少し前に先々週の13日の朝に、寝てる最中に熱中症になってしまい、起床後にトイレから出たとこで倒れた、という話を前の記事で書きました。
が、その後も体調不良が続いてまして検査をしてもらったら「十二指腸潰瘍による出血に伴う貧血」も同時に起きてたことが判明しまして…いやびっくりでした。
スポンサーリンク
急遽、地元の総合病院で検査をすることに。
その後、少しずつ体調も回復しまして、倒れた時に痛めた右膝も、そして同じ時にぶつけたらしき左耳周辺の三半規管やその耳の聞こえも「あ、そろそろ大丈夫かな?」と思われたのですが、その一方で、
夜、寝れないほどの、異様な肩こりが日に日にひどくなっている
という状態になってました。そして不思議と昼間は出ないんですね、これ。そして9月24日の深夜にはほぼ一睡もできないぐらいのひどさで「あ、これは明日、かかりつけ医のとこで見てもらおう」となったのでした。ちょうどいつも飲んでる尿酸値やアトピー、そして血糖値の薬もなくなりかけてたので処方箋出してもらって近所の調剤薬局で薬ももらってこよう、ということもあったのですが。
※なお連休中には念の為、救急相談ダイヤルに電話して「こういう症状なんですけど」と相談してました。そしたら自宅から近隣の5箇所ほどの総合病院を紹介してくれまして、「とりあえず吐き気がない状態であれば、平日になったらまずはかかりつけの病院の内科に行ってください。もし吐き気まで出るようになったら119番して救急車呼んでください」とアドバイスされました。
で、25日の朝に徒歩で駅前の診療所へ。いつもだと9時に診療所のドアがあいて、9時半から診察開始のここは8時半ぐらいに行けば診療所のドア前のベンチ(駅前のスーパーの入ってるマンションの2階にありました。外側から螺旋階段をのぼっていきます)では1番か2番ぐらいに到着するのですが…この日はもう8時半に8人もいる次第に。よくよく考えればうちの地元の市の健康診断が今月末までなのでその健康診断の患者さんがどっと押し寄せる時期でもありました(苦笑)。
そして私は待合室のソファで手持ちのiPadで本を見ながら過ごしてました(←例によって昼間はほぼ肩こりとかが出ないんでこれができたんですね)。呼ばれたのは10時ぐらい。血液検査→心電図→レントゲンを立て続けにやってもらったのですが、肩こりの原因→心筋梗塞か?と思ってた割には、心電図を見てた看護師さんも「いやフツーですねえ」とのこと。そして診察室でかかりつけの先生も「とりあえず心電図を見てる限りでは心臓は問題ないですし、ひとまず肩こりは痛み止めのロキソニンを出しておきますから」とおっしゃってくれまして、これで診察終了、あとはお会計をして処方箋貰って薬局に立ち寄るだけ…と思ってたら、また先生に呼ばれて診察室へ。すると意外な一言が。
ヘモグロビン値が異様に下がってるんで、胃の内出血かもしれない。
とのことでした。
ここではほぼ毎月血液検査を受けててデータが残ってるんですが、どうも前回(8月)のヘモグロビン値が17-18ぐらいなのに、今回は10.7ぐらいしかない、と。となると、その異様な肩こりの原因は胃潰瘍とかで中で出血した影響ではないか…という見立てでした。そして13日朝にぶっ倒れた原因も「寝てる間にかかった熱中症」と「胃の中での内出血による貧血」のダブルではないかと。先生いわく「そりゃ倒れますよ」とのことでした。
結果、そのお会計を終えた足で、紹介状の封筒を持って(診療所の受付で呼んでくれた)タクシーに乗って車で15分ほど先の地元の総合病院に行くことになりました。もっとも行ってみてわかったんですが、その検査する予定だったのはCTスキャンと胃カメラ。しかしCTスキャンはまだしも、胃カメラは胃の中をからっぽにしないといけないらしく、この日は更に予約してる患者さんの枠で全て埋まってたので、今日は2回目の血液検査と共に明日午前中の検査を予約してもらって、それで帰ることになりました。
ちなみにこの時点で午後1時を過ぎてまして、なんか気持ち的には喉を通る感じではないけどなんかお腹はすいたなー…という空腹感を覚えまして、
