・体操の宮田主将、喫煙疑惑で離脱 パリ五輪出場は不透明(共同通信)
これが昭和の頃だったら酒・タバコごときで厳しいこと言わんでも…って感じなんだろうけど、平成が終わって令和になった今じゃもうなかなか無理なんだろうね、こういうのは。
【パリ共同】体操女子のパリ五輪日本代表で主将に選ばれていたエースの宮田笙子選手(19)=順天堂大=が、代表行動規範に違反した疑いでチームを離脱することが18日、分かった。複数の関係者によると喫煙の疑惑が浮上し、調査を進めている日本体操協会が同選手を事前合宿地のモナコから帰国させる見通し。26日開幕の五輪出場は不透明となった。
日本協会や順天堂大が帰国後の宮田選手に聞き取りを実施し、事実関係を確認する。17日に報道陣に公開されたモナコ合宿で姿がなく、日本体操協会の田中光女子強化本部長は「事情により今日は参加していない」として詳細は明らかにしなかった。
代表剥奪となれば異例の事態。
しかも日本国内でバレて代表離脱とか謹慎とか…ではなく、もう事前合宿地のモナコまで行って「バレた」ってのがダメージが大きすぎるなあ。さらに言えば宮田選手、体操女子日本代表の「主将」までやってた選手なだけに。
ただ、快楽とか気分転換とかそういうんではなく、体重制限の兼ね合いで喫煙してた…とかの可能性もあるんですけどね。たとえば引退した後でしたが横綱の貴乃花さんが親方になったあとによく葉巻を吸って喫煙してたんですがあれは別に葉巻とかタバコとかを現役時代にやってたわけではなく(父親の先代の貴ノ花さんはヘビースモーカーだったそうですが、息子の若貴兄弟は現役時代は吸ってなかったそうです)、あれは明らかに「減量目的」で吸っていて、実際に150キロ前後の体重を80-90キロまで落としてスリムになったという話もありましたね。もちろん20歳未満がそれで喫煙したとしても法規的にはアウトですが…。
ちなみに私も若い頃(20代前半あたりまで)はちょいちょい深夜バイトの休憩時間限定でしたが、タバコ吸ったりしました(←ただ深夜バイトをやめた後は吸わなくなってあっさり禁煙を果たせたのは今から思えばラッキーでしたが)。もっともタバコをやめた途端に「メシがとにかくうまく感じて」一気に体重が増えてしまったのはそれは計算外でしたけども。
その喫煙してたのは1994-5年ぐらいの頃でしたけど、バイト先なんかでもフツーに休憩室で吸えてましたしタバコもそんなに高い嗜好品ではなかったんでほとんど違和感はなかったんですけどね。今はめちゃくちゃ高くなってコンビニでレジ待ちの時にたまに値段を見かけると「え、そんなにすんの?」ってびっくりすることもありましたです、はい。
しかしこの場合はどうなるんだろう、本当に代表剥奪にしちゃうんだろうか。高校の野球部で部員が酒とかタバコがバレて予選大会出場断念みたいなノリで全部パーにしちゃうのも、もちろんされちゃうのもこれは物凄く重い判断でしょうし、めちゃくちゃ後悔もするんだろうなきっと。
でも個人的には、それは甘いって叱られてしまうかもしれないけど、ここは「モナコまで同行してきた体操協会の偉い人にめちゃくちゃ大説教受けて、更に謹慎中に始末書・反省書をめちゃくちゃ書いて、罪一等を減ずる」あたりで手を打ってやってくれないですかね…。
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脇が甘いというか想像力が働かないというか…という意味では。
・性的暴行の疑いで逮捕のサッカー日本代表 “アスリート一家” の実父が息子のために設立した会社を直撃(FLASH)
そう考えると、上記の話もそうですし、先日逮捕されたサッカー日本代表の佐野海舟選手の件でも思うのは「今の立場にいるのはあなたひとりだけでやってきたものではないだろうに」ということなんですね。もちろん中身が違うので同じまな板の上で話にするのはよくないのでしょうが。
