・照ノ富士の横綱昇進が事実上決定 V逸も審判部が理事会開催を要請(日刊スポーツ)
大相撲は今日が千秋楽でした。とりあえずNHKの中継見てましたが…白鵬の品の無さっぷりに失笑。とりあえず理事会および横審よ、照ノ富士を「確実に」横綱にしろ。
<大相撲名古屋場所>◇千秋楽◇18日◇ドルフィンズアリーナ
大関照ノ富士(29=伊勢ケ浜)の横綱昇進が事実上、決まった。
昇進を預かる審判部が打ち出し後、八角理事長(元横綱北勝海)に昇進を審議する臨時理事会の開催を要請した。理事長は横綱審議委員会(横審)に諮問する。横審で出席委員の3分の2以上の賛成が得られれば推薦が決まり、21日の秋場所番付編成会議後に開く理事会で「第73代横綱照ノ富士」が正式に誕生する。昇進すれば17年初場所後の稀勢の里以来。モンゴル出身では14年春場所後の鶴竜以来5人目となる。
照ノ富士は23歳だった15年夏場所後に大関昇進を果たし「将来の横綱候補」として期待されたが、17年九州場所で大関から関脇に陥落した。両膝のケガや内臓疾患に苦しみ、関取の座から陥落。一時は師匠の伊勢ケ浜親方に何度も引退の意思を伝えたが、そのたびに引き留められた。
19年春場所に序二段で復帰。大関経験者が幕下以下で相撲を取るのは初めてだった。分厚いテーピングを施しながら土俵に上がり、痛みを抱えながらも19年九州場所で関取復帰。再入幕の昨年7月場所で2度目の幕内優勝を果たすと、今年3月の春場所後に大関復帰を果たした。先場所までの6場所で優勝3度、優勝同点1度。近年は場所ごとに優勝者が入れ替わる傾向が強かったが、抜群の安定感を示していた。
つーか、照ノ富士の横綱昇進は文句ないでしょう。たぶんあれで却下したらあと10年は横綱が出ないわ。日本人力士はどこか怪我ばっかで肝心なとこが弱いしで。返す返す稀勢の里の大怪我による短命横綱(と全盛期、具体的には怪我と無縁だった頃を大関で費やしてしまったその時間)が非常に悔やまれる。
スポンサーリンク
そもそも「進退」って言葉を知らん奴には…。
・白鵬45度目V、大鵬5場所抜き6場所連続休場明けの最長ブランク優勝(日刊スポーツ)
まだ辞めねえのか、この大横綱。
<大相撲名古屋場所>◇千秋楽◇18日◇ドルフィンズアリーナ
6場所連続休場明けの横綱白鵬(36=宮城野)が、大関照ノ富士との全勝決戦を制して、昨年春場所以来45度目の優勝を果たした。全勝優勝は自身の歴代最多記録を更新する16度目。一人横綱の優勝は19度目で、並んでいた横綱朝青龍を抜いて戦後最多。6場所連続休場明け優勝は、横綱大鵬の5場所を抜いて最長ブランク優勝など、新たに記録を塗り替えた。
進退を懸けて臨んだ場所だった。昨年11月場所後に開催された横綱審議委員会(横審)の定例会で、ここ数年の休場の多さを指摘されて「引退勧告」に次ぐ重さの「注意」の決議が下された。しかし、場所前に新型コロナウイルスに感染して1月の初場所を全休。3月の春場所は出場するも、右膝を負傷して3日目から途中休場した。その際、師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)が「名古屋で最後を懸ける」と白鵬自らが進退について口にしたことを明かした。
そして、3月中旬に右膝を手術。春場所後に開催された横審の定例会では、同場所中に宮城野親方が報道陣に説明した発言を受けて、「注意」の決議を継続し、名古屋場所の結果次第では「引退勧告」を決議する可能性を示唆していた。5月の夏場所を全休し、そして迎えた運命の名古屋場所。結果、12年名古屋場所以来9年ぶりの全勝決戦を制し、復活を印象づける全勝優勝となった。
しかし奇襲はするわ、猫騙しはするわ、エルボー打ちはするわ…で、正直言って双葉山と若貴兄弟に謝ってほしいわ、と思うぐらいに。ぶっちゃけた事をいえば、たぶん北勝海→八角理事長、大乃国→芝田山理事、旭富士→伊勢ケ浜理事あたりの、千代の富士と同時期に横綱だった親方衆は同じことを思ってんだろうな。「アレが正当化されるんだったら、俺らだってあんな怪我・不調ばかりの悲惨な引退の仕方はしなかった」と。ただ、彼らがそれをやったらたぶん若貴や曙の全盛期の相撲ブームは来なかったんだろうな、と。
ま、そもそも「進退」という言葉の意味をわかってなかったらしいし。逆に(決して褒められたもんじゃないですが)いっそのこと、白鵬にエルボーや奇襲とかをやる活きの良い奴が出てこないとダメだろうね。たぶん星の貸し借りとかしてる大卒力士じゃ無理だろうな。とりあえず照ノ富士と貴景勝あたりに期待しようかな、あ、両者とも怪我の再発には気をつけて。
↑返す返す、「最後のガチ横綱」だった貴乃花の角界追放が悔やまれる。
▼ランキングに参加してます。クリックよろしくおねがいします。