総合病院から歩いて7-8分程度の、いつも買い出しに来てるJR福生駅前の西友の中にある「サイゼリヤ」へ。400円のボロネーゼがしみじみとした味で実においしくいただきました(感涙)。個人的にはサイゼリヤは、参加している埼玉のクイズサークルでは新型コロナ禍前までは例会の前に「昼食会」ということで会場近くのサイゼリヤで食べつつ談笑してたのですが、コロナ禍以降はそれをやらなくなったので実に4年半ぶりのサイゼリヤでした。そういえばその頃はよく食べてたパスタのダブルサイズはメニューから消えてましたねえ…ま、そんなにもう食べられないけど。
で、帰りは電車で青梅線の福生→牛浜まで2分ですが乗りまして(フツーでも西友から自宅までは15-20分ぐらいで歩いて帰れるのですが、そこは血液検査の結果としては「かなりの貧血の症状」がありますので…)、さきほどの朝行った診療所が駅前にあるので明日、胃カメラとかの検査をやりますと一応報告しに行って帰宅したのでした。
人生初の胃カメラを…ま、鎮痛剤で爆睡してしまい(ノД`)シクシク
検査の前夜は「消化の良いものを食べてください」とのことで晩御飯は、白いご飯に味噌汁と、いつもはお昼ごはんでおにぎりを作る際に入れているおかかと、桃屋の「梅ごのみ」を混ぜてそれをご飯のお供にして食べてました。で、午後9時からは絶食(翌朝も抜き)だったのですが、もう9時には眠くて仕方なかったのでそこからもう寝てました。
ついでに書くと毎晩のように襲ってきていた猛烈な肩こりはこの夜も12時半頃にやってきていったん目が覚めてしまったのですが、個人的には「原因が心臓ではなく、胃腸だったらしい」というのが判明しただけでも精神的にはかなり楽になったので、ベッドに腰掛けてちょっと肩のストレッチをやったら少し楽になって横になったら次に目が覚めたのは6時半をまわってました。
検査はCTスキャンが8時50分、胃カメラが9時45分…ということだったので、8時に家を出て青梅線の牛浜→福生の2分乗車をして、福生駅から徒歩7-8分の総合病院へ。再診の機械に診察券(10数年前に前職の仕事中に肉離れをやった時に診てもらった以来の診察券が未だに使えてびっくりでした)を挿れたら、紙が出てきてそれをクリアファイルに入れて持参して、レントゲン受付へ。すぐに奥のCTスキャン用の待合室に案内されてそこに移動しました。以前、椎間板ヘルニアの検査でMRIを受けたことがありまして、そこのすぐとなりだったので場所は覚えてました。
まずCTスキャンの方は更衣室で浴衣みたいなのに着替える必要はあったものの、物の10分もかからずに終わり、次は胃カメラ検査の受付へ。こちらは小1時間ほど時間がありまして、受付前のミニロビーでずっとiPadで本を読んだり、ミニロビーのテレビを見たりと。そしたら検査開始の20分前に処置室みたいなとこに呼ばれて、6人分ぐらいの1人用ソファとそれぞれにカーテンがあるとこに座りまして、胃の中の泡立ちが収まる液体とか、喉の麻酔のスプレーとかをやって、最後は点滴をうつことに。ところが私はアトピー肌で血液検査の時の血管もそうなんですが、点滴の静脈をさがすのも看護師さんによっては大変らしいんですね。
で、今回は私は痛いのは(アトピー性皮膚炎の痛いかゆいで慣れているんで)平気なので左手の拳のとこにやってもらいまして、
↑今後はたぶんこういう検査も増えるだろうから…と、終わったあとに点滴やってもらったとこをスマホのカメラで撮っておくことにしました。下記のガーゼの四角い跡がついてる右上あたりにちょいと赤い点がついてるので今回の点滴した箇所でした。まあ「前回は」ここらへんでしたよ、的な感じで…(^_^;)
あとは前夜のうちに自宅で承諾書だの問診票だのを書いたのですが、この時に「鎮痛剤を入れますか?」の項目もありまして、去年・一昨年に受けた大腸がんのカメラの時は鎮痛剤は入れてもらわなかったんですけど、今回に関しては異様な肩こりで寝れないという経験もあったので「胃潰瘍とかだったら痛みがあるかもしれないし…じゃあ入れてもらおう」ということで「はい」のとこにチェックをつけました。
