【千葉ロッテ】初勝利・種市投手のウイニングボールは野球殿堂博物館へ(笑)

ロッテ種市、平成ラスト試合でつかんだプロ1勝「人生最高の日」(スポニチ)

昨日の記事でも少し触れましたが、昨日の試合のウイニングボールは「平成最後の試合」ということで野球殿堂博物館に展示されることになったそうです。いやあある意味で「持ってる」なあ、種市投手(笑)

7度はね返され、8度目でつかんだプロ初勝利だ。ロッテの3年目・種市は4―2の9回2死一塁、最後の打者・田中が空振りの三振に倒れたことを確認し、やっと笑った。
 「鳥肌が立ちました。(9回は)試合より、緊張した。人生最高の日になりました」

 初回1死、田中をこの日最速151キロで3球三振。3球全て空振りだ。自主トレで入門したソフトバンク・千賀に「貫通力が凄い」と絶賛される直球は、今季初先発で途中球速が落ちても差し込んだ。5回1死一、三塁では一ゴロで1点差とされたが、井口監督のリクエストで覆り、併殺打。5回6安打2失点でチームを2度目の3連勝へ導いた。

 昨季は7試合に先発し、0勝4敗。今季は中継ぎで8試合、防御率1・38と順調だったが、4月中旬、遠征中の千賀と食事した際、指摘された。「自主トレの時は140キロが150キロに見えた。今は150キロが150キロのままだ」。中継ぎで全力を意識するあまり、脱力の意識が薄かった。シーズン中も師匠が全投球を確認してくれていたことも知った20歳は結果で恩返しした。

 「平成の最後に勝ててよかった。球界を代表する投手になりたい」。ウイニングボールは野球殿堂博物館入りし、5回3アウト目のボールとなったが「(博物館で)あれが自分のウイニングボールだと言いたい」と全く気にしていない。

 「令和時代」にいくつも記念球をつかむ使命を負う右腕の歴史は始まったばかりだ。

確かに千賀投手のアドバイスのとおりで、実際の球速よりも早く見えたのは事実で、キレもありましたし、序盤はこのまま行ったら完封も夢ではないんでは?というぐらい凄いピッチングだったんですね。

今年のロッテの先発陣は先日、(完封勝利を果たしたとはいえ)エース涌井も含めて結構散々たる防御率らしいんですが(笑)、種市が頑張ってくれて、その後のチェン様と田中(靖)という、どっちかと言うと「勝利の方程式」に与される投手というよりかは敗戦処理や延長戦のワンポイントで登板する投手たちが種市と同じぐらいナイスピッチングだったのは非常に好ましい、というか非常にありがたかったですね。

去年なんかは、渡辺や酒居、有吉、二木、そしてこの種市あたりの先発投手が5-6回でマウンドを降りた後に、内とか松永とか益田が同点に追いつかれて勝ちが消えた試合があまりにも多かっただけに(苦笑)。井口監督からすると「角中を2番打者に」というアイデア同様、酒居・唐川・松永・益田の「勝利の方程式」とはまた別の、「第二の、第三の勝利の方程式」も構築して、出来る限り、益田や唐川の登板過多を回避できれば、夏場の酷暑やシーズンの終盤の疲労も少しはましになるような気がしますです、はい。

…で、ウイニングボールは野球殿堂博物館へ。手元に持ってるのも勿論いいし、親御さんにプレゼントするのも勿論いいんですけど(昨日の中継ではロッテのスタッフさんから説明を受けて笑顔で別のボールを受け取ってました)、それとは別に、半永久的に「その時の時代の思い出」としてずっと初勝利のウイニングボールが飾られるってのは実に稀有な経験なんでしょうね。できれば、誰でも顔と名前が一致するような、球史に残る大投手の「はじめの一歩」になってくれる事を祈りつつ…。

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メモ書きはけっこう良いみたい。

プロ初勝利を挙げたロッテ・種市の成長を支える日記(Baseball King)

こんなコラム的な記事もありました。

嬉しいプロ初勝利

 ロッテの3年目・種市篤暉が、29日に行われた楽天戦で5回を2失点に抑え、嬉しいプロ初勝利を挙げた。

 「昨年は7試合も投げさせてもらって不甲斐ないピッチングしかしていない。そこをずっと思いながらオフも過ごしていた」。春季キャンプ前の取材で種市は、昨季中にプロ初勝利できなかったことを悔やんでいた。

