千葉ロッテの公式サイトに、井口資仁氏の「監督就任合意」のお知らせ…と、球団社長の「謝罪文」が。

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ファンの皆様へ|千葉ロッテマリーンズ

ファンクラブのメルマガで、公式サイトに井口「監督」の監督就任合意のお知らせと共に、球団社長の「謝罪文」を載せましたよ、というお知らせが来ていた。

今シーズンも熱い応援で選手たちを力強く後押ししていただき、本当にありがとうございました。ZOZOマリンスタジアム、そして日本各地の球場に沢山の方々にお越しいただき、どんな時もマリーンズに声援を送って頂いたにも関わらず、皆様の期待を裏切る結果となってしまいましたことを心よりお詫び申し上げます。

 シーズン序盤から敗戦が続き、球団史上ワーストを更新する最多の負け数で2011年以来の最下位。このような不甲斐ない成績にも関わらず、皆様には、どのような状況でも、どんなに劣勢な試合でもマリーンズの勝利を信じて、応援をしていただきました。天候に恵まれなかった日もありました。一方的な敗戦もありました。それでもスタンドを見渡すと声を枯らしながら応援をして下さる姿がありました。皆様のマリーンズ愛を改めて認識し、感謝の気持ちと共に勝利でお応えすることが出来なかったことを大変心苦しく、申し訳なく思っております。

 イベント企画などのファンサービスも皆様に楽しんでいただけるよう強化に努めて参りました。まだまだ至らぬ点も多く改善すべきことがある中で、笑顔でご来場して、楽しんで帰ってもらえるような球場の雰囲気作りを目指し、これからも色々な事に挑戦し、取り組んでいきたいと思っております。チーム作りと同様にこちらもより良いものを作り上げ、喜んでもらえるサービスを提供できますよう努力して参ります。

 すでに千葉ロッテマリーンズは来シーズンの開幕に向け、新たなスタートを切っています。今年の反省と悔しさを胸に刻みながら、強く魅力的なチームを作り上げるべく、新監督と生まれ変わったチームで2018年シーズンに向け、全力で挑みます。来たるべきシーズンがファンの皆様の心を揺さぶるような素晴らしい一年になりますよう、新監督と一緒にチーム再建に取り組んで参ります。

 ファン、チーム、球団が一体となって突き進み、勝利の瞬間に喜びを分かち合える。それは12球団でも千葉ロッテマリーンズが一番だと自負しております。これからもファンの皆様と一つとなり日本一に向って邁進して参りたいと存じます。新監督が引退試合でも述べていましたが我が千葉ロッテマリーンズはこんな順位にいるチームではありません。日本一強く、そして日本一魅力ある球団であるべく全身全霊、励んで参ります。是非、2018年シーズンをご期待頂くと共に、これからも千葉ロッテマリーンズへの変わらぬご声援の程、宜しくお願い申し上げます。

千葉ロッテマリーンズ 取締役社長山室晋也

という文章。

ま、球団社長のアイデアや行動力には頭が下がるし、「今後も頑張って欲しい」と思うのと同時に、つくづく思うのは「内なる敵」をどうにかしないとね、と。ええ、勿論、親会社とか使えないフロント・コーチ以下の首脳陣とかね(泣)

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Contents

もう生え抜き云々は全くカンケーないわ。

ロッテが内部昇格で井口新監督に再建を託したワケ – プロ野球 : 日刊スポーツ

日刊スポーツにこんな記事が出てました。

ロッテが選手生活を終えたばかりの井口資仁新監督に再建を託した理由は、チームづくりの継続性にある。

 今季は最下位に終わったが、伊東監督が指揮を執った5年間を、球団は世代交代のために種をまいた時期と評価しており、後任監督は内部昇格が理想と考えていた。

 井口監督は生え抜きではないが、ロッテに9年間在籍し、2010年の日本一からどん底に落ちていく過程に身を置いてきた。指導者としての経験がないことよりも、チームの潜在能力や問題点を把握していることが、立て直しを急ぐ現状では強みになると判断した。

 山室球団社長は引退即監督就任について「イレギュラーであるけど(今は)こういう形でやった方がチームの底力、若い人の力を結集し、強いチームにつくり直せるのではないか」と説明した。

 期待されるのは井口監督が経験した米大リーグのように選手に自主性や考える習慣を植え付けることだ。伊東監督の下、若い選手はナイター後に居残り練習をするなど厳しく鍛え上げられてきた。これに受け身だけでない練習が加わることで、ステップアップを図る狙いもある。

 日米21年間の実績に加え、人気、知名度でも申し分ない人選。あとは再建に向けて球団がいかに総力を挙げてバックアップできるかにかかっている。

いや、9年もいれば生え抜きみたいなもんでしょうよ(苦笑)。福浦の23-24年とか、サブローの20年には及ばないだろうけど、下手に某巨人のように「入団から引退まで生え抜きで、4番打者経験者かエースしか監督になれない」みたいなのに比べれば柔軟性はあるでしょうし。

