いやー笑点の大喜利メンバーに立川晴の輔師匠が加入するとはびっくりした(笑)

・「笑点」新レギュラーは立川晴の輔！前週卒業の林家木久扇が紹介…立川流からは５５年ぶり(スポーツ報知)

昨日はクイズサークルの例会の帰りの、圏央道の菖蒲PAでカーナビのテレビで「笑点」新レギュラーのお披露目を見てました。まさか談志一門から選ばれるとは…初代司会者の談志師匠もあの世でびっくりだろうな(^_^;)

日本テレビ系演芸番組「笑点」（日曜・後５時半）の新大喜利レギュラーとして、落語家の立川晴の輔が加入することが７日の放送で発表された。
　３１日の放送で、歴代最長の５５年間大喜利レギュラーを務めた林家木久扇が卒業。司会の春風亭昇太から「それでは早速、新メンバーの方に登場して頂きましょう！　お願いします！」と呼びかけられると、木久扇がまさかのサプライズ登場。「どうも、新メンバーの木久扇です」とあいさつすると、メンバーから総ツッコミを浴びた。木久扇が改めて新レギュラーとして晴の輔を紹介すると、客席も大盛り上がりとなった。
　新メンバーの晴の輔は、落語立川流の真打ち。立川志の輔の一番弟子で、ＢＳ日テレの「笑点　特大号」の「若手大喜利」コーナーで存在感を発揮してきた。１９年には病気療養中だった６代目三遊亭円楽さんの代演として「笑点」でも大喜利に登場したことがある実力者だ。
　落語立川流の大喜利レギュラーは、初代の司会者・立川談志さん（当時は落語協会に所属）以来、実に５５年ぶり。大喜利の回答者では初となる。江戸落語は現在、落語協会、落語芸術協会、落語立川流（立川流）、五代目円楽一門会と４つの所属団体に分かれているが、晴の輔の加入で４団体すべての噺家（はなしか）がそろうことになった。
　◆立川　晴の輔（たてかわ・はれのすけ）１９７２年１１月２１日、神戸市生まれ。５１歳。東京農業大学農学部卒業。９７年に立川志の輔に入門し、「志の吉」を名乗る。２００３年二ツ目昇進。０８年に「東西若手落語家コンペティション」グランドチャンピオン。１３年真打ち昇進を機に「晴の輔」に改名。同年よりＢＳ日テレ「笑点　特大号」の若手大喜利メンバー。

しかし晴の輔師匠もBS笑点の若手大喜利に出てたり、6代目円楽師匠がご病気で休んでた時に代打で出ててそれなりに次のレギュラーの候補としても名前はあがってましたが、落語界もそれなりの派閥争いやら「笑点」ぐらいの知名度がある番組だとそれなりに権力闘争とか利害関係とか絡んで「無難に」落語協会あたりから選ばれるんだろうな、と思ってたら。いやーびっくりした(笑)

個人的な予想では「どうせ木久扇師匠の息子だろ?」と(苦笑)

もっとも談志師匠が笑点の初代司会者を辞めたのが昭和44年、お弟子さんの真打ち昇進をめぐって落語協会から脱退して「落語立川流」が発足したのは昭和58-59年の頃の話で厳密には「立川流からは55年ぶり」ではなく「談志一門からは55年ぶり」なんすけどね。そこらへんは一門の立川談慶師匠もヤフーの記事のコメント欄に投稿しつつも、

Yahooニュースのタイトルからして間違いでした。立川流の創立は今年で41年です。師匠談志以来55年ぶりというのが正しい情報です。
— 立川談慶 (@dankeitatekawa) April 7, 2024

とTwitter(X)でコメントされておりましたです。

↑昨日はクイズサークルの例会終わりにトイレ休憩がてら立ち寄った圏央道の菖蒲PAの駐車場でカーナビのテレビで見届けてました。ま、新レギュラーハッピ用の時に木久扇師匠が登場したのはバカウケでしたし、さっそく晴の輔師匠も大喜利でカツラかぶってましたし(笑)。そういえば春風亭一之輔師匠が新レギュラーで登場した時もクイズサークルの例会の最終盤(この頃は夕方6時まで例会をやってました。今は5時までですが…)で誰かがTwitterで「一之輔だって」って教えてくれてましたです。

…で、改めて個人的な予想としては、

木久扇師匠の後釜は息子の2代目林家木久蔵師匠だろ?

だと思ってましたねえ。この人も「若手大喜利」の常連でしたし、何より親父さんそっくりなキャラで宮治師匠・一之輔師匠というツッコミキャラが多い中貴重な天然系のボケキャラとしてやっていくんだったら最も違和感はないだろうと(それと笑点の知名度とか落語協会の利害関係も絡むんだろうなと。例の2代目三平師匠なんかも最初はそうだったんでしょうし)。あまりにも次のレギュラーの話題がネットニュース等々でそんなに沸騰してなかったのでもう決定事項か?とすら冷めた目で見てました(苦笑)

で、某女性落語家さんの場合は確かにキャラとしては魅力的だけど、小遊三師匠や好楽師匠あたりがツッコミしたりボケたりして絡む時に遠慮しちゃうからそれはたぶん難しいんだろうな、とか。なので「うわ、談志一門から抜擢するとは」ってのは全く予想してなかったっすねえ。

と思ってたら、立川志らく師匠のツイートでも、

笑点の新メンバーに晴の輔が選ばれた。おめでとう！…
— 志らく (@shiraku666) April 7, 2024

やっぱり2代目木久蔵師匠を予想されてたそうです。ですよねー(^_^;)。これは思うに円楽一門会や落語立川流が落語協会から脱退して独立してもう40数年が経過して、その時の当事者がかなりの数が物故して「世代交代がおきた」のもあるんでしょうね。つまりは生々しい人間関係の対立がなくなって「そもそもなんで円楽一門会と立川流は別の団体なの?」っていう人が大半になったのも大きいんだろうね。

あとはたまに行われる「師弟大喜利」に志の輔師匠が出てくることもあるんでしょうかね。まあ笑点の龍角散のCMで散々出てるから全く障壁はないんでしょうけど(志の輔師匠があまりにも売れっ子なんでスケジュール抑えられるかどうかは知りませんが(笑))。でも51歳とは思えぬほど若々しい。大事に育てていってほしいっすね。と共に木久扇師匠、本当にお疲れさまでした。たまにはまた笑点にも出てきてくださいね。