 プロ初勝利、開幕一軍、さらにはシーズン通して一軍で活躍するため、自主トレでは、種市と同じフォークを武器にするソフトバンクの千賀滉大に弟子入り。体の使い方や、新しい技術を学び、空振りの取れる力強いストレートを手に入れ、クイックのスピードも昨季より速くなった。

 「キャンプの時点で今年はワクワクしている状態でした」と、キャンプ、オープン戦で結果を残し、目標のひとつである開幕一軍を掴んだ。リリーフで開幕から安定した投球を披露し、巡ってきた今シーズン初めての先発での登板機会。このチャンスにしっかり、プロ初勝利という形で応えて見せた。

プロ入りからつける日記

「プロに入ってから日記はつけていますね」。

 プロ通算8度目の先発で初勝利を手にした種市のルーティンのひとつになっているのが、日記をつけることだ。

 「去年まではそこまで書いていなかった」と話すが、「今年は特に書いていますね」と日々の取り組みを毎日記すように心掛けている。

 具体的には「今日投げた感覚のこと。特に気をつけていることは、感情を入れて書いています。たとえば『ここ打たれたから、こういう気持ちになった』とか、『ここをこうしたからちょっと違うな』というのを書いていったら、次の場面で『こういう気持ちだった』みたいなのを思い出して改善ができる」と教えてくれた。

 シーズン中だけでなく、オフの自主トレ中も「(寮に)帰ってから絶対に忘れていることもあると思う。今もピッチングをしていたので、こういう感覚だったというのを書こうと思っています」と投球について記し、シーズン開幕前には「いいところ、悪いところを書いて、次への課題点は絶対に毎日書いています。明日やることを書いて、『ここを意識してやる。できたら次はこういうことを意識してやる』とか考えて書いています」と日々の反省に加え、自身の課題をクリアした後のことも考えていた。

 またこの日記は、「あんまり良くなかったときは、良かったときのページを開いて見たりしています」と、自身の状態を戻すための目安にもなっており、移動中や練習後にも読み返し、日々成長するための土台になっている。

 日記をつけることで、その日の取り組みを振り返り、客観的に自分を見つめてきた種市。プロ初勝利、今季開幕から一軍で好投を続ける背景には、日々の努力に加え、日記による振り返りで自身の状態を把握する能力が高くなったことも、関係しているといえそうだ。

日記…とまでは行きませんが、私もメモ帳に毎日、ちょいちょい出来事とかを箇条書きでメモったりしてますね。これは介護離職で辞める前に長年やってた某営業の仕事をしてた頃からの習慣なんですが、上司から朝のミーティングで言われたことととか、仕事量とか、天気とか。自分の感情に関してはさしてメモったりはしないんですけど(ま、「愉快な」仕事ではなかったですしね、正直言って)、我ながら殴り書きしていて時に「解読」するのに時間がかかったりするんですが(←…だめだろw)、それで半年後、一年後ぐらいに改めてパラパラと読んでみると、その時の記憶が蘇ってくるんで、やっぱりメモ書き程度でも記憶の反芻とかは役に立ってるようですね。

※ま、時事ネタと思い出づくり(?)に関していえば、このブログ自体が「日記のようなもん」という説も(爆)

最近は年に3回ほど、所属しているクイズサークルの定例会で250問ほど作って企画をやるようになりまして、ほぼ毎日、1日6問ぐらい作るようになったんですが、データベースソフトに打ち込みつつ、その作った問題の単語をメモってます。

↑無印良品のA6サイズのミニノートを1ページの上下で2日分として使ってまして、

↑こんな感じに。上からロッテ戦のスコア、甲府戦のスコア、そして「さむい」と(爆)。で、自作問題の単語に関しては…さすがに6月に出す問題なのでモザイクをかけました(結構、サークルのメンバー、うちのブログを見て時事ネタをチェックしてるらしいので(苦笑))。4月27日の時点で250問中100問目まで到達しました。

これだけでも(まあ今の所、通算で600問程度なんで)かぶる事はなくなったのはありがたい話で、今はそこに日常の出来事なども箇条書きでメモってますね。ロッテや甲府の試合結果のスコアとかも…昨日なんかは「種市、(ホームラン打った)田村、GJ!!」でしたわ(笑)

 

なお今日、正真正銘の「平成最後の日」は、パ・リーグの試合はなく、セ・リーグの試合は3試合あるんですが、それぞれ東京ドーム、横浜スタジアム、甲子園…とのことで、ハマスタと甲子園はどうなんだろう。首都圏は今日は一日中雨予報らしいんで、ハマスタは厳しいかも知れませんね。折角、DeNAも10連敗の長い長いトンネルから抜けられたのに惜しい(苦笑)。

 

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