千葉ロッテ・岩下投手の中継ぎ起用の話と、巨人・亀井選手の現役引退の話とか。

2つほどの話題を。

ロッテ し烈なV争いへ“総動員”だ! ここまで8勝・岩下を中継ぎ起用へ(スポニチ)

という記事が。ロッテは昨日から3日間試合がないんで完全に「他力本願」な感じの今日この頃ではありますが、4試合ぐらいも残っている日ハムも実に手強いしでここらへんは一戦必勝態勢で行くつもりなんでしょう、たぶん。

首位オリックスとし烈な優勝争いを繰り広げるロッテは、23日の日本ハム戦(ZOZOマリン)から残り6試合全勝に向け、井口監督が「総動員」で臨む方針を明かした。守護神・益田を中心に佐々木千、国吉、唐川、ハーマンら、自慢のブルペン陣に新たな一枚を加える。「週末から岩下が中継ぎでスタンバイしたりすることを考えている。先発が崩れた時のロングリリーフですね」と語った。

 開幕から先発ローテーションを守り、ここまで8勝をマークしている岩下だが、昨季もシーズン終盤に中継ぎ待機し、CS進出に大きく貢献した。この日は3日間の空き日の初日。福岡から帰京した指揮官は「自分たちは勝つしかない。全部勝つつもり」とマジックを減らすため、あらゆる手を打つ。

ま、これを思うに五右衛門とか美馬とか小島、河村、更に佐々木朗希などなどを先発投入させつつも、いざとなったらビシッと3-4回あたりから岩下を投入して3イニングぐらい投げさせる…ということもあるんでしょうね。

さすがに中6日よりかはハードなんでしょうけども何年か前にそれこそこの岩下が先発登板した試合で1回表の相手の攻撃の時に一塁ベースで足を痛めて緊急降板したって試合を生で見ていたことがありましてその時は先発でなかなか結果が出なかった五右衛門が3番手あたりでマウンドに立ってロングリリーフをして完璧なピッチングをしてくれてシーズン後半から先発ローテに戻ってきた…という事もありましたので、岩下もそうですが、二木とかも隔日ペースで一応待機だけはさせといてロングリリーフを試してみたら結構ガラッと変わるかもしれないですね、ええ(^_^;)

で、スポニチさんの記事の最後にはこんなことも書いてありました。

 ≪最短優勝決定日は同じ25日≫2位のロッテは試合がなかったが、首位のオリックスが楽天に敗れたため、マジックを6から5に減らし、最短優勝決定日は25日のままとなった。21日も試合が組まれていないが、オリックスが西武に敗れると18日以来の首位返り咲きを果たし、マジックは4まで減る。一方、オリックスの最短優勝決定日も同じ25日で、24日にマジック点灯の可能性がある。21日の西武戦に勝ち、ロッテが23、24日の日本ハム戦に連敗でM1が出るがどうか。

うーん、ますますわからん…( ゚д゚)ポカーン

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うちの嫁のイチオシの、巨人の亀井選手が引退するそうで…。

【巨人】亀井善行が今季限りで引退 巨人一筋17年「来年やれる自信がない」股関節の故障で決断(スポーツ報知)

こないだ新潮だかの記事で出ていた時は「スポーツ報知に出てない限りまだ未確定でしょう」と思ってたんですが、そのスポーツ報知で…。

巨人の亀井善行外野手(39)が今季限りで現役を引退することが20日、明らかになった。股関節の故障などによるパフォーマンスの低下が主な理由。すでに原監督、球団側にも伝え、了承された。近日中にも正式発表される。現在は左ふくらはぎの打撲で出場選手登録を抹消中も、クライマックスシリーズ(CS)に向けて調整中。この日、DeNAを下し連敗を10で止めたチームを9年ぶりの日本一に導き、有終の美を飾る。

 巨人で絶大な人気を誇るバットマンが、ついにユニホームを脱ぐ。東京ドームに響く、あの大歓声は間もなく見納めだ。亀井が、プロ野球生活にひと区切りをつけた。9月上旬、原監督に今季限りで引退する旨を伝えた。近日中にも正式発表される見通しとなった。