するとその処置室から点滴をつけたまま胃カメラの検査室まで歩いて移動して、ベッドに横になる前に先生が点滴のとこに注射器で鎮痛剤を注入してまして「なるほど、こうして鎮痛剤を入れるのか」と。なお大腸がんのカメラも以前やったのですがこの時も点滴を入れてたのは「脱水症状の予防」だったそうで、今回の胃カメラも同様だったようです。
で、びっくりしたのが始まる直前に横になって胃カメラを入れる口のマウスピースを口にくわえた…瞬間に意識が飛びまして、次に気付いた時にはそのマウスピースが口から外れて口元に落ちた時でした。「終わりましたよー。十二指腸潰瘍でしたよー」と先生。「え、終わったんスか?」と唖然とする私。全く検査中の記憶が一瞬もありませんでした(^_^;)
なおその後、鎮痛剤が切れるまで30分ぐらいはかかるらしく、当日は車での通院も不可でしたし、検査後30分ほど処置室のソファで寝てました。というか検査室から処置室まで(といっても斜向かいぐらいの距離なのですが)看護師さんが私を車椅子に乗せて移動させてましたので、「ああ、これはちょっと寝ていこう」とゆったりと休んだあと、ちょうど目が覚めたぐらいに看護師さんに「そろそろですねー」と声をかけられまして、これで検査終了と相成った次第でした。
その後は1時間半ぐらい、昨日診てくれた先生の診察まで時間があったので、外科の受付で「ちょっと2階の売店に行ってきます」と告げて、エレベーターで2階の売店へ。昨日の夜から何も食べてないのでさすがに腹減ったなーと思いつつも、胃カメラの検査直後にパンとかちょっと胃の負担になりそうなものを食べるのも気が引けたので、
明治の果汁グミを売店横の飲食可のソファでむぐむぐと食べてました(笑)。そして外科の受付に一声かけて、診察室近くの待合室のソファに座ってまして、鎮痛剤が切れたとはいえ、眠気は相変わらずだったので1時間半ぐらいまどろみながら待っておりました。
そして結果が出てまして、さきほどの胃カメラの先生がおっしゃってたように、
「十二指腸潰瘍」
でした。とりあえず先生いわく「程度としては”あと一歩で入院”ってとこなんですが、とりあえず投薬で行けそうなので薬出しますね、1ヶ月分」ということで、1ヶ月分の胃腸の薬と、貧血に対応すべく鉄分の錠剤を処方してもらうことになりました。実際に映像も見せてもらいましたが「いやー随分と出血してたんだなー」ってのが最大の感想でした。どうも今年の尋常ではない暑さと諸々のストレスとかに胃腸が大いにやられていたようでした。
その後はお会計をやって、また徒歩で福生駅方面に戻りまして2日連続でサイゼリヤでボロネーゼを喰ってから、一駅、牛浜まで乗って、かかりつけの診療所に報告しに行きまして、前日に処方してもらえなかったいつもの持病の薬の処方箋を出してもらって、これまたいつもおなじみの調剤薬局で総合病院の方の処方箋とまとめて出しまして「いやー、十二指腸潰瘍でして…」「え、そりゃ大変っすねー」みたいなやりとりをしてから、無事に薬を貰って帰ってこれました。
結局、この日は鎮痛剤の気持ちよさがずーっと継続してたみたいで、昼寝した上に夜も10時半頃に寝てしまいました。そして毎度の肩こりの痛みはこの夜も12時半ぐらいに出てきて目はさめてしまったんですが、昨日同様、軽くストレッチをしたらすぐに痛みが引いてくれてすぐに寝ることができまして、次に目が覚めたら朝6時になってて「いやーよかったー」としみじみと感じた次第でした。
しかしまー、私自身は今年の11月に50歳になるのですが、お医者さんいわく「むしろ今まで何もなかったのが不思議だったぐらい」とのことで、今後は市の検診も、胃がんの方も年齢的には受けられることになるそうなので、こちらの方も毎年受けていこうと考えてますです。
しかし肩こりの原因がまさかの胃腸だったとは…いやーびっくりしました。皆々様も何卒お気をつけてくださいね。以上です。
おかずレパートリー胃・十二指腸潰瘍/女子栄養大学出版部/宮崎招久
▼ランキングに参加してます。クリックよろしくおねがいします。