え、日本相撲協会の北の湖理事長が亡くなっただと?

北の湖理事長が死去、62歳 元横綱・優勝24度 (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

いや、ウソだろ…?(絶句)

大相撲の元横綱で日本相撲協会理事長、北の湖親方の小畑敏満(おばた・としみつ)さんが20日、福岡市内で死去した。62歳だった。

 北海道壮瞥町生まれ。中学1年だった1966年冬に上京し、三保ケ関部屋に入門。当時は認められていた中学生力士として67年初場所で初土俵を踏んだ。72年初場所に新入幕。74年名古屋場所後に21歳2カ月で横綱に昇進し、この最年少記録は、いまだに破られていない。ライバルの横綱輪島との熱戦はファンの声援を二分し、「輪湖(りんこ)時代」を築いた。優勝24度は白鵬、大鵬、千代の富士、朝青龍に次ぐ歴代5位。

  引退後は一代年寄が認められて北の湖部屋を創設し、2002年2月には日本相撲協会理事長に就任。08年に弟子の不祥事でいったんは辞任したが、12年に理事長に復帰すると協会の公益法人化を実現し、低迷していた観客数の増加にも尽力した。

確か午後、病院に搬送だか、今場所は休場ってニュースをみたばかりだったんだが…。

もともと相撲取りってのは現役時代は鯨飲馬食であえて体重を増やしているばかりで短命な人が多く、 ゆえに「還暦土俵入り」ってのは「よくぞ還暦まで長生きしましたね」という意味もあるらしい。かの大横綱・双葉山の時津風理事長も50代で亡くなり、先年亡くなられた大鵬さんも70代まで生きたが現役引退直後に脳梗塞を患って半身不随だったという有名な逸話もありますしね(ゆえに初代若乃花の二子山理事長が83歳まで長生きしたのは凄い話なのと、北の富士さんのように引退後、絶食で一気に体重を40キロ以上絞った上に日々のウエイトトレーニングを欠かさないという人もいるわけで)。

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また白鵬の「猫騙し」が最悪のタイミングで…。

いや、あまりに突然すぎて。こないだ、大横綱・白鵬が猫だましをやらかした時にコメントを残してただけに、そんなに体調悪かったのか…と、ただ驚くだけで。

たぶん相撲協会はゆくゆくは貴乃花親方を理事長にしていくんでしょうが、現状では協会ナンバー2の北勝海の八角親方あたりが代行そして次期の理事長になっていく(もしくは暫定で就任してショートリリーフという形で)…って事なるんですかね。こればかりは各一門の思惑が絡んでくるので正直予想はできないんですが、いや、先般、千代の富士の九重親方もガンを克服したというニュースが記事になってましたし、昭和後期の名力士が定年退職ないし亡くなっていくんだなあ…と思うと、一抹の寂しさ以上のものを感じますわ…。これぞ昭和は遠くになりにけり、ですな。

ご冥福をお祈りいたします。