【千葉ロッテ】しぶとい粘り勝ちでオリックスに「一矢報いる」ことができて本当によかった(^_^;)

ロッテ 10.19に逆転勝ちでファイナルS連敗10で止めた!安田 9回同点打など3打点の大暴れ(スポニチ)

CSファイナルステージ第2戦でした。正直、7回に澤田圭佑が痛打された時点で「うん、これはまたしても厳しい」って思ったんすけどね。なので「このまま終われねえよ」と意地を見せてくれて本当に嬉しかったっすねー。

◇パCSファイナルS第2戦 ロッテ6―5オリックス(2023年10月19日 京セラD)

 パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージ(S)第2戦は19日、2位のロッテが6―5でオリックスに逆転勝利。オリックスのアドバンテージを含めて1勝2敗と雪辱した。安田尚憲内野手(24)が1点を追う6回に逆転の2点右前打、9回は同点の右翼線二塁打など3打点。両軍計4度の逆転劇を制し、13年の第3戦からのファイナルS連敗を10で止めた。

 確信があった。9回無死二塁。安田は山岡との対決で、9球中6本のファウルを放つなどカウント2―2と粘っていた。「真っすぐをずっと待っていて、バットに当たっていた。とりあえずずっと真っすぐでいって(待って)大丈夫かなと思っていました」。10球目、133キロの内角の縦のスライダーを強振。一塁線への打球はベースに当たって、右翼へと転がる同点の二塁打となった。

 全10球。直球は一球もなかった。直球待ちで変化球に対応した同点打。ファーストS第3戦でのサヨナラ打を含め、CS5試合で17打数7安打6打点、打率・412の“CS男”の好調ぶりを示す打席だった。「ラッキーな形でベースにも当たってくれたので、よかったなと」。その後広がった1死三塁から、代打・山口の中犠飛で勝ち越し。両軍合わせて計4度の逆転劇の激闘を制した。

 安田は6回2死二、三塁でも、一時逆転となる右前2点適時打。2安打3打点の勝利の立役者だった。好調ぶりに吉井監督は「スーパー安田」と呼ぶ。アドバンテージを含め2敗から逆襲の1勝。指揮官は「ファーストSの最終戦ぐらいから集中力が高くなってきている。いい場面で回ってくる安田が結果を出してくれて良かった」と称えた。

 バファローズを苦しめるのは、やはりロッテだ。伝説の「10・19」決戦。88年10月19日、ダブルヘッダー連勝で優勝が決まる近鉄の悲願を阻止したのがロッテ。当時、近鉄で2試合に登板した吉井監督は「あの頃はこれ以上の興奮はないなと思ったんですけど、メジャーとか経験して今となればね」と回想した。立場が変わったしびれる短期決戦。「ここでプレーするために春から頑張ってきた。みんな、そういう重みを感じながらプレーしてくれたら」と35年前とは違う10・19を制したナインに目を細めた。

ここ数日、息子→妻→私…と風邪をうつされまして、昨日は22時半にはもう寝ちゃったんですが、その寝る前に「あー、そういえば昨日は10月19日、あの10.19から35年なのか、早いもんだ」と、友人のツイートで気づいたんですね。

ちなみにあの日は当時中学2年生、学校の中間試験期間でとりあえずそろそろ寝ようとテキストとか片付けて居間のテレビつけたら「ニュースステーション」のオープニングで久米宏氏が「今、とんでもない事が起きてます」ということでニュースのほとんどをすっ飛ばしてこのロッテ対近鉄のダブルヘッダー2戦目の中継に見入る羽目になったのを昨日のように覚えてますです(笑)。

まあこの時点では私は熱心な巨人ファン。正直言って近鉄が勝とうがロッテが勝とうが「どーでも良かった」んですが、あの時に近鉄の投手としてマウンドにあがった吉井氏が今やロッテの監督として…というのはなんか不思議な感じが、ねえ?(笑)

↑今回のCSは「俺たちの」荻野貴司と、角中パイセンの両ベテランか牽引する形で若手を大いに刺激してる感じでして。そういう意味では安田尚憲が「スーパー安田」でもなんでもいいからCSお祭り男になっちゃって、ついでに山口航輝とかの他の若手・中堅にも波及していくといいなーと思ってます。

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もう「あの手この手」でいろいろとやっていくしかないわけで…。

安藤統男氏、ロッテの“ボディーブロー攻撃”がオリックス・中嶋采配を狂わせた(スポーツ報知)

なんか昨日のロッテは「何度も倒れても倒れても必ず起き上がってくる」往年のボクシングの名チャンプたちを思い出す粘りでしたねー。まさに「ボディブロー」とは言い得て妙なたとえだな、と。

◆2023 パーソルクライマックスシリーズ パ・ファイナルステージ第2戦 オリックス5―6ロッテ(19日・京セラドーム大阪)

 ロッテは吉井監督の的確なタクトが勝負所で光った。9回、先頭の角中が歩くと、すかさず代走・和田を走らせた。安田の適時二塁打で追いついた後も、代走・小川の走力が抜群だった。ポランコ以外に目立った大砲はいないが、機動力を生かし、さらにチーム全体でも6四球を選んだ。劇的な逆転勝利で突破した第1Sに続き、しぶとい攻撃ができている。

 黒星は喫したが、第1戦で山本からの5得点もボディーブローのように効いた。前日(18日)に引っ張り出したオリックス・平野佳がベンチ外で、山崎颯も登板機会がなかった。強力ブルペンを誇るオリックスとはいえ、2人を使わなければ戦力的に落ちる。中嶋監督は6回の田嶋の続投を悔いていたと聞いた。その決断を迷わせたのも、ロッテの粘り強い攻撃によってリリーフが手薄となり、先発を引っ張りたい心理に陥ったからだ。

 アドバンテージを含めると、2勝しているオリックスの有利は変わらない。先発は東、宮城、山崎福が控えているし、平野佳、山崎颯もまた万全で投げられる。20日がブルペンデーとなるロッテはやはりまだまだ苦しい。ビハインドでも勝ちパターンを投入するなど、捨て身覚悟のリレーを見せれば面白くなる。

ま、実際にボクシングの世界でも、井上尚弥選手のようにKOキングみたいな「モンスター」のような世界チャンプがいる一方で、KOできるような強打はないけれど粘りに粘って判定まで持っていって…という名世界チャンプも実はいるんですね。個人的にはオリックスも千葉ロッテも実は後者のタイプじゃないのかな…と思う次第で(そりゃ西武の山賊打線みたいな「5点取られても10点取り返せばいいんだろ?」的な強打も羨ましいと思うことはありますが(笑))。今のオリックスと千葉ロッテは、その質や総合力には差はあるかもしれないけども、「チームの作り方、やりかた」に関しては似た者同士だなーと考えちゃう今日この頃ですね。

で、そんなロッテは今日はブルペンデーでして、

なんと澤村拓一が予告先発ということに。てっきりカスティーヨ氏とかを1軍にあげて投げさすのかと思ったら(汗)。で、オリックスの東晃平は今季10戦6勝負けなし、と。また攻略しづらい投手が出てきたなーと。ここらへんがオリックスの真骨頂なんでしょうな。

以上です。

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