千葉ロッテからも戦力外通告のニュースがありましたな…ポニョ菅野など9選手も。

・ロッテ　菅野剛士、西川僚祐、河村説人ら９選手に戦力外通告　全員が現役続行を希望(デイリー)

例年、千葉ロッテの戦力外通告の話は他球団よりも比較的遅い感じがするんですが…今年はもう来たのかって意味ではちょっとびっくりしましたです。

ロッテは３日、菅野剛士外野手、西川僚祐外野手、佐藤奨真投手、土居豪人投手ら９選手に来季の選手契約を結ばないことを通達したと発表した。９選手とも現役続行を希望しているという。
　戦力外通告を受けたのは以下の選手。
　支配下…河村説人投手、佐藤奨真投手、土居豪人投手、菅野剛士外野手、西川僚祐外野手
　育成…土肥星也投手、古谷拓郎投手、谷川唯人捕手、速水将大内野手
　菅野は今季、６試合に出場し打率・１００。７月１０日には、東京都内の病院で左太もも裏の手術を受け、復帰までに３カ月ほどかかる見込みとされていた。
　西川は２０２０年にドラフト５位で入団。１軍出場はなかったが、２０２２年にはイースタン・リーグで打率２位をマーク。長打率もトップだった。今季は８３試合に出場し、６本塁打をマーク。打率は・２０２だった。
　左投手の佐藤奨は育成から昨年３月に支配下登録され、１１試合に登板。だが、今季は１軍での登板がなかった。
　長身右腕の土居は２１年に１４登板で防御率７・５３。だが、昨季と今季は１軍に昇格できなかった。
　河村は２１年に２０試合に登板。５試合に先発し、４勝を挙げた。昨季は４試合で２勝したが、今季は登板機会がなかった。

というわけで支配下5選手、育成4選手の合計9選手が第1次の戦力外通告をされたというニュースでした。個人的には支配下登録されてた5選手の面々を見て「え、そこなの?」って感じがちょっと。

しかしまー、ポニョ菅野はなかなか1軍に呼ばれることがなくそれでいて20代前半ぐらいの外野手が伸び盛りでこりゃ厳しいかなーという予想は多少はありましたが、長身の土居・河村の190cmオーバーのツインタワーの2投手や、去年育成から支配下登録を勝ち取ってプロ初勝利もあげた左腕の佐藤奨真がいきなり切られるってのは意外でしたな…もしかしたらこの3投手は「とりあえず来年は育成に切り替えて」という再契約もあるかもしれませんが、どー考えてもロッテは1軍も2軍も、投手が足りてる感じでは到底思えないので、「え、そこを切るの?」って意味ではちょっとびっくりしてますです。

あとは去年、イースタンリーグでは平沢大河と首位打者を競ってた西川僚祐とかも…いやいやまだ高卒3年目ですやん。もし育成再契約ではなく本当に戦力外通告になるとしたらちょっと見切るのが早すぎやしないか?と。たぶん単純にこの支配下5選手の枠を開けたのはドラフト会議対策だとは思うんですけども…さてドラフト会議後の第2次の戦力外通告も勿論何人かは該当するわけで、ここらへんはどうなるんだろうなあ。ま、何人かの選手はロッテで飼い殺しされるぐらいだったら現役ドラフトとかトレードとかで新天地でもうワンチャンス与えて欲しいなと思う人はいるんですけどね。

あとポニョ菅野には、

【千葉ロッテ】「打てねー」と嘆くべきか、「ポニョ菅野2日連続ノーノー阻止」を感謝すべきか(泣)

2022年4月20日

去年はなんと「2試合連続でノーヒットノーランを阻止」してもらいましたねえ。あれは決して忘れないっすわ(号泣)。

続々と他球団でも…。

・【阪神】高山俊「現役でやりたい」北條、板山、山本、二保、渡辺雄、小林、望月の計８選手戦力外(日刊スポーツ)

ま、巨人や阪神ぐらいの人気チームになると、フライング気味に戦力外のニュースが出まくるのもそれもまたきついんすけども。

　阪神は3日、高山俊外野手（30）、北條史也内野手（29）、板山祐太郎外野手（29）、山本泰寛内野手（30）、二保旭投手（33）、渡辺雄大投手（32）、小林慶祐投手（31）、育成選手の望月惇志投手（26）の8選手と、来季の契約を結ばないと伝えたことを発表した。今後については7選手は現役続行を希望し、望月のみ未定となっている。
　高山は8年目の今季1軍キャンプでスタート。だが、オープン戦で6試合、9打数1安打と結果を残せず降格。そのまま公式戦では1軍に呼ばれることはなかった。2軍では92試合に出場し打率2割4分9厘、9本塁打、37打点だった。
　明大から15年ドラフト1位で阪神に入団。1年目は当時球団新人最多の136安打を放つなど、安打製造機ぶりを発揮して新人王に輝いた。その後は不振や故障などで思うような成績は残せなかったが、虎党からの人気は依然として高かった。
　青いスーツ姿で甲子園に訪れた高山は阪神での8年間について「本当にいい思い出もありますし、悔しい思い出もあります」と振り返った。今季については「キャンプから今年にかける思いは強かったんですけど、なかなか結果が出ず1年間ファームにいた中で、いろいろ考えながらやってたので結果に結びつかなかったのは悔しいですけど、いろいろと向上、レベルアップはできたと思います」。
　今後については「まだ決まってはないですけど、現役でやりたい気持ちはもちろんあるので。昨日の今日なので、ちょっとアレですけど、その気持ちはあるので、練習を続けていきたいと思います」と話した。

そういえば阪神の高山選手はロッテのポニョ菅野と明治大学の同級生だったそうですね。うーん、こういうこともあるんだな…。

なんとなくですが、もっと各球団ともトレードとかこのような自由契約とかで選手が流動した方がいいと思うんですけどね。そういう意味では12球団からもうちょっと4チームぐらい拡張するとか、ノンプロ社会人や独立リーグでNPB12球団よりかは実力的には下がるかもしれないけどもうちょっと長くプレーができて喜んで受け入れてもらえる(そしてそのお給料で生活ができる)ようなセカンドチャンスが広がってほしいかなとも思う次第です。はい。