどでプレーしたジミー・コルデロ投手(32)=ドミニカ共和国=の入団を発表した。
最速167キロのフォーシーム(ストレート)が武器の救援右腕でMLBには2018年にナショナルズでデビュー。ブルージェイズ、ホワイトソックスを経て今季はヤンキースで31試合に登板した。通算114試合(先発1)で6勝7敗、防御率4・36。
コルデロは「マリーンズの一員になれる機会を与えていただいたことに心から感謝している。チームの勝利に貢献するために、私のスキルと知識を役立てられる可能性があるということに、とても興奮している。そしてマリーンズファンの皆さんにあらゆる機会で最高の感動を提供することを約束する。皆様と会えるのが楽しみです」とコメント。
吉井監督は「メジャーでの実績十分でリリーバーとしてマリーンズにいい影響を与えてくれると大いに期待しています。動く速球にスライダー、チェンジアップ。いずれの球も一級品。頼もしい限りです」と期待した。
そして国籍も今年の千葉ロッテではたっぷり在籍してたドミニカ共和国出身、と。シーズン後半に途中加入したブロッソー氏は米国人でしたが、思えばポランコ様もメルセデス氏もカスティーヨ氏もそしてペルドモ先生も全員がドミニカ共和国…ということで、もしかしたら物凄いパイプでもあるのかもしれないね。ついでに書くと、ドミニカ共和国の公用語はスペイン語なんですが、19世紀初頭にアメリカの黒人奴隷の人たちが大量移住してきたり、ベネズエラやプエルトリコ、20世紀になると中国人・日本人も移住したりしてきているので、英語やフランス語などの多言語の国なんだそうですね。
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DeNAで大活躍したバウアー投手と似たような事情も。
ただ唯一の心配事としては、今年の夏に、
・ヤンキースのコルデロ、家庭内暴力違反で23年まで出場停止(MLBニュース)
DVをやっちまって出場停止、というトラブルもあったそうで。
ニューヨーク — ヤンキースのリリーバー、ジミー・コルデロは、メジャーリーグベースボールの共同家庭内暴力、性的暴行、児童虐待に関する方針に違反したとして、2023年のレギュラーシーズンの残り期間とポストシーズンにわたる出場停止処分を受け入れた。
MLBの調査結果を受け、ロバート・D・マンフレッド・コミッショナーは水曜日、コルデロの出場停止条件を発表した。コルデロ氏の制限リストへの掲載は即時発効する。
MLBの方針に従い、コルデロ氏は統合政策委員会が監督する機密かつ包括的な評価と治療プログラムに参加する。コルデロ氏の違反行為の詳細は公表されていない。
ヤンキースは次のような声明を発表した。
「ヤンキースは、メジャーリーグベースボールの調査プロセスとジミー・コルデロに適用された懲戒処分を全面的に支持している。家庭内暴力を正当化する理由はなく、我々はMLBの共同家庭内暴力、性的暴行、児童虐待の目的、基準、執行を支持する」ポリシー。”
ヤンキースのアーロン・ブーン監督は、数日前にコルデロ氏からリーグで調査が進行中であると警告を受けたと語った。ブーン氏は、コルデロ氏の出場停止を火曜日の夜に知ったと語った。
「そのニュースを知ったり、それについて聞いたりすると、悲しいことだ」とブーン氏は語った。「関係者全員に心よりお見舞い申し上げます。…今の私にとって最も大切なことは、ただ状況を感じ、この状況から何か良いことが起こること、何が起こっていても成熟、成長、癒しがあることを願って祈ることです。」
ブーン監督は水曜日の初めに出場停止処分についてチームと話し合ったという。ネームプレートは水曜日のヤンキースタジアムでのオリオールズ戦に先立ち、コルデロに割り当てられたロッカーから取り外されており、ハンガーと携帯電話の充電器だけが残っていた。
ヤンキースのキャプテン、アーロン・ジャッジは、出場停止が発表される前の水曜日の早い時間にコルデロと話したと語った。
「私はただ、『おい、これから学びなさい』と言いました」と判事は言った。「かなり動揺していました。チームの多くの人が動揺していることは知っています。これはリーグの手中にあり、リーグは出場停止処分を下した。彼がこのことから学んで、より良い人間になることを願っています。」
31歳のコルデロは、2023年にヤンキースで31試合(先発1試合)に出場し、3勝2敗、防御率3.86という成績を残した。32回2/3を投げて14失点、25安打、10四球、34奪三振を許した。
コルデロはトミー・ジョン手術から回復中の2022年にヤンキースとマイナー契約を結んだ。彼はメジャーリーグでのキャリアの中で、ナショナルズ(2018年)、ブルージェイズ(2019年)、ホワイトソックス(2019-20年)でも投手を務めた。
アクティブロスターのコルデロに代わるため、右腕ランディ・バスケスが トリプルAスクラントン/ウィルクス・バールから呼び戻された。
「野球の部分については我々が対処するつもりだ」とブーン氏は語った。「これは現実のことであり、はるかに深刻な状況です。」
一応補足すると原文は英語ですが、Google Chromeで見ると日本語訳されてたのでこちらを引用させていただきました。
ここらへんは今年DeNAで大活躍したバウアー投手の事情と結構似てるとこもあるのですが、そこは吉井監督やジョニーコーチ、そして一緒に帯同してくれることが多い通訳さんを介して「日本で頑張ればまたMLBに戻れるかもしれないし、日本でも頑張れば稼げると思うからチームに溶け込めるように一生懸命やれよ?なんか相談事があったら乗るからさ」みたいな感じで、居心地良くノビノビとプレーできるように…というのを願う次第ですね。まあ吉井監督もMLB経験者だし、投手陣だって澤村投手がそれだしで。同郷のメルセデス氏もいるからどーにかなるんじゃないかなーとそんな事を思ったりと。
※ただしロッテ→ソフバンに移籍したオスナ氏みたいに年俸をお安めにしてもらって(あちらの代理人が「今回は多少安くてもプレーするよ」と売り出したのをロッテが飛びついた可能性もあるだけに)、ロッテで活躍したら次は高い年俸求めて他球団に…というパターンでもありそう。そういう意味ではロッテは商売上手なのかもしれないが(^_^;)
ところでそのバウアー投手はどうするんだろうな。MLBに戻っちゃうのかそれとももう一年日本で頑張るのか。DeNAもいいチームだけど、ソフバンとか巨人とかの金満球団も黙ってなさそうだ(^_^;)
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