・【ロッテ】完封されたオリックス山岡にリベンジ成功 3打点の山口航輝が語ったスライダーの違い(日刊スポーツ)
昨日のオリックス戦の記事の話の続きになります。
奇しくも…と書いては失礼かもしれませんが、マーティン様絶不調で図らずとも(?)チーム内競争をするようになってから、特にこの山口航輝のチャンスが増えてそれで結果が出てるというのがまた。
#MarinesWIN
リードを守り、カード初戦を制す!#山口航輝 選手は2安打3打点の活躍、#安田尚憲 選手は先制タイムリーを放ちました。
先発 #二木康太 投手は7回無失点の好投で、今季2勝目!https://t.co/i38hWew1Iw#chibalotte pic.twitter.com/k7t2BMwlcw— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) July 8, 2022
<ロッテ6-1オリックス>◇8日◇京セラドーム大阪
ロッテ打線が、オリックス山岡泰輔にやり返した。6月24日、ZOZOマリンでの対戦で4安打完封された相手を、2週間後にしっかりKOした。
2安打3打点の山口航輝外野手(21)は「みんなでやり返した感があったんで、とてもいい1勝になったんじゃないかなと思います」と充実ぶりを感じさせる表情だった。前回完封時は内野ゴロ3本。併殺でチャンスもつぶした。
6月24日は、マリンに強風が吹いていた。「変化球の曲がり方とかまっすぐの感じとか普段と違うものがあって、対応するのに時間がかかったというか、最後まで対応しきれなかった」と振り返った。
10メートル近い海風で、山岡の代名詞の縦スライダーはどう見えたのか。「なんか、風でフワフワする感じがあって。切れ味というよりは、何(の球種)が来てるか分からない感じがあったので」と証言する。「カットにしろまっすぐにしろ、何きてんやろって感じでやられて」。
フワフワした感じの宝刀に比べると、この夜のスライダーは「自分は、前より切れてたかなと思います」と山口は言う。いつものようなメリハリのある切り取り方。「山岡さんの調子は悪くなさそうでしたけど、浮いてきた変化球を頭に描きながら打席に立ったので、そこをうまく拾えたかなと思います」と、4回の適時打を振り返った。
6回には1死満塁で中越えの2点適時二塁打。試合前までパ・リーグ防御率1位だった右腕を、その一打でKOした。「福浦コーチにも(4回と)やることは一緒だから、あまり力を入れすぎるなと言われて、良い感じで力を抜いて打てました」。870~880グラムほどのバットで、ボール気味の高めを力まず捉えた。
ペナントは続く。前回は山岡に完封された翌日、オリックス山本にも8回無失点の投球をされた。山口に出番はなかった。今回も9日、山岡に続き山本と対戦する。「本当にいい投手ですし、見ていかずにどんどん思い切って。普段通り何も変えることなくやれればいいですし、準備だけしっかりして、悔いの残らないように」。好右腕を続けて打てれば、ロッテは一気に波に乗れる。
今のところはロッテのスタメンも、井口監督の専権事項(=お気に入りメンバーを侍らせてあとは丸投げ)だけではなく、分析担当のデータに基づいて確率論や相性もふまえて決めてるようで。
そうなると「本当にすごい投手(例:山本由伸、千賀滉大など)が絶好調の時にはその分析担当のデータ以上の事はできない」とか「データにない”初物の”投手にはめっぽう弱い」というデメリットはありますが、図らずともマーティン様が絶不調、レアード様も打てる時と打てない時の差が激しい…などで、井口監督のお気に入りメンバー「以外」の選手も使わざるをえず、そこで「結果」を出し続けてれば、さっすがに井口監督も「こいつは外すわけにはいかねえな」とその本心は別にしても、「おめーのお気に入り、ちっとも結果を残してないのになんで俺らを使わねえんだ」とチームの士気がだだ下がりなるのは避けなくてはならないんで…。
まあそういう意味では山口航輝には常時は無理かもしれませんが、時折「風穴をぶち開けるナイスバッティング」をしてくれれば嬉しいですね。そして福浦打撃コーチあたりも「そういう選手たち」に的確なアドバイスや指導をしていって育てていれば、もし何年か後に、今の井口氏の「次の」監督になった時にそういう選手がブレイクしていって大いに助けてくれることになるでしょうから(笑)
※そしてもっと言えば、例えば藤岡裕大とかマーティン様あたりが起用されるも目も当てられないぐらい絶不調だった時に「いつ見切る」ことができるかどーかが、井口監督の勝負師の真価が問われるんでしょうね。
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そこはロッテとオリックス。本当に似た者同士ですから(^_^;)
・オリックス・中嶋監督 5安打1得点の打線に「昨日までの打線とは全く別人打線でした」(デイリー)
なんか下手したら今日の試合後、今度はロッテの井口監督がまったくおんなじ事を言いそう(苦笑)
「オリックス1-6ロッテ」(8日、京セラドーム大阪)
オリックスはロッテに完敗で、7月初の連勝とはならず。4カード連続で初戦を落とした。
先発の山岡は六回途中を今季ワーストの6失点(自責5)。中嶋監督は「ちょっと球が高かったですよね。ちょっと浮いたかなと。浮いてきて、修正ができなかったかなと思います」と次回以降への修正を求めた。
それでも、試合前までは防御率リーグトップと安定感は抜群。「それはもちろん誰もがわかっている。こういう日もあると思いますけどね。それでも、今まで修正できたものができなかったということを、もう一回考えていかなきゃいけないのかなと思います」と話した。
一方の打線は八回まで3安打無得点の沈黙。九回2死二塁から吉田正の適時打で意地の得点を挙げたが、反撃はそこまでだった。指揮官は「一言ですね。昨日までの打線と全く別人打線でした。以上」と言い残し、会見場を後にした。
まあ昨日の両先発は、今までの今季の結果だけを見れば、調子がいまいちだった二木康太から見ても、昨日は打ち崩された山岡泰輔から見ても、
「こういう日もあると思いますけどね。」
の一言に尽きるんですけどね。その「こういう日」がいいニュアンスなのか悪いニュアンスなのかは完全に180度違いますが(苦笑)。
しかし個人的に「if」の話で実に興味があるのは、仮に、ロッテの井口監督が今のオリックスを、オリックスの中嶋監督が今のロッテを指揮をとったらどういう結果になるんだろうと。そんだけ「投手陣はほぼ投手王国に近い充実っぷり」「打線は火が点いたら止まらないが、火が点くまでが一苦労」な似た者同士、やっぱり似たような西武も巻き込んだ3位争いを繰り広げてるんだろうかな(笑)
さて今日はそのオリックスの絶対的エース・山本由伸が先発予定。あんだけの投手相手ではかなり厳しいかもしれないけど今年はずっと大苦戦している小島和哉のためにもちょっとは打撃陣、奮起してやってくれ(ノД`)シクシク
以上です。
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