オリックスの中嶋監督の辞任理由を読んだ→いや本当に来年、ロッテの1軍ヘッドコーチで来てほしい(涙)

なぜ?オリックス・中嶋監督が明かした電撃辞任の理由「どれだけ言っても改善されなかった」チームに見えた変化に納得いかず最後の喝(デイリー)

昨日、電撃辞任したオリックスの中嶋監督の話の続きになりますが…いやこういう熱血漢であり勝負師・名伯楽こそロッテに来て欲しい(涙)。

 「楽天1(降雨コールド)8オリックス」(6日、楽天モバイルパーク)

 オリックス・中嶋聡監督が、最終戦を終えた試合後に今季限りで辞任することを表明した。

 最下位だったチームを立て直し、リーグ3連覇。22年には、26年ぶりの日本一にも輝いた。だが、今季は山本由伸がメジャー移籍した影響も大きく、打線もふるわず63勝77敗3分け、5位で最終戦を終えた。

 試合後、報道陣の取材に「3連覇したチームとは思えないほど、優勝争いに絡めずに終わり、辛かった。うまくいかず悔しかった。僕は責任という言葉をよく使っていましたが、『こっちに責任があるから思い切ってやってくれ』と。それを考えたらここまでチームが落ちるということに関して責任は取りたいと思いますね。今年で辞任します」と自ら切り出した。

 中嶋監督の意思に対し、球団は再三慰留したという。だが、これを固辞した中嶋監督は「球団からは強く留めて頂いたんですが、やっぱり形として3連覇して、そのひとつの時代といったらおかしいが、何か足りないとなったとき、新しいことを始めるときには新しい人が始めるべき」と語った。

 続けて、辞任に至った具体的な理由も説明。2軍監督を務めていた20年途中、辞任した西村監督の代行として指揮を執り始めたが、「今まで通りにやってても、人って慣れるじゃないですか。慣れという部分が今年は強く出てしまった。初めに言っていたのは全力疾走であり、攻守交代であり、そこはしっかりやってくれと。最下位からのスタートだったので、その最下位のチームがそれができないのはおかしい。勝ったチームはやらんでいいのか。どれだけ言っても改善されなかった」と、3連覇後、今年のチームに見えた変化を挙げた。

 妥協を許さない性格で、わずかな隙や緩んだ空気に納得いかず。その思いを抱えながら、この日の最終戦を迎えた。「きょう、最後のところで(水本)ヘッドがもう一回(選手に)お願いしたとき、今日みたいにできるわけですよね。一試合一試合、連続になった時、なぜできなくなったのか。ということですよね。これがCSファイナルのゲーム、日本シリーズのゲームだったらやるわけじゃないですか。一年間通してやるのが最低限の約束をしていたが、そこに関しての薄さが出た。その部分はどれだけ言ってもやれないのは、言ってないのと一緒。そこに関して慣れなのかな、と」と、考えを語った。

 勝負師として来季、雪辱したい思いも当然、あったという。「せっかくなんでもう一回やり返したい気持ちはもちろんあったが、やり返すなら新しい形がいい」と、後任へ託す決断に迷いはなかった。

 3連覇を成し遂げた主力の多くは、2軍監督時代から見てきた選手たち。だからこそ、最後まで厳しいメッセージを送り、「今のメンバーはファームで見て来た選手。(慣れは)その分もある。本当に4年間、(2軍監督時代から)6年間というスパンで考えたら、そのくらいでなるのかな。ある監督の人たちも言っていた。(監督は)5年ないし、7年で変わるのが一番、と。『ああ、そういうのが出るんだな』、と。『そういうことなのか、言っていたことは』というのが正直な感想」と語った。

 愛情をかけてきた選手の今後を思うからこその最後の“喝”。一方で期待感も示し、「楽しみな選手もいっぱいいますし、行く末を見てみたいですが、こればかりはいつかは終わりはくる。ここで、と決めた。しばらくゆっくりします。ありがとうございました」と、うなずいた。

ま、もともとロッテとオリックスって昔からいろんな部分で「似た者同士」だなーとは思ってたんですけどね。特に投高打低なとこもそうですし、親会社がなかなか現場に理解を示してくれなかった過去もそうですし(今は幾分ましになりましたが)、何より以前は成績もどっこいどっこいでしたから。

で、近年は大下誠一郎や澤田圭佑がオリックスからロッテに来た際にも「あれ、あなたたちプロデビューはロッテでしたよね?」というぐらいあっさりチームに馴染んでいたので、たぶんチームの土壌的には共通点も多々あって、やり方次第、特に若い選手をどう育てるか、そして「適正な」チーム内競争で揉ませて全体的なチーム力の底上げをしていくのは、たぶん他の10球団よりかは大いにオリックスのやり方は参考になると思ってますです<千葉ロッテ。

でもそんなオリックスでも2連覇3連覇もすると「チームの雰囲気が緩む」んだねーってのは軽く驚きましたね。これが4連覇とかしても下手すれば昨日まで1軍のスタメンやベンチ入りしてた選手、そして監督コーチですら次の日に戦力外通告や契約満了を通達してしまうソフバンとか巨人は逆にすごいなと(ま、そこの人選について、戦略とかを前に、フロントの要職の人たちの個人の好き嫌いとか恣意的なものはあるんではないか?という疑問もたまにはあるのですけども、それはともかく(苦笑))。そうなると、意外に中嶋監督も「オリックスに長く居すぎた」感は強かったんかもしれないですね。

