巨人の原監督が退任するらしい。ついでに中日の立浪監督も一緒にやめりゃいいのに(苦笑)

巨人新監督に阿部ヘッド昇格決定的 原監督は今季限りで辞任 組閣はシーズン終了を待って始動へ(スポニチ)

まあウナギイヌもとい阿部慎之助新監督ってのはちょっと「まだ早い」感は否めないが、原監督の珍采配で今季落とさなくてもいい試合を何十試合落としたかと思うと妥当な判断かなと。ついでに中日の監督も米騒動の責任取って(?)やめりゃいいのに(失笑)

巨人の原辰徳監督(65)が今季限りで辞任することが3日、分かった。今季は2年連続で4位に終わり、同一監督での2年連続Bクラスは球団史上初の屈辱。来季は3年契約の最終年だったが、責任を取ることになった。巨人の監督として歴代最多の1290勝を挙げている名将の後任には、愛弟子の阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチ(44)の昇格が決定的だ。

 原監督は3年ぶりのV奪回に臨んだ今季、優勝争いに絡めずに3年連続でリーグ優勝を逃した。9月29日にオーナー会議に出席した山口寿一オーナーは来季が3年契約の最終年となる原監督の続投について明言を避け「来季のことは真剣に考えなきゃいけない。契約についてどう考えるかも含めて真剣に考える必要があるだろうという考え」と語った。

 同日には2年連続でCS進出を逃す4位が確定。同一監督では巨人史上初めての2年連続Bクラスという屈辱となり、翌30日に原監督は「大いに受け止める必要があるということ。非常にふがいない戦いの中でこういう結果になった。ファンの方には大変申し訳ない」と謝罪し、契約を残しながら今季限りで辞任することになった。

 原監督は19年から3度目の指揮を執り、同年、20年にリーグ連覇。しかし、日本シリーズではソフトバンクに2年連続4連敗を喫し、その後はリーグ制覇からも遠のいた。今季も開幕ダッシュに失敗し、4月には最下位も味わった。高卒3年目の秋広や新人の門脇ら若手を積極的に起用するなど若返りを図ったが勝負どころで打てず、1点差試合は25勝26敗と競り負ける展開が多かった。18年ぶりにリーグ優勝した阪神には6勝18敗1分け、2位の広島にも8勝17敗と2球団に借金21と大きく負け越すなど力の差は顕著だった。原監督は悲願の日本一奪回こそ果たせなかったが、第3次政権では巨人史上最多の監督通算1290勝という勲章を残した。4日のDeNAとの最終戦(東京ドーム)で最後の指揮を執る。

 後任には阿部ヘッド兼バッテリーコーチの昇格が決定的だ。同コーチは19年限りで現役を引退し、翌年から2軍監督に就任。22年から1軍コーチとなり、今季はヘッドで原監督の参謀役を務めた。先発オーダー、攻撃時のサイン、選手起用などを原監督に進言しながら、勝負に対する姿勢を身近で学んできた。

 来季は4年ぶりのリーグ優勝はもちろん、12年以来遠ざかっている日本一奪回に向けて巻き返しを期す。コーチ陣など組閣はきょう4日のシーズン終了を待って本格的に動き出すとみられ、阿部新体制で再出発を図る。

 ◇阿部 慎之助(あべ・しんのすけ)1979年(昭54)3月20日生まれ、千葉県出身の44歳。安田学園から中大を経て00年ドラフト1位(逆指名)で巨人に入団。12年に首位打者、打点王でMVPを獲得。ベストナイン9度、ゴールデングラブ賞4度受賞。通算2132安打で打率.284、406本塁打、1285打点。五輪は00年シドニー、08年北京、WBCは09、13年に出場。19年限りで現役を引退し20年から2軍監督、昨季は1軍の作戦兼ディフェンスチーフコーチ、今季はヘッド兼バッテリーコーチを務める。

 ◇原 辰徳(はら・たつのり)1958年(昭33)7月22日生まれ、神奈川県出身の65歳。東海大相模では甲子園に春夏4度出場。東海大を経て80年にドラフト1位で巨人に入団。81年に新人王、83年にMVP、打点王に輝いた。95年に現役引退。通算1675安打で打率.279、382本塁打、1093打点。巨人監督を02年から計3度、17年間務め、リーグ優勝9度、日本一3度。09年のWBCでは侍ジャパンの監督として世界一に輝いた。18年に野球殿堂入り。

いやー原監督ももう65歳なんすねー、「若大将」と呼ばれていた時代がそんなに前の出来事なのかと。明らかに時代の転換期なんだろうなーとも。

ま、冷静に考えれば、去年のロッテの井口監督の時もそうでしたが「同じミスを繰り返して、しかも停滞期が訪れてベンチがお通夜モード」で「こりゃ新しい血の入れ替えをしなきゃ駄目だろうな」というのは致し方ない感はあったので、「選手やコーチは入れ替えるのに、最高指揮官の監督はノータッチかよ?」ってのが一番最悪なんすよね。しかも全権監督ってのは「結果のすべてを真っ先に受けとめて、そして責任を取る」という意味でもありますので。単純にコーチ陣をやめさせればいいってもんではないです、デーブ大久保氏とか阿波野秀幸氏とかを。

