・ロッテ・西野勇士「本当に野球に対しての姿勢がみんなめちゃくちゃ良いので。純粋に頑張ってほしいなという感じです」/後輩たち(週刊ベースボールオンライン)
いいなあ西野勇士。そういうあんたを応援したくなりますわ(感涙)。彼が現役中にもう一回ぐらいは優勝させてあげたいねえ…。
(後輩の小島和哉、種市篤暉、佐々木朗希について)応援したくなりますね。やらないといけないことも自分で分かっていて、本当に野球に対しての姿勢がみんなめちゃくちゃ良いので。純粋に頑張ってほしいなという感じです。
僕もベテランの年齢になってきて、現役中に優勝できるか、できないかというのは正直分からないですけど、強いチームではあってほしい。そのときに中心になるのは、確実にあの3人です。本当にこのチームの要だと僕は思っているので、頑張ってもらいたいなとすごく思いますね。でも、やっぱり自分も試合で投げたいので、あいつらには負けたくないという気持ちで、マウンドには立ちますけど……。
『週刊ベースボール』2023年12月25日号(12月13日発売)より
千葉ロッテの左のエース・小島和哉、右のエース・種市篤暉、そして「別格」な怪物・佐々木朗希…この3人で35勝ぐらい、できれば40勝近く稼いで、投手タイトル部門を独占できるぐらいになれば、貧打のロッテ打線も今まで以上に奮起して頑張ってくれる、と信じてますわ(と同時に言えるのは先発投手がきっちり7回あたりまで安定して投げてくれれば、中継ぎ・抑えの負担も格段に減りますしね)。
でも個人的には西野勇士がベテランだけどベテランの巧みなピッチングで最多勝とか最優秀防御率とかのタイトルを獲得しても全然いいんですぞ?とも言いたいですね(笑)。無論、先発投手がいくら頑張っても勝ちがつかない試合も正直千葉ロッテの試合だと珍しくないのも事実で(泣)、そこは千葉ロッテの査定担当氏はしっかりと評価するように。できれば来年は2桁勝利を目指してほしいなと願ってます。
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左のエース・小島和哉は「メモ魔」らしいですね(笑)。
・ロッテ・小島和哉の進化を後押しするノートの存在 プロデビュー戦の苦い経験を糧に(サンスポ)
時折コラムとして出てくる武田千怜記者の「アナザーストーリー」。西野勇士が「応援したくなりますね」と言わしめた千葉ロッテの左のエース・小島和哉の記事が出てました。
最近のスポーツ界で「メモ」といえば、サッカー日本代表の森保一監督が頭に浮かぶ。日本をベスト16に導いた2022年W杯カタール大会では、試合中に戦術などを書いた森保ノートが注目を集めた。プロ野球界では試合中にベンチで打席の振り返りなどをノートに書く巨人・丸佳浩外野手が有名だが、ロッテの27歳、小島和哉投手も〝メモ魔〟の一人だ。
開幕投手を務めた今季は25試合で10勝6敗、防御率3・47。3年連続で規定投球回に到達した左腕の成長を後押しするのが、オジマノートの存在である。
きっかけはプロデビュー戦の苦い経験だった。早大から入団して1年目の19年。開幕ローテーション入りを果たし、4月4日の西武戦で先発としてプロ初登板したが、2回8失点(自責点7)と結果を出せなかった。試合後、ファームでの調整を言い渡された。プロの高い壁にぶち当たり、「ああ、もうチャンスないな」と危機感を抱いていたとき、当時2軍投手コーチだった清水直行氏に声をかけられた。
「チャンスは何度もこない。その中でチャンスをつかむためには、同じ失敗をしていたら印象が悪い。失敗するとしても、〝新しい失敗〟の方がいい」
現役時代に5年連続で2桁勝利を挙げ、05年にはエースとしてリーグ優勝、日本一に貢献した清水コーチの言葉が心に刺さった。「同じ失敗を繰り返さないために」と自らの意思で始めたのが、登板後に投球内容の良かった点、反省点、次回に向けた課題などをノートに書き込むことだった。
具体的には「スライダーの精度が悪かった。(次回登板までの)1週間はスライダーを意識して練習する」「真っすぐが抜けることが多かった。この1週間は(球が)抜けないような練習を多く取り入れる」などと記されているという。
「書き出すことで、〝なぁなぁ〟な1週間の過ごし方にならない。僕の場合はノートが頭の中に入っているので、課題がすぐに思い出せる」
登板間のトレーニング内容も記録しており、「悪くなったときは、良かったときの内容に戻ることもできる」。メモは進化の道しるべであり、立ち返る場所を示す引き出しにもなっている。
同じ失敗をしない-。プロ1年目で授かった清水氏の教えを心に刻んだ小島は今季、勝てば2位、負ければ4位となるレギュラーシーズン最終戦の楽天戦では7回無失点で勝ち投手となり、1勝1敗で迎えたソフトバンクとのクライマックスシリーズファーストステージ第3戦では七回途中無失点の好投で勝利に貢献。土壇場で何度もチームを救った。
負けられない試合で無類の勝負強さを発揮。その陰には、コツコツと書きためた努力の結晶がある。プロ1年目から5年間で書き込んだノートは、5冊になった。
古くは巨人の「世界のバント王」川相昌弘選手がやはりメモ魔で対戦相手の研究も、そして試合で良かったことも反省も全てノートにメモしていたという話を思い出しますね。最近ではロッテの角中勝也パイセンが研究用のノートを作ってメモをしまくっているという記事を読んだなあと。
ちなみに私も結構メモ魔でして、
以前、介護離職する前の前職の頃からずっと無印良品のA6サイズのこのノートを持ち歩いて1ページを上下に分けてメモを殴り書きしてました。朝のミーティングとかで言われたこととか、仕事上の連絡事項、あとは「話が長え」とかの愚痴など。
で、小島和哉の話に戻りますが…今から思えば、井口監督最終年の2022年の時はいろいろと気持ち的にも大変だったろうなと思いますね。一シーズン、先発ローテーションは守りきったのに本人も調子は良くなく、調子が良い時も打線がアレで勝ちがつかず、しかも井口監督は無為無策で選手を批判するだけ…でしたから(3勝11敗でしたが防御率が3.14で、実は2桁勝利をあげた2021年・2023年よりも防御率はかなり良かったんですね)。そこらへんの悔しさも反省含めてノートにメモって心に刻んでいって…で、また来年以降、もっとすごい投手になっていくことを心から祈ってます。
以上です。
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