ま、佐々木朗希の去就はどうでもいいかな。いずれにしても「今の決定権」はロッテ球団が持ってるんだし…。

ロッテ・佐々木朗希の今オフメジャー移籍は断念か、米報道「もう1シーズン日本にとどまる可能性がある」(スポーツ報知)

個人的には「もういないもんだと思っている」佐々木朗希の件ですが…ある意味でマスコミの皆さんの「今季限りでいなくなるもんだと思ってる」その前提がそれはそれで改めて凄い話だなと(^_^;)

米紙「USAトゥデー」(電子版)は18日(日本時間19日)、ロッテ・佐々木朗希投手(22)のメジャー挑戦が来季終了後以降になる可能性が高いことを報じた。

 同記事では「日本のスター、佐々木朗希は、今冬にポスティングでメジャーに挑戦することが確実視されていたが、心変わりして、もう1シーズン日本にとどまる可能性がある。複数の球団幹部が話した」と報じ、「単純に彼は、今季は圧倒的な投手ではない。(15日の登板前の段階で)6勝3敗、防御率2・20で、コントロールに苦しんでいる。BB/Kがキャリア最低の4・10。69回3分の2を投げて、82奪三振、20四球で、被安打は52」と説明した。

 19年ドラフト1位で大船渡高からロッテに入団した怪物右腕は、2年目の21年にデビューして3勝2敗。22年は自己最多20登板で9勝4敗、防御率2・02で完全試合も達成した。23年開幕前には侍ジャパンの一員としてWBCで世界一も経験。同年は15登板で7勝4敗、防御率1・78の成績を残し、今季は度重なる離脱がありながら、ここまで12登板で6勝3敗、防御率2・15をマークしている。

 朗希は今年1月の契約更改会見では「野球を始めた頃から、将来的にメジャーリーグでプレーしたい思いはある。入団当初から僕の目標や気持ちをお話しし、毎年毎年コミュニケーションを取り、球団の方にも理解をしていただいてる認識です」と、初めて公の場で、メジャー挑戦希望を明言。早ければ今季終了後にもポスティングシステムで挑戦するのではないかという、米国内の報道も多かった。

 ドジャース情報を扱うサイト「ドジャー・ネーション」では、「オフシーズンのビッグターゲットは、FAにならない可能性」という見出しで、朗希が今冬にメジャー移籍しない可能性が高まったことを紹介し「早すぎる(メジャーへの)移籍は、佐々木のキャリアにダメージを与えるかもしれない」と指摘していた。

ま、もう本人および周りのブレーンの人たちは、言い方は悪いけど「ロッテは通過点、というか腰掛け」としか思ってない可能性は高い…んでしょうが、それはそれとしても今季のこの体たらくだと「さすがにロッテ球団が首を縦に振らない」ってのも自覚はあるのかもしれないね。

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現状での「決定権」はロッテ球団にあるのも事実だしね。

当初のプランとしては、まあ去年のオリックスの山本由伸投手のような「パ・リーグひいては日本球界で”無双”するような文句なしのピッチング・成績を叩き出して」、その成績を引っ提げて(?)ロッテ球団に無理やり首を縦に振らせて、ロサンゼルス・ドジャースに電撃移籍」という事…だったんかもしれませんがね。

ところが文句なしのピッチングどころか不調でそもそも投げられないし、吉井監督とのコミュニケーションもなんか取れてない感じだし…で、「ちょっとこれは今季オフの移籍はさすがに現実的ではない」と、本人のプレーンが考え始めたのかなあとそんな事も思う次第です。本人は知りませんが。

個人的にはもうここまでくると、ロッテ球団と佐々木朗希サイドの「お話し合い」の問題でいわば「雲の上の出来事」って感じで、果たしてロッテ球団と親会社のロッテがどういう判断を下すのか…と眺めている今日この頃ですが。

いずれにしても仮に入団時に当時の井口監督や山室球団社長あたりの球団上層部が気安く契約書に「裏書」なんかも認(したた)めてた可能性もまあなくはないにしても、それでも最終的にポスティングを認めるか否かはロッテ球団にあるのも事実で、そこは「慈善活動」では決して無く「ビジネス」として成り立っているものを、あと2-3年待てば何十億円というビッグマネーが入ってきて然るべきとこを、その数十分の一にもならない移籍金で「そうやすやすと売り渡す」わけはないだろうと。ましてや裏書の存在をめぐって安直に「法廷闘争」なんかした日にゃ更に佐々木朗希のイメージは落ちるだけだしロッテ球団はそしたら干すしかないし…で、そこは佐々木朗希サイドとしては「ロッテ球団のご厚意にすがる」しかないんでしょうね。

そして本来であれば佐々木朗希のブレーン、どうも例の電通の人もいるそうですがお得意の(?)世論誘導で「佐々木朗希がかわいそう。ロッテはタダでMLB挑戦を認めてやれ」的な流れにも持っていきたいんでしょうけども、その大前提としては「MLB挑戦を認めたくなるような、日本卒業と誰もが思う圧倒的なシーズンの成績」があって然るべきだったんでしょうし、まあ野球のやの文字も知らないネットニュースのタイトルしか読んでないようなミーハーなネットユーザー相手だったらコロっと騙されるかもしれませんが、ちょっと野球を識ってるような野球ファンとかだったら、少なくとも今季の成績を見てる限りでは「うーん、それは明らかに無理筋だろうな」と。

なので佐々木朗希に関しては「ま、25歳になってポスティング移籍できる際の前の年に必死こいて頑張ればいいんじゃないの?」って感じで極めて他人事のように思ってます。そしてロッテ球団はそれまでに今の左右両エースの小島和哉・種市篤暉に匹敵するような先発ローテを1年間守りきっても決して壊れないタフな先発投手をひとりでも育て上げて、仮に佐々木朗希がロッテから本当にいなくなった際でも戦力ダウンにならんようにそのあたりの「チームの育成プラン」はしっかりと構築して、有望な選手たちをどんどん伸ばしてやってほしいなと願ってます。…ま、それまでに種市篤暉がMLB挑戦できるぐらいの投手になったらそちらは両手をあげて大応援しちゃうんだけどね…(^_^;)。

 

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