で、巨人のオーナー氏が数日前に原監督の去就についてお茶を濁す発言をした時点で「あ、これは監督交代もあるかもしれないな」とは思ったんですが、かつて巨人はずっとAクラス入りを果たしてたにもかかわらず「ずっと日本一になってないから」と当時の読売新聞の務台光雄名誉会長(この人は読売新聞では正力松太郎社主の懐刀・番頭役の人物で、正力さん没後は20数年間、読売新聞のドンとして君臨してました。この人が亡くなったあとに例のナベツネ氏がドンになった次第です)が、長嶋監督や王監督をクビにしたことがありまして、そういう歴史を考えれば、今の原監督にノータッチというのはまずありえない(何せ長嶋監督が1回目の監督時に首になった際に読売新聞の不買運動が起きても、それでもチーム改革を強行してましたから(苦笑))ので、驚きはしない反面、よくぞ決断したなーとも思う次第です。

そして次がウナですか…いやー、なんかそれこそロッテの井口元監督みたいに「指導者・指揮官としての引き出しの少なさ」が物凄く気になるんで、誰かひとり、巨人以外の世界も熟知している「中継ぎの監督」を挟んだ方がいいんじゃないのか?川相昌弘氏とか桑田真澄氏とか二岡智宏氏とか。

なお巨人の場合は戦前期の監督を除けば、「生え抜き、そしてエース投手か4番打者経験者(ただし引退後、藤田元司氏みたいによそのチームでコーチとかするのは構わないらしい)」という縛りが川上哲治氏以降(正確には水原茂氏以降らしいです)あるらしいんですが、これもそろそろどうよ?って感じだし、特に元エース投手および4番打者のとこが。ま、ウナが監督になっても「おい監督、そのカンピューターもいいかげんにしろよ」と時には諌めたり叱りつけたりする「監督の監督」みたいなヘッドコーチは欲しいかな、と(^_^;)。

DeNA・仁志2軍監督が退団 今季就任3年目は4位低迷 大家2軍投手コーチも今季限り(スポニチ)

そういう意味ではDeNAに移籍して引退して、指導者もやってきた「原辰徳氏のあとの背番号8」の仁志サンとかもね。

DeNAは3日、仁志敏久2軍監督(51)、大家友和2軍投手コーチ(47)が今季限りで退団すると発表した。

 仁志監督は就任3年目の今季はイースタン・リーグで59勝66敗7分けの4位。優勝した巨人に18・5ゲーム差をつけられた。大家コーチは18年から6年間同職を務めた。

 また同じく2軍の永池恭男内野守備走塁コーチ(49)、藤田和男育成野手コーチ(43)も退任する見込み。来季は球団スタッフとしての契約を打診されている。

しかし原監督と仁志氏の確執の話ってほんとなんだろうか。ちなみに巨人の4番打者にはなったことはないらしいんすけどね。

まあいずれにしても本当に退任するとしたら…原監督、本当に長い間お疲れ様でした。そして巨人軍も長嶋さんの「終身名誉監督」みたいなナイスな名誉職な肩書を用意してちゃんと花道は作ってあげてね(笑)

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あれでやめない・やめさせないんだからな、中日は。

中日・立浪監督「この秋から再出発」 4日にヤクルトが勝てば、球団史上初の2年連続最下位(スポニチ)

という意味では、中日は「2年連続最下位のピンチなほどの成績低迷でも観客動員が悪くないからオッケー」という判断はアホとしかいいようがない。

◇セ・リーグ 中日1ー3巨人(2023年10月3日 バンテリンD)

 中日は、今季最終戦を白星で飾れなかった。

 8回無死満塁の好機で岡林の遊ゴロ併殺の間に1点を返し零敗を免れるのが精いっぱい。岡林は4打数無安打で、2年連続の最多安打には届かなかった。

 4日のヤクルト戦の勝敗次第で、球団史上初の2年連続最下位に転落する可能性がある。

 立浪監督は試合後のセレモニーで「今年の成績と私への批判はしっかりと受け止めて、この秋から再出発します」と謝罪。「来年、生まれ変わったドラゴンズをお見せできるように」と逆襲を誓った。

米騒動の責任とってやめりゃいいのに(苦笑)。かの大正の米騒動の時も、当時の寺内正毅内閣は「米の値段を下げる弥縫策」と「マスコミに報道禁止を通達して圧力をかける」ことしかできなくて辞任して、藩閥内閣が終焉を迎えて原敬の日本初の政党内閣が成立した次第ですが…って、本物の米騒動を引き合いに出すな、と(爆)。

以上です。

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