・【ロッテ】「おじさんたちに期待していた」ソト&角中勝也&荻野貴司のオーバー35トリオで勝利(日刊スポーツ)
昨日のロッテ戦の話の続きになります。
↓いやーオーバー35トリオってのがいいね(笑)
<楽天0-2ロッテ>◇4日◇楽天モバイルパーク
ロッテのオーバー35トリオが発奮した。35歳の4番ソトが1発で決めた。
0-0の8回1死一塁、楽天内のスライダーを左翼席へ。決勝の2号2ランとし「前の打席(6回無死二、三塁)で4、5、6番で1点も取れなかったのが悔しかった。自分が決めるという気持ちでいった」と笑った。
今月37歳になる角中は、点に直結こそしなかったが唯一の3安打。チーム最年長の38歳荻野はダイビングキャッチ、センターゴロなど好守備を連発した。吉井監督は「おじさんたちに期待していた。おじさんと言ったらダメですけども」と、ベテランの匠(たくみ)の技に勝敗を預けていた。
野手5人を入れ替えたオーダーは若手への「喝」でもある。内野ゴロでの1点しか取れなかった3日の敗戦後、同監督は「若い子に頑張ってもらわないとチームが前に進まない」と言った。一塁は25歳の安田からソトに。右翼は23歳の山口から角中に。中堅は32歳岡から荻野に。遊撃は23歳友杉から26歳小川に変えた。9人の平均年齢は28・4歳から31・7歳に上昇した。
角中は「若いのが打ってくれないんで、自分とか外国人が仕事するしかない。その間に若いのがいい感覚をつかんでもらえたらありがたいです」。ベンチから戦況を見届けた安田や山口らに、まだまだ大きな背中で見せた。
▽ロッテ荻野(中堅と右翼で好守連発)「角中は打撃技術がありますし、僕も使ってもらったところで結果を出せるように何とかやろうと。ヒット打てるに越したことはないですけど、やることはできたと思う」
▽ロッテ・メルセデス(6回無失点。未勝利ながら5試合の防御率は0・62)「守備でいいプレーに助けられて、自分も積極的に攻められたよ。しっかり無失点に抑えられてよかった」
ま、本当は「俺達の」荻野貴司や角中パイセンをもっと使いやがれ…と個人的には強く思ってるんですが、さすがに酷暑の夏以降に疲労蓄積で怪我とか起きてどうしようもなくなってしまってもどうしようもないし、その点を吉井監督は考慮して若い選手たちも使ってはいるんでしょう。
で、これで思い出したのが、今から9年ぐらい前の(個人的には千葉ロッテ同様、判官贔屓で応援している)ヴァンフォーレ甲府でして、
当時はJ1に昇格して3年目ぐらいの頃でしたが、「とにかく粘りに粘って、勝ち点1でももぎ取ってやる」的な戦い方をしてたので、この当時は40歳のバウルこと土屋征夫、38歳のラーメン師範こと盛田剛平、37歳のマルキーニョスパラナ、36歳の石原克哉、34歳の山本英臣・津田琢磨などなど…と、こちらも実におっさんぞろい。
しかもこの当時は監督が交代して、より「粘って守りきってやる」という3バックで守るDF陣がこの土屋・津田・山本と3選手合わせて100歳超えという他のチームでは類を見ないほどの平均年齢の高さでした。ちなみに特にこの山本英臣選手(長年、甲府のキャプテンをつとめていたチームの精神的支柱といっても過言ではないレジェンドであります)は実は今年44歳になりますが未だに現役です。ロッテで言えば本当に寡黙で背中で若手の選手たちを引っ張っている…という意味では荻野貴司のようなタイプの選手なんすね、ええ(^_^;)。
※ちなみに甲府は2017年を最後にJ2に降格して現在に至りますが、このあたりから若手を多数起用するようになりましたです。
いやーもし吉井監督やチームの方針でおっさんたちをフル稼働させずに「温存」しているんだったら、このまま荻野貴司と角中パイセンは40代後半まで現役を続けて2000本安打まで到達させてくれねえもんだかな(笑)
スポンサーリンク
益田前選手会長も復調してきてるようで何よりです。
・【ロッテ】益田直也が3戦連続セーブ 吉井監督「徐々に良くなってるかな」完全復活は直球の威力向上カギ(中日スポーツ)
ま、前選手会長の益田直也投手もまもなく「オーバー35」のおっさんになるわけですが(以下略)
◇4日 楽天0―2ロッテ(楽天モバイルパーク宮城)
ロッテの益田直也投手(34)が9回から登板。先頭の浅村に中前打を許したものの、島内を外角低め151キロの直球で見逃し三振。続く阿部は150キロの直球で中飛、最後の鈴木大にはフェンスぎりぎりまで飛ばされながらも149キロの直球で右飛に打ち取った。
益田は3月30日の日本ハム戦で通算219セーブ目を挙げたが、その後は2試合連続救援失敗で4月4日に出場選手登録抹消。4月20日に1軍復帰後は同25日のソフトバンク戦で1失点したものの、直近の登板3試合はすべて無失点で3試合連続セーブをマークしている。
吉井監督は「落ちる球、変化球ですよね。投げる時にすごく腕が緩んでたんですけど。最近は真っすぐと同じ感じで投げてるんで、徐々に良くなってるかな」としつつ「でも真っすぐが(本来は)もっといいですよ。まだ前にライナー性で飛ばされているんで。いいときはビュってフライが上がるんで」とコメント。完全復活といえるには、直球の威力が鍵になるとの見方を示した。
もっとも少し前まで井口資仁・福浦和也の両レジェンドのふたりもなんやかんやで40代半ばまで現役でプレーしてましたし、今はトレーニング方法とケア次第では35歳ぐらいじゃまだまだ中堅って感じにもなってきてるのも事実なんですけどね…。いやーだからこそ若手、もっと伸びてこいと。
で、今日も仙台での楽天戦です。
いやー楽天は岸孝之、ロッテは小島和哉…のチームの看板たる両エースの投げ合いって感じになりそう…。以上です。
▼ランキングに参加してます。クリックよろしくおねがいします。