いやーマジな話、中嶋監督、次はロッテの1軍ヘッドコーチになりませんか?で、投手出身の吉井監督がどーしても手が出しづらい「野手部門」の選手たちを徹底的に鍛え上げて、それこそ「どんなに絶不調でもスタメン確保の中村奨吾、および彼を優先的に起用する為の内野手シャッフル」みたいなふざけた事はすぐにやめさせて、野手部門の選手たちにもある程度はフラットなチーム内競争を促して、カンピューターではない勝負師っぷりを吉井監督と時には喧嘩になってもいいので提言できる「ぴりっとした」立場で来てくれませんかね…。そしてぶっちゃけ金子参謀を契約満了、福浦御大を「次期監督しての修行の総仕上げ」で2軍監督にまわして「本当に吉井監督を補佐できる軍師」は取るべきでしょう、いやマジで。

※ま、吉井監督や金子参謀と同じく日ハム出身でもあるんですが、今年の金子参謀のようなツメの甘さと理不尽なほどのアバウトさはないと思うので、ロッテ球団頼む、できれば動いてくれ(ノД`)シクシク

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しかし楽天も「1年目の」今江監督にいろいろと求め過ぎだっつーの…。

楽天・今江監督まさかの「続投白紙」…有能評価も球団トップが見過ごせなかった「ある一件」(現代ビジネス)

しかし楽天球団も「新人監督」である今江監督に何を求めていたんだろう…いきなり常勝球団なんて無理に決まってんだろ、と。

球団トップが疑問視した選手起用

開幕前の下馬評の低さを覆して、最後までクライマックスシリーズ(CS)進出争いに食らいついた楽天。10月1日のロッテ戦に敗れて、その道は絶たれたが、今季から指揮を執った今江敏晃監督の手腕はチーム内外から高い評価を得ている。

2年契約でもあり球団も続投要請をすると見られていたが、来季の去就は白紙との報道が流れた。そこには、あの投手が関わっているという。

今回のことは楽天担当記者も驚きを隠せないでいる。

「評論家による順位予想は最下位が多くを占めていたものの、ここまでよく戦ってきたと思います。チーム防御率が断トツのリーグ6位であるように層の薄い投手陣をなんとかやりくりしながらシーズンを通して勝率5割前後を維持してきた。今江監督は実力主義のもと、公平に選手を評価して起用を決めてきたので、選手たちも信頼を寄せ、高いモチベーションで見劣りする戦力をカバーしてきた。

続投に支障はないと見ていましたから、球団が全試合を終えてから評価して話し合いをするとしたことにはびっくりしました。選手たちも『どうしてそうなるんだ』と不満を口にしているんです」

ではなぜ、こうした事態になったのか。

「1つ、大きかったとされているのが田中(将大)の起用法です。昨秋に右肘のクリーニング手術を行って、なかなかコンディショニングが上がらずにずっと二軍調整を続けてきて、9月28日のオリックス戦でようやく今季初登板。CS進出に向けて負けらない戦いが続く中、レジェンド右腕が勝てばファンも盛り上がって1つの白星以上のチームの後押しになることも期待されましたが結果は5回4失点で負け投手。

痛い一敗を喫したわけですが、問題はその前。9月4日のファーム戦での好投を受けて田中本人も球団も9月中旬での復帰登板を視野に入れていたのですが、今江監督はもう一度ファーム戦での登板を指示。その試合をみずから視察して、田中の持つ影響力も加味して28日の登板を決めたのですが、そのことで球団のトップとぎくしゃくしたようです」

そう話す球団OBが続ける。

気になる水面下での動き

「今の楽天は三木谷浩史オーナーと石井一久球団取締役シニアディレクターがなにごとも2人で決めているようなもので他の人が口をはさむ余地はないんですが、その三木谷オーナーにとっても田中はやはり特別な存在です。楽天復帰時は破格の条件を用意し、会見にも同席。引退後も球団OBの象徴的な存在でいてもらいたい思惑もあるから、来季も契約する方向だし、日米通算200勝も達成してもらって箔をつけたい。

そんな田中に対して今江監督が1軍復帰登板への再テストを課したことに疑問符をつけているところに今度は登録を抹消して実質上の今季終了を決定した。投球内容や疲労度など総合的に考えて決めた今江監督の判断は妥当なものですが、田中が抹消された30日の試合前時点で3位ロッテとのゲーム差は3に広げられていた。

10月7日の最終戦までに消化試合が発生する可能性は高かったんです。三木谷オーナーとしては田中にもう1試合先発させて来季に弾みがつくようなマウンドを与えたかったでしょうから、その抹消も影響したと見られています」

球団はすでに水面下で次期監督候補との接触を始めているという。

いや、もし今江氏も楽天から「切られる」ことになるんだったらロッテに戻ってきてもいいんじゃないのかね。思えばロッテ・楽天間もいろんなOBの選手がコーチとかで行ったり来たりしてるからね。オリックスほどではないけど楽天も結構ロッテと似たりよったりな部分も多いし。現在の2軍監督のサブロー氏と共に現場でもフロントでもいいからもし切られたらロッテに戻ってきてもいいと思うです。

ところで石井一久氏はまだ楽天球団を辞めてなかったのか?オーナーの覚えめでたいな、おい(呆)

以上です。

 

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