ロッテ・中村稔とオリックス・山岡の両投手、共にあわやノーノーを(苦笑)

・ロッテ・中村稔が七回終了まで無安打快投で２勝目　沢村“火消し”で１安打完封リレー(デイリー)

今日は千葉テレビのマリーンズナイターを見てたんですが…どっちかの投手がノーノーピッチングってのはたまに見る光景ですが、両投手が試合中盤までノーノーな投手戦ってのは初めて見たかも(大汗)

【試合ダイジェスト】9/11
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「ロッテ２－０オリックス」（１１日、ＺＯＺＯマリンスタジアム）
　ロッテの先発、２年目の中村稔が七回終了までノーヒットの快投で２勝目を挙げた。八回の先頭打者に安打を許し、球場に落胆ムードが漂いかけた場面では沢村が２番手で登場。３人で抑え、益田につなぐ１安打完封リレーに貢献した。
　大記録を期待する熱気が冷めた球場に、沢村が熱気を再注入した。背番号５７をつけての初登板は２点差、無死二塁からという難しい状況だった。
　３者連続三振という圧巻のロッテデビューを果たしてから３日。この日も闘志をむき出しに腕を振った。代打の西野に対し、３ボールとしてからフルカウントまで戻し、空振り三振で前回登板から通じて４連続三振。続く伏見は遊ゴロに打ち取り、西村も左飛に打ち取った。
　オリックスの先発・山岡も五回まで無安打投球という投手戦だったが、六回にロッテ打線が攻略。中村奨が先制打、角中も適時打で続き貴重な２点を奪った。九回は益田が抑えで逃げ切りに成功。中村稔が２勝目（３敗）、益田は２３セーブ目で、首位・ソフトバンクに食らいついている。
　オリックスは好投の山岡を援護できなかった。山岡は５試合目の登板だったが今季初勝利はならず、３敗目。

で、そんな投手戦の均衡を破ったのがロッテだったとは。加藤翔平が初ヒットを打って、マーティン様が相手のエラーで塁に出て、中村奨吾のセンター前のタイムリーヒットで先制点…は本当にお見事でした。その後に角中もタイムリーを打ってくれましてこれで2-0になって、結果的にはこれが決勝点という次第に。

7回まで無安打無失点投球！千葉ロッテ(@Chiba_Lotte)・中村稔投手(@tsynkmr48 )がチームを勝利に導く快投をみせる！https://t.co/vzkM93id1k #中村稔弥 #chibalotte #パーソルパ・リーグTV pic.twitter.com/ht1vTARMFB
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澤村投手は完全にロッテファンの心を鷲掴みにしたね(笑)

・ロッテの沢村“火消し”に充実、中村稔に「勝ちをつけたい。その気持ちだけでした」(デイリー)

おなじくデイリースポーツさんの記事より。いいなあ、澤村投手(感涙)

「ロッテ２－０オリックス」（１１日、ＺＯＺＯマリンスタジアム）
　巨人からロッテにトレードで移籍した沢村が、八回、移籍後２試合目の登板をした。背番号５７をつけての初登板は無死二塁のピンチを見事に“火消し”して、完封リレーに貢献。快投の中村稔にも、しっかりと２勝目をつけた。
　無安打投球が途切れた直後、八回無死二塁から、という難しい局面から代打の西野を空振り三振。続く伏見は遊ゴロに打ち取り、西村も左飛に打ち取り、流れを相手に渡さなかった。
　試合後は「トシヤ（中村稔）が凄いピッチングをしていたので勝ちをつけたい。その気持ちだけでした」と広報を通じコメント。「投手が粘って野手が援護してくれる。こういう試合を勝てたのは大きい。自分は行けといわれたら行ける準備をしていた。マウンドではただ、ただ思いっきり投げるだけです」と思いを込めた。

しかし井口監督すげえな、と思ったのは中村稔弥が初ヒット(右中間を抜ける2ベース)を打たれた直後にすぐに交代を告げたんですが、澤村の名前がアナウンスされた際にどよめきが起きてましたなZOZOマリン。で、常時150キロを超えるストレートと、ほとんど速度が落ちないフォークで3人で抑えて、2塁ランナーを釘付けに。

