ホールインワン詐欺、か(爆)

ホールインワンを偽装か ゴルフ保険金100万円を詐取容疑 愛知(読売新聞)

まあいろいろと考えつくよね、悪いヤツはw

ゴルフでホールインワンを達成したとうその報告をして保険会社から保険金100万円をだまし取ったとして男3人が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、愛知県一宮市の浅井政典容疑者(40)と岡安兼吾容疑者(54)、名古屋市中区の中村誠二容疑者(44)の3人です。

警察によりますと3人は2014年7月、浅井容疑者がホールインワンを達成したと偽り、飲食費などの架空の領収書を提出して保険会社から保険金100万円をだまし取った疑いです。中村容疑者と岡安容疑者は、保険金を受け取るために必要な同伴プレーヤーと目撃者として保険会社に申請したということです。

岡安容疑者(54)は容疑を否認し、ほかの2人は容疑を認めているということです。

以前、こんな記事を書いたことがありました。

特に二番目の記事の方で、ゴルフ保険の話を書いたんですが、この中でポイントとなった部分はゴルフ保険に含まれる部分で特に重要なのは「ゴルフのプレー中の怪我」…だけではなく、実は「ホールインワンをした際の出費」も結構でかいんだよね、という点でした。

スポンサーリンク

ホールインワンをすると実は出費が大変らしい…。

高校時代にごく短期間ですがゴルフ部にいて、その部活動の一環でキャディさんのアルバイトをしてたことがありました。今から思えば日給はそんなに高くはないのですが、バイトの後に夕暮れになるまでお客さんがホールアウトした後のゴールのコースをハーフラウンドぐらいをプレーさせてくれるのが魅力でしたね。なかなか高校生だとよほどのトップアマじゃないとコースには出れませんから…。

で、その際に一緒についてたおばちゃんキャディーさんとか、お客さん(主に自分の親ぐらいのおっさんが多かったっす)が、「高校のゴルフ部なの?頑張ってね」ってかなり好意的に接してくれて、結構いろんなゴルフにまつわる話もしてくれたんですね。むしろ私はそっちの方が楽しかったんですが(結局、グリーンの芝の目は読めないままでしたし(爆))、その際にホールインワンの話もしてくれてました。

あと、うちの親父が大のゴルフ好きで、年がら年中、打ちっぱなしのゴルフ練習場に行くタイプで後年、一戸建ての家をローンで購入した後には「家の購入資金の頭金(1000万円ぐらい貯めたそうです)を貯金する必要がなくなった。ラッキー」とばかりにゴルフの会員権を買ってしまったぐらいのゴルフバカでもありました。なので母親が「あんたが大金持ったら気が大きくなってパッパッパッと使いたがる癖は、あれはお父さんに似たんだからね」とぼやく始末でした(苦笑)

そのキャディのバイト時代に聞いた話と、親父から聞いた話をまとめると、実はホールインワンをやると「その後が大変」なんだそうで、やれお祝いだの植樹だの、記念品を作るだの…と、実際にうちの親父も2回ほどだけホールインワンを達成したことがあるんですけど(リビングにあるピアノの上が物置になってるんですが、そこに「ホールインワン記念」と書かれたゴルフボールが2球、飾ってありました)、「保険に入っといてよかった…」と思ったぐらい、いろんな出費がかさんでむしろ大変だったそうです。

※なのである程度歴史のあるゴルフコースだと、ショートコースの周りにはホールインワン記念の植樹された木がえらいことになってるわけで(汗)

…で、中には「そんな大げさなことは勘弁してくれ」と、あえてホールインワンしたボールをカップの中から持ち上げて出してしまい、パー3のとこを2打でホールアウト、つまりはバーディーという事にするゴルファーの方もいるそうです。ま、私もキャディのバイト時代にそれを一度だけ目撃したことがありました。そのおじさんはハンデが5程度のシングルプレイヤー。アマチュアの方では「かなりうまいゴルファー」の人だったんですが、「たまにある」んだそうです。これがゴルフの公式大会だったらルール的にはよろしくないんでしょうけど、日曜日のゴルフ場のメンバー同士の親睦を兼ねたゴルフコンペ程度だとこういうのは黙認されてるみたいですね。まあスコア的には「1打で入ったのを2打にする」んですから、他のメンバーには迷惑はかけてませんし。これが逆だったら大騒ぎでしょうけど…あ、この事件はそれか(汗)

なので「そこに目をつけた」って事なんでしょう。

で、そもそもアマチュアのゴルフのラウンドでホールインワンを証明するにはどうすればいいんだろう、という素朴な疑問が個人的にはありまして、さっそく調べてみました。

セルフでホールインワン! でも保険金が下りるには、もう1つのラッキーが必要

ゴルフダイジェストさんの記事なんですが…これはわかりやすいですね。

要は「目撃者」がいて、更に提出物(保険会社指定の証明書だのスコアカードだの)が必須、ということでした。自分がゴルフ部にいた20数年前は大概は2-4人1組でコースを回ることが多いんですが、近年は自分でカートを運転したりしてひとりで回ることも多いんだそうです。で、ひとりで回ってる際にホールインワンを出しちゃったら誰が目撃者になってくれるの?ってのがこの記事のメインのお話…なんですけども。

で、この「事件」に関しては、同伴者がグルになって「俺も見たよ」「僕も見た」とばかりにホールインワンをデッチアゲて、ホールインワン保険から現金をだまし取った…という一件でした。まあ大概のパターンは出費が多すぎるので保険で賄ってもらうのがこのホールインワン保険の趣旨なのに、「何もお祝いもしなければ100万円まるまる貰える」と思いついた点に、「あー、そこに目をつけましたか」ということで。

しかしどうやって「バレた」んだろう。明らかに前後の組のプレーヤーの人たちが「そんな話知らねえよ」って首を傾げてたか、ホールインワンのお祝いを一切しなくて保険会社にバレたのか、または主犯or共犯のやつがマヌケにも周囲やSNSでペラペラと喋っちゃったのか、それともカネの取り分で主犯・共犯で揉めたのか(←これが一番ありそうだw)…。でもなんか金額の多寡はあれどもこういうのは悪いやつはよくやってそうな感じ。

…でもこの制度が不思議なのは、なんでホールインワンした人が自分でパーティー開いたり出費しないといけないんだろうな。周りから開いてもらってその祝儀返しで出費するんだったらまだしも。

似たような例(?)では落語家の方の、二つ目・真打ちに昇進した後の披露会なんかも打ち上げの費用は基本的にその落語家さん当人の負担なんだそうで、よほど真打ちになる前からテレビに出て売れっ子(例えば春風亭小朝、林家こぶ平→9代目林家正蔵、立川志の輔の各師匠とか)だったらファンやタニマチの人たちもそれなりに多くてまだましらしいんですけど、そうでない人たちは実はあの二つ目・真打ちの昇進披露会のパーティーとかで逆にご祝儀でのプラスよりも自分の借金が更にかさむという例が非常に多いんだそうですね。

そこらへんは素直に周りが祝ってやりゃいいのに。それが回り回って自分の番になった時にリターンされればなおさら嬉しいだろうに…と考えるのがやはりそこが素人なんだろうな、俺(苦笑)。

 

▼ランキングに参加してます。クリックよろしくおねがいします。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへにほんブログ村 野球ブログ プロ野球へにほんブログ村 サッカーブログ Jリーグ(J1)へ