(そこらへんは戦前期からチームが在る阪神や中日は意外に柔軟があるんですよね。現役時代阪神ではプレーしてなかった野村克也・星野仙一両氏を招聘したり、中日からFAで出ていった落合博満氏を招聘したり…と)。

「背中で語る寡黙な」タイプの指揮官の方が良い。

たぶんコーチ陣に雄弁な「教え魔」みたいな人を置いて、こういう井口氏、まだ現役だけどたぶん井口氏…の次の監督になりそうな福浦のような(笑)「多弁ではなく、背中で物事を語り、後輩たちは彼らの背中から学ぶ事が多い」タイプの人のほうが、人心掌握術的にはちょうどいいんじゃないんでしょうかね…。

どうも井口氏は現役時代に、ダイエーやロッテで一緒だったり、指導者だったりした人たちに声をかけてるようですし。往年のデッドボーラー・金森氏(←いやあある意味で懐かしいw)は別にしても、往々に監督が世代交代していくってことは、コーチ陣もそれなりに…でしょうし。

むしろ別の意味で気になるのは「ロッテ生え抜きのOBの連中」はどう思ってんだろうなあ、と。「え、初芝さん、堀さん、サブローぢゃねえの?ジョニーや里崎はどーすんの?」って思ったりしてな。

ま、むしろ冷静に考えてみれば、ロッテ一筋って選手のほうが数えるぐらいしかいないんですけどね。清水直行だって横浜で投げてるし、コバマサだってメジャーに行ったりしてるし。なんとなくロッテ以外のチームでコーチやスカウト等のスタッフも経験してる人たちのほうが苦労人も多そうで良いような。

そこらへんは井口氏の「見る目」にかかってんだろうね。そういえばジョニー氏も日ハムのコーチを退任したそうですし、もしかしたら2軍コーチの育成のために戻ってくるかもね。

…いや、本当に球団社長。「謝罪文」の気持ちはわかったから、ここからは全力で新監督をサポートしてください。できればロッテから「もっと親身に協力してくれ。カネとか…」と、軽いケンカのひとつやふたつする覚悟で。いやあ、親会社の、特にオーナー一家のお家騒動の「謝罪文」も読みたいですわ(失笑)。

※で、ドラフト会議じゃ、早実の清宮君取りに行ったりしてな。もし万が一取れたら、それこそ井口の背番号6を譲っちゃうんだろうな(汗)。個人的には履正社の安田くんの方が千葉ロッテには合いそうな予感が…。

余談:「ミスターヴァンフォーレ」の引退の話の続き。

【甲府】“ミスター・ヴァンフォーレ”MF石原の引退発表「気持ちが切れたわけではない」 : スポーツ報知

午前中にアップした、「サッカーを知らない千葉ロッテファンにこの話を例えるとすれば、ちょうどロッテの福浦和也にあたるような、甲府の立役者」の、「ミスターヴァンフォーレ」石原克哉選手の引退の話の続きになりますが…。

J1ヴァンフォーレ甲府は12日、MF石原克哉(39)が、今季限りで現役を引退することを発表した。

 韮崎高、順大を経て、2001年に当時J2だった甲府に入団。甲府一筋17年目を迎えた“ミスター・ヴァンフォーレ”は、引退を決断した理由について、膝の状態を挙げ、「100%でやれないことも考慮して」と説明した。それでも、「気持ちが切れたわけではない。心が戦えないとかでもない」と正直な心境も語った背番号7。15日のホーム・F東京戦(中銀スタ)後、17時から会見を行う。引退後に関しては未定となっている。

 今季の公式戦出場はルヴァン杯2試合のみだが、ここまでJ1通算142試合11得点、J2通算325試合19得点を記録している。

で、チームとしては(たぶん)初めての、引退会見を動画で流す、という話も。

甲府で現役引退を決めた選手は何人かいますが、ここまでスポーツ記事で話題になるような選手は、2009年の林健太郎氏以来じゃないですかね…。で、今回は、甲府の携帯電話販売会社の「フォネット」さんの全面協力で、ライブ中継を行うという話ですし。

できれば佐久間GM兼副社長の後継者にも…。

しかし石原克哉は今後どうするんだろう。おそらくS級ライセンスは取りに行くんだろうし、チームとしては「アンバサダー」みたいな今後もヴァンフォーレ甲府に関わるような契約を結ぶのかもしれないし。

…というか、経営危機の頃にプロデビューして、J1への昇格を3回、降格は2回…と、こんだけいろんな経験をしてきて、しかも山梨県出身でチームの顔でもあったのだから、近い将来の佐久間GM兼副社長の後継者ってのはどうだい?って思うんだけどな(笑)。ま、悪いようにはしないで欲しい。こんだけのチームの宝、レジェンドを。

以上です。

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