日本代表の “凶行” にサッカー業界が今なお揺れているーー。
7月17日、佐野海舟容疑者が性的暴行の疑いで逮捕されたことがわかった。
「事件があったのは7月14日です。当日、佐野容疑者を含めた男性3名と知人女性2名の計5名は、六本木の飲食店で食事をした後、湯島のホテルに移動して飲み直したそうです。
そして、女性の1人が帰宅した後に佐野容疑者は男性2人と共謀して30代の女性に性的暴行を加えた疑いが持たれています。性的暴行があった直後に、女性は110番通報をおこない、付近の路上にいた佐野容疑者らは警察署で事情聴取を受け、不同意性行等容疑で逮捕されたそうです。
佐野容疑者は調べに対し、『間違いありません』と罪を認めています」(社会部記者)
岡山県・津山市で育った佐野容疑者は、弟もプロサッカー選手として活躍するアスリート一家だ。
「弟の佐野航大選手は、2023年にオランダのサッカーチーム『NECナイメヘン』に移籍した期待のエースですね。そんな2人を育てたお父さんは元スキー選手で、現在は会社経営者。
地元紙のインタビューには『スポーツは楽しむもの。いい顔でプレーすればいいプレーができる。そして楽しむために努力することが大切』と誇らし気に語っています」(スポーツ紙記者)
愛する息子のために、実父は岡山県に会社も設立している。
「会社のホームページには『スポーツを通じて夢を追いかける子供たちを応援、支援することを目的』と記載されており、アスリートと会社への協賛企業を募集しています。
同社ではオンラインサロンの運営をおこなっていますが、サロンの主役は海舟容疑者と弟の航大選手のみ。月額1200円で会員になると、週一更新されるふたりのブログや試合の振り返り、そしてプレゼント企画に参加できます。まさに息子たちのための会社と言えるでしょう」(同前)
本誌は、同社に今回の事件についてどう受け止めているのか、取材を申し込んだが、担当者の男性は淡々とした様子で、
「今は何もお答えできないんです」
と答えた。 “夢を追いかける子どもたち” も落胆したことだろう……。
いずれにしても「脇が甘い」といってしまえばまさにそれなんでしょうけども、しかし仮にその選手が天涯孤独とか、誰サポートも受けずに裸一貫でここまでのし上がってきた…というそれこそ昭和時代以前の大相撲、職業野球とかの選手だったら「そういう選手もいた」かもしれませんが、大概は親とか、スポーツクラブ・所属チームの指導者、または学校の先生とか、チームメイト、そして国内レベルの有力選手までなればスポンサーや後援会の人たちなどなど少なからずお世話になってきただろうと考えちゃうんですね。
さらに言えばこの選手が子供時代から大人までずっと同じチーム・学校でそのスポーツをしてきたわけでは当然なく、進学もあったろうし、どこぞからスカウト・勧誘されて大きなチームに入ったりして少しずつ「ステップアップ」もしていけば行くほど「関与してくる・お世話になっている人たち」も倍々で増えていくものでしょうからそういう人たちの顔に泥を塗るような行為は少なくても慎まなきゃならんでしょう。そして「自分がここでこういう事をやったらどういう事になるんだろう」とも常々考えていかなきゃならんでしょうし、それができない「単なるスポーツバカ」はたぶん今後、こんだけコンプライアンス等々が厳しくなっていく時代に生き残るってのもかなり難しくなっていくんでしょうね。
※しかし先日、同じサッカーの日本代表の伊東純也選手がこういう女性問題関係で疑惑をもたれてえらい目に遭って大変なことになってるんだから自制できなかったのが残念すぎる。元々の素行とお付き合いしてる友達たちがもうアレだったんだろうかな。
以上です。
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