いや、こないだの日ハム戦があまりにも良すぎたんで、最初の打者に3ボールまで行った際には「いやいや、2失点ぐらいは覚悟してるから、制球はともかくどんどん力いっぱい投げてくれ」とある種の覚悟も持って中継を見てたんですけども…その3ボールからの奪三振劇、更に後続の2選手を打ち取っての3アウトに「うーん、やはり環境を変えて良かったのかもしれないな」と思いましたね。飲み屋を替えてはしごするのを「河岸(かし)を替える」なんて言いますが、飲み屋に例えれば巨人は銀座の超高級バーとしたら、ロッテは小岩とか亀有あたりの下町の飲み屋なイメージが。ゲソをつまみに飲む焼酎サイコー(笑)。

いずれにしても先発の中村稔が8回無死までわずか1安打で抑え込んで頑張ってくれて、澤村がその後ぴしゃりと抑えてくれたんで、唐川・ハーマンを休ませることができたのは今後の強行軍を思うと本当に助かりました、ナイスピッチングありがとう(ﾉД`)ｼｸｼｸ

…ただまあ、相手チームもある以上いつかは澤村投手も不調で打たれる日は来るかもしれないけども、そこは吉井コーチのやりくり上手さを発揮して、唐川・ハーマン・東條・チェン様・小野郁…あたりの投手陣とうまく併用して最も調子が良い時に使ってもらって、最後の守護神・益田選手会長にビシッと締めてもらうようにしてくれれば嬉しいですね、はい。

しかし山岡投手も本当に惜しかった。

・【オリックス】山岡泰輔が６回２失点自責０　好投も今季初勝利お預け「粘りたかった」(スポーツ報知)

そして最後に敗戦投手になってしまったものの、本当にロッテ打線をきりきり舞いさせてた山岡投手も凄かった。

◆パ・リーグ　ロッテ２―０オリックス（１１日・ＺＯＺＯマリン）
　オリックスの山岡泰輔投手（２４）が、６回３安打２失点でマウンドを降りた。ＺＯＺＯマリンは今季２試合目の初回にわずか３球を投じたところで、左脇腹痛を発症して緊急降板した因縁の地。復帰まで２か月を要しただけに、雪辱を期す登板だった。
　初回にいきなり２死一、三塁の危機を迎えたが、中村奨をカットボールで三振に斬った。“鬼門”を切り抜けると２～４回を３人斬り。５回まで無安打３四球の好投を見せた。しかし６回先頭の加藤に初安打を許すと、味方の失策で無死一、二塁のピンチに。２死までこぎつけたが、中村奨に中前へはじき返される先制の適時打を浴びた。さらに、続く角中には一塁線を破られる適時二塁打。自責は０ながら２点のリードを許したまま、６回１１１球で降板した。
　今季５試合目の先発だったが打線の援護にも恵まれず、初勝利はまたもお預けに。山岡は「相手投手も好投していましたし、絶対に先に点を与えない気持ちでマウンドに上がっていましたが、先制点を許してしまって悔しいですし、なんとか粘りたかったです」とコメントした。

去年までのパターンだったらおそらくノーノーやられてたんじゃね?と思わざるを得ないようなナイスピッチングでした。そこは今年は2軍スタートながら、イースタンリーグで首位打者を獲らんばかりに大活躍してた加藤翔平がやっとこ1軍からお呼びがかかって意地の一振り…だったんでしょうね。

0-2・・・#bs2020 #NPB #オリックス #バファローズ #バファローズポンタ pic.twitter.com/Gi6kzZBrOX
— バファローズ☆ポンタ (@bs_ponta) September 11, 2020

↑あーあ(苦笑)

結局、この中村稔弥・山岡泰輔両投手の試合後半に入るぐらいまでのノーノー投手戦(?)のおかげか、試合がハイペースに進んで終わったのが午後8時45分。昨日、楽天対ソフバン戦が雨天中断などをあって試合が終わったのが午後11時半ぐらいになってた…のを思うと本当に両方とも9イニング勝負の野球か?とツッコミを禁じえないような対照的な試合でした(苦笑)

以上です。