【千葉ロッテ】吉井新監督の「スクラップ・アンド・ビルド」は面白そうだ。

【ロッテ】吉井理人新監督の改革セオリー「一回壊す」…佐藤都志也を外野手、広畑敦也を先発起用(スポーツ報知)

ここらへんは本当に新政権(?)ゆえに井口監督時代の固定観念のようなものをぶっ壊して再構築する、つまりは「スクラップ・アンド・ビルド」って感じになるんでしょうな…。

◆みやざきフェニックス・リーグ ロッテ4―4オリックス(11日・SOKKENスタジアム)

 “吉井改革”の始まりだ。ロッテの吉井理人新監督(57)がみやざきフェニックス・リーグで捕手登録の佐藤都を「4番・右翼」で起用し、今季1軍では中継ぎの登板のみだった広畑を先発に起用する吉井流采配を披露。新たなチーム作りへ動きを見せた。

 指揮官は「(イメージを)一回壊すというのはセオリーかなと思っている。まだ若いので何ができるか分からない。いろんな場面でやってみて、そこから一番良いところを探していきたい」と意図を明かした。佐藤都はこれまでも外野手プランはあったが今季守ったのは捕手、一塁だけ。右翼の守備についた佐藤都は初回には2ランをマークするなど躍動し、先発の広畑も4回無失点の好投で結果を残した。

 チームは引き分けで終わったがエンドランのサインを複数回出すなど積極采配も見せた。失敗したケースもあり、試合後の青空の下でのミーティングでは「調子乗ってエンドランのサイン出したけど…」と苦笑いする様子もあった。試合後は「昨日は集中力とスタミナがぎりぎりだったけど今日は大丈夫だった」と再び“吉井節”で場を和ませた指揮官。新生ロッテの構築へ歩みを進めていく。

思えば、井口監督の場合は本当にお気に入りのコーチ・選手に囲まれて9人野球の固定メンバーが大好きだったからな。荻野貴司が塁に出て、中村奨吾が繋いで、助っ人のレアード様とマーティン様がしっかり打ちまくって、更に「勝利の方程式」のような中継ぎ・抑えの投手陣が頑張っていれば、多少、打線が停滞していてもチーム自体は逃げ切り勝ちか、コロナ禍の特別ルールの「延長戦の無しの引き分け」に持ち込めれば上々だったんでしょうが…。そこらへんのプランが”一気に崩壊”したのが今季の5位という結果と「なんか打線も守備も投手陣もぴりっとしない、随分とどんよりとしたつまらねえ野球だな、おい」っていう監督の差配たるその中身だったんかなあ、とは思いますね。

ある意味で、伊東勤元監督が退任した(そしてぶっちぎりの最下位を突っ走った)2017年のシーズン後に近いものを彷彿とする今季の秋季練習およびフェニックスリーグ参戦だと思うので、今回名前が出てきた佐藤都志也(捕手・一塁だけではなく外野手にもチャレンジ)や、廣畑敦也の先発起用とか、ちょっと見る目を替えて「この選手はこういう使い方ができないもんか」と試行錯誤してみるのは大いにありなんじゃないのかな、としみじみ思う次第です。

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平沢大河には(ロッテ時代の)鈴木大地ぐらいの大ブレイクする選手になってほしい。

【ロッテ】平沢大河がフェニックスLキャプテン「本当に1軍で活躍してほしい選手」吉井新監督(日刊スポーツ)

そしてそれは平沢大河にももちろん言えるわけで…イースタンリーグの首位打者を取って今年ブレイクした高部瑛斗と同じ流れで「もう2軍ではやることはない」ぐらいの、ラストチャンスだと思って頑張って欲しいですねえ…。

<みやざきフェニックスリーグ:ロッテ4-3阪神>◇10日◇サンマリンスタジアム宮崎

 ロッテ吉井理人新監督(57)の初仕事はキャプテン指名だった。

 この日、フェニックスリーグ阪神戦の試合前に、選手たちの円陣に参加。何かを伝えたかのように見えた。「フェニックスリーグのキャプテンを大河に指名しただけです」と吉井新監督。今季イースタン・リーグで首位打者を獲得した平沢大河内野手(24)を今リーグの主将に据えた。

 理由としては「まず本当に1軍で活躍してほしい選手なんで、自覚もってみんなを引っ張るところを見せてほしいと。2軍の成績もよかったんで、いま一番やる気になってると思ってるんで。そういう意味で」と説明。「キャプテンマークのアップリケ付けとけ」と添えた。

 新指揮官の言葉通り、この日、試合前に真っ先にベンチ前に現れて熱心に素振りを繰り返していたのは平沢だった。円陣でも「1軍監督見てるんで。来年もう始まってると思うんで。アピールしていきましょう!」と声出しで景気づけ。戦いが始まった。

本人としては守備位置のこだわりはどんなもんなんだろうね。捕手以外だったらどこでも守れるけど、本職のショートだと多少守備が危ういってとこがあるんで。佐藤都志也と同じく外野手チャレンジもしてるようですが、その外野手とか、中村奨吾が本当にFAで移籍していったら二塁手とかの他のポジションでの起用もじゅうぶんありそうなんすけどね。荻野貴司はまだまだ現役を続けられるでしょうが、そろそろ年齢的に動体視力も落ちてきた(らしい)角中パイセンあたりに2-3年後に引導を渡せるような選手になってくれれば(苦笑)。

とにかくこの数年間、期待がでかかっただけにプレッシャーも半端なかったと思うんで当然「甘やかす」ってことではもちろんないんですが「せめて今季シーズン後半の山口航輝や安田尚憲ぐらいに、好きに打たせてやれ」とは思いますね。願わくば井口監督が就任する前の(今は楽天でプレーしている)鈴木大地のようなソツのないプレーをしてくれれば嬉しいですね、はい。

ゆえに「常に初陣」「常にラストチャンス」の気持ちでやっていけば怖いもんはない…と思えるように。

以上です。

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