ロッテの加藤翔平、中日の加藤匠馬の両選手は、実は似た者同士なのかもしれない(苦笑)

大石、辻…珍しい 同姓選手同士のトレード(スポニチ)

昨日のロッテ・加藤翔平、中日・加藤匠馬の両選手のトレードの話の続きになりますが…てか、過去にもあったんすね「同じ苗字の選手のトレード」ってのが。なんと過去3例目なんだそーですけど(^_^;)

↑両球団ともウエルカム的な仕事が実に早い(笑)

ロッテ・加藤翔平外野手(30)と中日・加藤匠馬捕手(29)の交換トレードが成立し、15日に両球団から発表された。

 過去の同姓選手同士のトレードは、67年のシーズン前に広島・大石清と阪急・大石弥太郎の投手同士が成立。74年オフには阪神・辻恭彦と大洋・辻佳紀が交換トレード。同一リーグの捕手同士で、佳紀は69年以来の古巣復帰だった。

 なお、99年オフには中日・古池拓一と近鉄・小池秀郎の「こいけ」姓の2人を含む3対3のトレードが成立している。

まあ小池さんと古池さんのトレードはご愛嬌or参考記録としても…しかし過去にもこんなトレードがあったんですねえ。

ちなみに阪神・大洋間でトレードした二人の辻選手、しかもよりによって(?)両方とも捕手だったわけですが(苦笑)。で、記事にも書いてありますがこの選手はもともとは阪神で共にデビューした同僚で、特に後者の辻佳紀捕手は生やしてたこともあって「ヒゲ辻」と呼ばれていたエピソードがあります。で、実際は辻佳紀捕手は阪神→近鉄→大洋…と渡り歩いた後に、再び阪神に戻ってきたわけですがこの時にトレードの相手になったのがなんと同じ名字の辻恭彦捕手だった、というわけですね。なんか子供の頃にコロコロコミックに連載されていた「リトル巨人くん」にヒゲ辻の方の選手が登場してた記憶があるんでたぶん覚えてたんでしょうな、私(^_^;)

そして実際は1967年の広島と阪急のふたりの大石投手のトレードの際も結構話題になってたようです。しかし大石投手のトレードから54年ぶり、辻捕手のトレードから47年ぶりの「珍事」となるわけで、どんだけ珍しいケースだったかというのがまた(笑)

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実は似た者同士だったのかもしれないな。両選手。

落合GM惚れ込んだ“鬼肩”がなぜトレード? 谷繁以来の正捕手期待も…逃した好機(Full-Count)

そしてロッテの加藤翔平が「才能はあるのに(調子にムラがあったり、監督とかとの相性などで)なかなか1軍でチャンスと結果が出なかった」という選手だったのに対し、実は中日の加藤匠馬も「似たようなタイプの選手」だったという記事が。

プロ4年目まで1軍5試合出場…与田監督就任の2019年に92試合出場

 中日の加藤匠馬捕手とロッテの加藤翔平外野手の交換トレードが成立したと、両球団が15日に発表した。加藤匠は球界屈指とも呼ばれる“鬼肩”を武器に、プロ5年目の2019年に台頭。しかし2020年以降は木下拓哉捕手が扇の要を担い、今季はここまで1軍出場がなかった。元監督の谷繁元信氏以来、長年の課題となっていた正捕手争いから離脱した格好となったが、トレードには球団側の温情も滲む。

 青学大4年時にスタメンを外れることも多かった加藤匠が、中日からドラフト5位指名を受けたのは2014年。当時の落合博満GMが肩の強さに惚れ込み、打撃や配球面の伸びしろを見込んでの“一芸入団”でもあった。3年目の2017年まではわずか5試合出場。2018年にいたっては1軍出場なしに終わった。

 崖っぷちとの見方もあったが、与田剛監督が就任して首脳陣が刷新した2019年に開幕スタメンを奪取。チームの捕手陣で最多の92試合に出場した。打率.228、盗塁阻止率.286と攻守で課題は出たものの、正捕手に最も近い存在に。強肩といえばソフトバンク・甲斐拓也や巨人・小林誠司らが真っ先に名前が挙がるが、関係者の中には加藤匠も甲乙つけがたいとの意見もあった。

2020年のOP戦で“無期限2軍降格”、以降は木下拓に台頭許す

 しかし2020年2月の春季キャンプで、風向きが変わるきっかけが起きる。オープン戦開幕となる阪神戦(北谷)でスタメンマスクを被ったが、3投手をリードして6失点を喫した。試合後、伊東勤ヘッドコーチは「任せた意味を感じていない。ワンプレーを引きずって、精神的に弱い。覇気がない」と強い剣幕で一蹴。無期限の2軍降格が告げられた。結局、開幕は2軍で迎え、1軍29試合出場にとどまった。

 対照的に、2020年は1学年先輩の木下拓が88試合に出場。沢村賞に輝いた大野雄大と最優秀バッテリー賞も獲得した。今季もその流れは変わっておらず、加藤匠は出場機会がないまま地元の東海地方を去ることになった。

 チームの捕手陣を見ると、育成で今季加入した山下斐紹が6月に支配下登録。8年目の桂依央利とともに現在1軍は捕手3人体制を敷いている。ファームでは、大卒2年目の郡司裕也や高卒3年目の石橋康太ら若手が奮闘している中で、球団は29歳を迎えた加藤匠に新天地を用意した。

 近年はトレードへの暗いイメージは薄れ、才能を“生殺し”しないための球団の温情も見え隠れする。さらに中日の外野陣は、主力の平田良介や新助っ人のマイク・ガーバーら続々とアテが外れる中で、トレードが成立した背景も容易に想像できる。加藤匠にとっては心機一転のチャンスであることは間違いなく、球界屈指の武器を携えてリーグを移る。

「ロッテ時代に伊東勤監督時代にドラフト指名され1軍での出番も多かった反面、井口監督時代には出番が減っていた」ロッテの加藤翔平と、「井口監督と同じ青学出身で、後年、中日の伊東勤ヘッドコーチに無期限の2軍降格を宣告されて出番が減っていた」中日の加藤匠馬…ってのを思うに、「あー、もしかしたら似た者同士」だったんかもしれないなあ、と(笑)。まあポイントは、(前ロッテ監督・現中日ヘッドコーチの)伊東勤氏と井口監督とのそれぞれの関係性ですかね…と考えると両球団が「飼い殺しは良くない」と判断してお互いのチームに足りない部分を精査したらこの両選手が釣り合った、という事になるんでしょうね。

どうも別の記事では千葉ロッテの方がこのトレードを持ちかけてきたそうですが、セ・リーグの方はDHがなく、9番・投手のところに代打を入れたり、その時々の試合展開や戦略の関係でよりパ・リーグよりも代走・守備固めで選手交代が多くて「固定メンバー」以外の選手もより積極的かつ流動的に使えるだけに、常時スタメンで使うには調子のムラがあった加藤翔平からすればいろいろな場面で工夫して「いい仕事をしてくれる」選手にもなれそうですし、もう一方の加藤匠馬の方は「正捕手」の田村龍弘が怪我で2軍で調整中で、その他のレギュラー争いをしている選手が一長一短でやや「ライバル」として物足りないので、自慢の強肩を持ち味に、田村捕手に安住の地を与えないようなプレーをしてくれれば、むしろ千葉ロッテ側しても足りない部分をすぐに補強できるので、このトレードはお互いにとってwin-winな関係になるといいなー、と思いますです。

以上です。

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