 まだできる。そんな周囲の声も聞こえる中、意志を貫く。これまで「長く現役にへばりつくつもりはない。自分のバッティングができなくなったら辞める」と話していた。今季は91試合で打率2割1分6厘、3本塁打。昨季は51試合の出場に終わったことで、覚悟を持って臨んだシーズンだった。近い関係者には報告を済ませ、家族とも話した。大好きな巨人ファンに最後の雄姿を見てもらうため、戦い半ばでの決断となった。

 事実、体は悲鳴を上げていた。大きく影響したのは昨シーズン終盤に痛めた股関節と左足の内転筋だ。17年シーズンから股関節を意識的に鍛え始め、可動域は広がり、打撃に柔らかさ、力強さが増した。「この年で足が速くなった。体がさらに動くようになって若返ったよ」という発見で、成績はV字回復した。19年オフには年俸1億円に到達。球団最年長となる38歳シーズンでの大台だった。昨年には通算1000安打を達成。今年6月には100号にもたどり着いた。一方で、股関節は今年に入ってマヒが残った。肉離れが見つかった内転筋も回復に時間がかかった。

 打撃の微妙な変化を感じるようになり、自宅でもバットを振った。寝つけないほど悩んだ。夜中に突然目を覚まし、無我夢中に振り込むこともあった。後半戦に入り「何とか戻ってきたかな」と、光は差したが「来年は?って考えると、やれる自信がない」と覚悟だけは揺らがなかった。9月上旬。原監督に打ち明けた。「今年で引退しようと思っています」―。

 チームに迷惑をかけたくないから、2軍落ちも覚悟した。体の状態も含め、思いを聞いた指揮官は、それでも1軍の戦力であることを伝えた。亀井にとっては恩師の一人。09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では指揮官と選手として日本の連覇に貢献。「場違いなところに呼ばれたけど、あの経験は財産。感謝しかない」。後の野球人生に生かした。「原監督をもう一度、胴上げしたい」とは日本一に向けた言葉だ。

 巨人ひと筋17年。晩年に輝きを取り戻した人気者は、最後も故障に泣く、ある意味“亀井らしい”エンディングとなった。現在も左ふくらはぎの打撲から出場選手登録を抹消中。最短23日の昇格へ、この日からフリー打撃を再開した。照準は11月6日からのCSファーストステージ。さらにその先の日本シリーズで有終の美を飾るつもりだ。04年のドラフト4巡目から始まったプロ生活。最終章も“下克上”で幕を閉じる。

うちの嫁が亀井選手の大ファンでえらく落胆してまして、なんと声をかければよいのやら…でした。ま、私の方に例えれば「今季、ロッテの荻野貴司が引退する」ようなもので、特に遅咲きでスター選手揃いの巨人ではともすればFA獲得や助っ人外国人ばっか無闇矢鱈に取りまくって無条件で冷遇されかねないところから、少しずつ出場機会を増やして結果を出し続けて1000本安打を達成したのも昨年のことでしたし。そういう意味では長い巨人の歴史の中ではなかなか「稀有な」タイプの名選手だったんではないでしょうかね。

で、不思議なことに「元エースか、元4番打者か」みたいな人しか巨人の監督になれない歴史があるそうですが、名守備と犠牲バントで一時代を築き上げた川相昌弘氏とか、この亀井選手みたいなタイプの人たちがどこかでショートリリーフでいいから巨人の監督に抜擢されたりするとあそこのチームももう一枚か二枚ぐらい厚みが増してくると思うんですけども(そして次はウナ、もとい阿部慎之助氏が監督という説もあるようですが)。いずれにしても原監督も、さすがにこの成績では「全権監督」である以上は今季限りで辞めたほうがよろしいのでは、と。

しかし寂しくなるなー、でも長い現役生活本当にお疲れさまでした。以上です。

↑あー、このカレンダーはうちのカミさん、是が非でも買ってリビングに飾るわ(苦笑)

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