「秘密基地」。なんか懐かしく楽しそうだけど、まあ職場地下に作っちゃ怒られるわ(苦笑)

あー、子供の頃、よく秘密基地作って遊んでましたわー。

職場に地下秘密基地　作った職員2人停職処分「休憩場所ほしかった」：朝日新聞デジタル https://t.co/1ezXJk594K
— 朝日新聞奈良総局 (@asahi_naraken) December 29, 2023

まあ「職場」でそれやったら確実に怒られるでしょうけどね(^_^;)

奈良県桜井市は26日、市のごみ処理施設の一部を私的に占有していたとして、環境部業務課の40代の男性職員2人を停職2カ月の処分にしたと発表した。
　市人事課によると、2人は今年3～4月ごろから、市グリーンパークの駐車場内の「ピット」に扇風機やマットなどの私物を持ち込み、休憩に使っていた。ピットはかつて収集車のオイル交換や点検を職員がしていたときに使っていた場所で地下にあり、縦2メートル、横4メートルほどの広さという。
　今年9月に市へ匿名のメールが届き、調査していた。市は「市財産を機能不全にし、業務時間内に私物を持ち込み、私物化していた」とし、顧問弁護士に相談の上で処分を決めたという。

収集者のオイル交換してた場所じゃ、オイルくさくてたまらんだろうに。しかも上記の朝日新聞奈良支局さんのツイートの写真を見ると、天井というか「秘密基地」の上にクルマのナンバープレートが見えてますし。大の大人が休憩するスペースの「環境」としては明らかにアレな感じなんだけども…懐かしく感じるのはなぜだろう(ま、やったらそりゃ叱られるわというツッコミは前提ではありますが)。

なんか崖下の雑木林の中とか、団地の床下のメーターボックスとかで…。

で、私が子供の頃、年代で言えば昭和50年代後半から60年代ぐらい、さすがに平成に入った時には中2-3になってたのでその頃はもう「卒業」してましたが、確かに悪友と「秘密基地」を作ってよく遊んでましたねえ。私は千葉の団地族だったので結局、「ごっこ」なんで大人の人に見つかったらとっとと壊されたり撤収されたりする近所の分譲団地や公務員団地、県営団地などがその遊び場でした。

そしてなんとなく覚えているのは、県営団地の裏手が崖で崖下には田んぼが広がってるとこがありましてその崖下の雑木林の中に秘密基地を作って遊んだり(たぶん悪友が「そこまでは大人はこねえだろ」という前提で思いついたんでしょうね)、あとは別の悪友の自宅が分譲団地の1階だったんですが玄関横のメーターボックスからその床下に入れるようになってまして、床下にいろんなもん、例えばダンボールとか古いカセットテープとかおもちゃとか持ち込んで「ここは俺たちの軍団の活動基地にしよう♪」みたいなことをやってましたね。

勿論換気が悪くて(あの頃ってたぶん家庭用の空気清浄機なんてまだなかったんでしょうね)、本当にホコリだらけでその悪友なんかは喘息持ちだったのによく付き合ってやってたな、と思うぐらいここに忍び込んでました。結局、隣のお宅の軒下まで繋がっていて広々としてましたし、悪友の親御さんにも怒られたりしなかったので結構1-2年ぐらい「ごっこ」が続いてたような気がします。もしかしたら小6の終わり頃から中2のはじめぐらいまで入り浸ってたかもしれません。

なおここの団地のメーターボックスの「秘密基地」が廃れた原因、これは実にシンプルでして「ちょうど成長期で皆、背が伸びて体格が大きくなかったから」でした。私は中学3年間で身長が30cm、体重が30kgも増えたので確か中1の秋ぐらいにそこに入るのがきつくて「やめた」んですね。

それと余談としてはその悪友とは私が高校・大学を出て社会人になって30歳手前で結婚して地元を離れるまでちょくちょく会うぐらいの交流がありまして今も年賀状や電話でのやりとりもあるんですが、悪友宅の分譲団地は昭和46年建築で築25年目の時に内装を大幅リフォームすることになって悪友も半年ぐらい近隣の親戚の家にお世話になってたことがありました。たぶんその時に床や壁も引っ剥がしたりしてたそうですからすべて片付けちゃったんじゃないでしょうかね…しかし工事業者もびっくりしたでしょうね、床下の物凄い古いダンボールやガラクタの数々に(苦笑)。

しかしこれは子供の遊び程度で済まさせるから「しゃれになる」んであって、大のおとながやっちゃいけませんな。でもそれはそれとしても「なんか懐かしい」のと同時に「大人がそれを職場でやったらそりゃしゃれにならん」と思うようになったのは…いやあアラフィフまで行くと考えが保守的になってよろしくないね(泣)。