【千葉ロッテ】藤原恭大が右太もも痛で登録抹消とのことで…。

・【ロッテ】藤原恭大、右太もも裏痛で抹消「いるメンバーで頑張ってもらうしかない」吉井監督(日刊スポーツ)

「長いシーズン、そういうこともあるもんだ」と思って藤原恭大はひとまず治療に専念してもらって、今いる現有戦力の選手たちに頑張ってもらいましょう。例えば平沢大河とか茶谷健太とか大下誠一郎とか小川龍成とかに…。

#MarinesStartingLineup https://t.co/BRvNSUUUkc #chibalotte #今日をチャンスに変える pic.twitter.com/sBi7zctugk
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) May 17, 2023

↑今日のスタメン。上記の4選手のうち、平沢大河と茶谷健太と大下誠一郎が入ってました(^_^;)

ロッテ藤原恭大外野手（23）が17日、右太もも裏痛で出場選手登録を抹消された。
　16日オリックス戦（ZOZOマリンスタジアム）で痛みが出たといい、11回の守備から退いていた。症状は軽いようで、大事を取っての休養となる。
　この日の試合前に取材対応した吉井監督は「1回抹消します。いるメンバーで頑張ってもらうしかない。予定では明日から小川に来てもらおうと。内野手ですけども外野も出来るようにして、うまく回していきたいと思っています」と説明した。
　藤原はここまで34試合に出場。打率2割9分1厘、2本塁打、12打点。1盗塁をマークしていた。

というか昨日のオリックス戦、延長12回表の守備の時に、藤原恭大がベンチに下がり、ライトの和田康士朗がセンターに回って、平沢大河がライトに入ってたんすね。「へー、守備固めと大河を入れる際に、和田康士朗じゃなくて藤原恭大と替えるとは珍しい」って思ったんですが、まあそういう事があったんでしょうね。

もしくはさすがに延長12回に入って藤原恭大も連戦の疲れがあったから休ませようとか。ちなみにこの時点で延長12回裏では仮に6番の安田尚憲から始まって、岡大海→佐藤都志也→和田康士朗→友杉篤輝…と回って、2番の藤原恭大/平沢大河だったので、2死満塁にならない限りは打席は回ってこない次第でした。結局は三者凡退で終わってしまったんですが、いやー延長12回裏2死満塁で平沢大河だったらロッテファン唸らされたろうな。「さすが大河、持ってる男だ」という結果で終わったか、または「もっと早く決着をつけろ」とツッコミを禁じえない結果で終わったかは知らんけど。

「Don’t think! Feel.(考えるな！感じろ)」に到達するまでが長いんだろうね。

・ロッテ吉井理人監督の選手起用法はバレンタインに「非常に似ている」両者を知る清水直行が解説する「吉井スタイル」の特徴(スポルティーバ)

元千葉ロッテ投手の清水直行氏が好調な千葉ロッテを事を語っている記事です。前編後編に分かれまして更にちょっと長いんですが、その平沢大河についてこんなコメントをされてました。

【多くの選手が「俺が打線の核になる」とギラギラ】
――先ほど内野手の話がありましたが、今シーズンはこれまで内野での起用が多かった平沢大河選手がライトで出場している点（2018年には外野手として87試合に出場）はいかがですか？
清水　平沢は昨シーズン、ファームでタイトルを獲得したこと（イースタン・リーグ首位打者）がかなり心の支えになっているのと、吉井監督からの信頼もあって安心してプレーしているのかなと。
　ただ、彼の癖なのか、”迷い”がすごく多いんです。打席に入るまでに考えが整理できず、腹を括って打席に入っているように見えません。打席に入ってからいろいろ考えることが多いので、それが払拭されれば、バットコントロールが優れているバッターですし、バットマンレースに食い込んでいく力はあるなと思っています。平沢の場合は、そこだけです。
　守備に関してはフライを捕るのはうまいし、足もある。ショートをやっていましたから肩も強いですしね。あとはバッティングの技術面よりも、考え方が整理できるとガラッと変わると思います。

「迷いが凄く多い。腹を括ったほうが良い」とはまさに至言ですなー。

特に平沢大河に関してはプロ8年目で散々練習も生真面目にこなしててトレーニングもしっかりしていて、更に事前研究もしてるんだからここまでくれば、それこそかのブルース・リーではないですが「Don’t think! Feel.(考えるな！感じろ。)」まで突き抜けちゃうとここから本当のブレイク・スルーが待っているんでしょうけどね。

勿論、ブルース・リーとて才能だけでああいう名言を発したわけではなく、しっかりと鍛錬とかもこなして格闘家・俳優としての一定の到達点に達したからこそ言わしめたわけで、そこを乗り越えた時に、長い長いトンネルを抜けた後にどういう風景が見えるのだろうかというのはこの平沢大河もそうですが、去年以前の井口監督のもとではなかなかチャンスが与えられなかった選手たち、または今季からロッテでプレーしている選手たちにとっても同様のことが言えるんじゃないでしょうかね。最終的には「総合力」、つまりはチーム内競争による選手層の厚さがモノを言う時も出てきますからね。

いずれにしても藤原恭大、本当にお大事に。そして他の選手たちもそろそろ疲れがたまってくる時期だとも思うので常日頃のケアも欠かさずによろしくです。

以上です。