高校野球の西東京大会決勝の、日大三対早実戦が「壮絶すぎる」シーソーゲームでびっくりでした(苦笑)

早稲田実がサヨナラで9年ぶりの夏の甲子園 日大三との打撃戦を制す(朝日新聞)

お昼ご飯で冷やしうどんを食べながら東京MXテレビでやってた高校野球西東京大会決勝の中継を見てたんですが…「こんなシーソーゲームもなかなか珍しい」と唸らされるような凄い試合でした(^_^;)

(28日、第106回全国高校野球選手権西東京大会決勝 早稲田実10―9日大三)

 夏1度、春1度の甲子園優勝経験がある早稲田実が9年ぶり30回目の夏の甲子園出場を決めた。

 早稲田実は一回に無死一塁から、2番打者の宇野真仁朗の適時二塁打で1点を先制。その後無死一、二塁から4番の石原優成の適時打で2点を加え、3―0とした。二回に1点ずつを取り合ったが、三回に1死一、二塁から相手の4番打者の岡本弦士に右翼スタンドへ本塁打を打たれ、4―4の同点に追いつかれた。

 その後、一進一退の攻防で八回に9―9の同点に。九回にサヨナラ勝ちした。

 昨夏は西東京大会ベスト8止まりだった。昨秋の都大会では準決勝で関東第一に敗れた。今春の都大会では4回戦で明大中野に敗れていた。

 今夏の西東京大会では、3回戦の明大八王子戦で九回に4―4の同点に追いつき、延長タイブレークで6―4で勝利。準々決勝の国学院久我山戦では、14―13と打ち合いを制した。準決勝の日大二戦も14点を奪って決勝に進んでいた。

今、日ハムでプレーしている清宮幸太郎が甲子園で打ちまくった頃以来なんすね、早実の地方大会優勝って。何しろ早実も日大三も古豪でありもう20回以上の春・夏の甲子園に出てるチームなんでどっちが勝ってもおかしくはないなーと思いつつ見てたら、想像以上に拮抗したシーソーゲームで「他人事として見てるには」非常におもしろすぎる試合でした。

そして思うのは…しかしなんつーか、神宮球場。「プレーしてる選手たちも大変だけど、スタンドで応援してる学校関係者やお客さんたちも大変そうだ」といかにも暑いだろうなーと思うような感じだったんですね。

それに輪をかけて「ほぼ毎回、とにかくランナーが出て打線がつながる」のでお互いの守備のイニングの時間が長い。後から調べたら、いわゆる「三者凡退」で終わったのは日大三の攻撃は1回表と8回表、早実は7回裏だけで、あとはいかにも点が入りそうな雰囲気満々で「こりゃ5点ぐらいリードしないとお互いに安心できねえな」という感じだったのがなんとも凄まじい試合でした。そして「この暑さ、審判の人たちがぶっ倒れないと良いな」とも(^_^;)

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審判団を守るためにも「確認用のビデオ判定」ぐらいOKにしてやれ。

それと審判団の皆さんに関して最近思うことは、

市立船橋、16分の“抗議”実らずサヨナラ負け 決勝…同点延長に守備妨害判定で得点無効に(Full-Count)

「むしろ審判団の皆さんを守るためにも」地方大会の準決勝以降はビデオ判定もOKにした方がいいんじゃね?と。

甲子園の夢絶たれ…市立船橋の選手は泣き崩れる

 第106回全国高校野球選手権千葉大会は27日、ZOZOマリンスタジアムで決勝が行われ、木更津総合と市立船橋が対戦。延長までもつれた熱戦は、延長10回に木更津総合が2-1でサヨナラ勝利を収めた。その直前の攻撃では、市立船橋が約16分間の猛抗議をする場面があった。

 1-1で迎えた延長10回、無死一、二塁で市立船橋の攻撃からタイブレークがスタート。犠打で1死二、三塁となると、木更津総合の捕手が三塁へ牽制球を送った。三塁走者が帰塁を試みた際に送球が走者とぶつかってボール外野まで転々。勝ち越しのホームを踏んだものの、審判団は守備妨害の判定をし、三塁走者はアウトになった。

 判定を巡ってか、市立船橋は伝令を送って抗議を行った。球審が場内説明を行った後も抗議は続き、約16分間にわたって試合は中断。結局、判定は覆らずに2死二塁で試合は再開された。

 木更津総合はこの回を無失点に封じると、その裏の攻撃、先頭の和田達也内野手(2年)がエラーで出塁。二塁走者がサヨナラのホームを踏み、劇的な形で試合は終了した。

 今夏の第106回大会は両校ともノーシードで決勝まで勝ち上がった。2022年の千葉大会決勝では、市立船橋が勝利していた。木更津総合は2年前の雪辱を晴らし、6年ぶり8度目の夏の甲子園を決めた。

こちらは昨日の千葉大会の決勝の話だったんですが…なんつーか、プロもそうですが高校野球も昔に比べて物凄くレベルが上ってきてるがゆえに「微妙なプレー」もそれなりに多くなってきていて、審判の目だけでは判定するには難しすぎる、しかもそれが勝敗に、もっと言えば「決勝戦の決勝点」という超重要局面でダイレクトに繋がってしまうがゆえに後からアマチュアの審判個々への誹謗中傷とかにつながってしまう件がここ数年、ちょいちょい出てきてるような気がしますね。そして困った話としては、明らかに高野連がそこらへんが「教育の一環。理不尽なことがあるのが当たり前」みたいな感じであぐらをかいて他人事を装っている…という点だったりします。

となると地方大会のすべての試合に、というのは設備上の都合では無理かもしれませんが、甲子園で行われてる全国大会と地方大会の準決勝以降に行われる本格的な野球場での試合ぐらいはビデオ判定を認めてもいいと思いますね。もっともプロ野球のような「リクエスト制度」ではなく、審判団が必要に応じて確認できるようなビデオ判定の制度ぐらいは設けたほうがいいんではないかと。まあそれでも納得できない判定とかは出てくるでしょうし、100%の解決にはならないとは思うんですが「ないよりかはあった方がましじゃね?」という感じで。そして一番の「愚の骨頂」は、お客さんに「そのシーンを動画を撮るな、SNSに流すな」と現地で注意警告やともすれば「恫喝」することでしょうね。

いやー高野連とかもそろそろ昭和時代からバージョンアップしたほうが良いわ。なんといっても野球よりももっと保守的な「大相撲」の世界ですら、昭和40年代中頃から大横綱・大鵬の45連勝が誤審でストップしてしまったことがきっかけで今のビデオ確認の制度が導入されたって経緯を考えればね。

以上です。

 

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